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幸せな投資家の徒然記

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2005年11月10日
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こんばんは♪ 個人投資家の限界を知りつつも(苦笑)、先週のアーバン大量売買取引について色々推理していました。実は、超優秀投資家の夕凪さんの助言を受けて、おととい(11月8日(火))CSKに聞いてみました(余程のことが無い限り、普段は企業に直接聞くことはしません)。親切な方が応対して下さり・・曰く・・:

CSK「投資有価証券についてはCSK本体ではなく、子会社のCSKファイナンスおよびCSKベンチャーキャピタルの管轄になっています。本社では詳しいことがわからないので聞いて折り返し連絡します・・。」

待つこと30分・・・。

CSK「申し訳ありませんが、投資有価証券の売買動向についてはお答えしかねます。」
私「了解しました。ただ、一般に、11月に子会社が投資有価証券の売買をしていた場合、その影響は親会社であるCSKの下期決算には反映されることになりますよね?」
CSK「その通りです」

CSKの会社組織を調べてみたら・・・ありました、株を扱ってそうな子会社が・・(笑):

CSKファイナンス株式会社(設立 1990年4月4日 代表取締役社長 脇田 昌二)
資産流動化に関する業務支援や匿名組合の組成・管理、投資事業組合への出資など幅広い金融サービスを提供します。

CSKベンチャーキャピタル株式会社(設 立 2003年5月1日 資本金 1億円 代表取締役社長 石村 俊一)
日本におけるIT系ベンチャーキャピタルのパイオニアとして、IT・バイオテクノロジー分野の有望なベンチャー企業の発掘から育成、株式公開までを支援します・・・。

株主仲間の地蔵顔さんから教えてもらったのですが、CSKには、故・大川会長がスカウトした野村證券出身者が経営陣に多く、株式政策が好きで、業績が苦しい時に特益、良い時に特損を出すそうです。また、システム開発業界は全体の景気に対して遅行性があるので今期は業績が厳しいらしいのですが、本業が厳しい分、株の売却による特別利益で帳尻合わせをするのでは、という推測も出来るようです。そういえば、有価証券報告書を見ると役員には野村出身者が一杯(笑)、また過去にも色々保有株式を売却していたようですね・・:

2005年 7月 1日(金)11時14分(東洋経済オンラインニュース)
CSKはネクストコム株売却で思惑高まり4日続伸
 CSK(9737)は前場、安寄りした後40円高の4440円まで引き戻し4日続伸となった。前日に持分法適用関連会社のネクストコム(2665・東2)の保有株を売却すると発表、売却益を巡って思惑が高まり下値買いにつながっている。今回売却する株式は普通株式4万2290株で、売却先は野村証券を主幹事とする引受証券会社団で、ほかに野村証券が2230株を上限として追加的に取得する権利(グリーンシューオプション)も含まれる。ネクストコムの株価は、この日終値現在で48万5000円となっており、単純に売却株数を乗じて計算すると売却総額は215億円となる。同社では、売却株式、売却価格が未定であるため、売却益は確定次第公表するとしているが、今3月期の純利益は、ボーダフォン株などの売却益一巡から前期の過去最高に対して58%減益の140億円を予想しており、見直しの可能性が出てくる。同社は、コスモ証券(8511)の買収、日本フィッツの完全子会社化など金融サービス部門を強化する一方、業務的なつながりが薄いアルゴ21(4692)の保有株を売却するなど資産見直しを進めており、今後も憶測を呼ぶことになる。株価は、大幅純益減益予想を発表してつけた5月の3600円安値から積極中期計画を手掛かりにようやく4000円台央まで戻してきたところである。今回の売却益を1株当たりに単純換算して1株純利益に上乗せすると、PERは一気に超割安となる思惑もあり、2月のアルゴ21株売却当時と同様の短期急騰場面の再現も否定できない。

そして昨日(11月9日)出されたCSKの中間決算(平成17年4月1日~平成17年9月30日)と通期(平成17年4月1日~平成18年3月31日)の見通しは・・・中間業績予想(単体)は下方修正・減収減益通期業績予想(連結)は上方修正・増益で・・・上半期に減収減益となりながら、通期で利益を増額修正した理由は、「・・下半期は、安定して収益拡大を続けている金融サービス事業が好調に推移する見通し・・」だそうで・・・まさに本業(単体)の損を子会社を含めた連結で補う、という形ですね(笑)。

CSKの回答(返答できない)は予想されたものでしたが、本日(11月10日)、予想通りCSK(子会社のCSKファイナンス)のアーバン株売却が判明しました:

2005/11/10 10:30
<QUICK>5%ルール報告9日 URBAN(8868)――保有割合の減
財務省 11月9日受付
(提供者、保有株券等の数・保有割合、カッコ内は報告前の保有割合)
★発行会社:URBAN
CSKファイナンス 500,000株 1.22%( 5.39%)

つまり、CSKファイナンスのアーバン株式保有数は・・・:

 アーバン株式・発行済株式数 40,981,421株 x 5.39% =約2,208,898株[A]から
            ↓
 アーバン株式・発行済株式数 40,981,421株 x 1.22% =500,000株[B]

・・・に減ったということで・・・

CSKファイナンスは、[A]-[B]=約1,708,898株(4.17%)を売却した!!

ということになります(笑)。

11月4日(金)に行われた大口取引で記録に残っている大口売買は・・・:

                    購入株数   購入単価     購入代金
東証ToSNetによる立会外取引 100万株    6,706        67億600万円
相対取引による市場外取引  50万1600株 7,599.8712(平均) 38億1200万円
------------------------------------------------------------------
           合計     150万1,600株 7,004.59(加重平均) 105.28億円

・・と・・合計150万1,600株(東証立会外取引1,000,000株+市場外取引501,600株)でしたから、やはり売り方はアーバンの株式を約170万株売っていたCSK(CSKファイナンス)だったようですね・・・推測にすぎませんが・・。

CSKは3月末時点(180万株)より保有株数を増やしていたようで、保有割合が3月末(4.42%)から5.39%(約220万株)に上昇していたので(売却益も105億円を上回る)、今回5%ルール(5%以上の保有者は1%以上の変動で申告義務あり)に引っかかり、おかげでCSKのアーバン株売却が判明しました。また、CSKの売りが東証および日本証券業協会のデータ(アーバンの現発行済株式総数40,981,421株の3.66%=150万1,600株)より多い4.17%(=約1,708,898株)だったことも分かりました。今回の大口取引で、CSKがアーバン株を売却したことは、売り圧力懸念が減少したともいえ、hiro110-8さんが指摘していた通り、需給面では好材料かもしれません♪

ただAKIさんおよび夕凪さんが指摘している如く、一社(CSKファンナンス)がわざわざ立会外取引(ToSNet)と市場外取引の2手に分けて売買(しかも取引価格も異なる)という随分ややこしいことをしていた可能性があります。夕凪さんが推測しているように、行き先(買い手)は同じ所ではないかも知れませんね(AIG???及び誰か???)。

ふ~大口取引って大変・・(苦笑)。もうこれ以上は一個人投資家では追えない問題ですし・・・誰が売ろうと誰が買おうと・・・「株価は最終的には業績に連動する」と思いますので・・今回の大口取引の件に関する素人の推測は終わりにし(笑)、経営状況・業績動向を引き続き注視していきます♪ ただ自分にとっては大口取引のあり方、アーバンの株主情報など、大変勉強になりました。hiro110-8さん、夕凪さん、AKIさん、ご意見ありがとうございました。本件については、アーバンに影響がありそうな関連情報が出たら、また取り上げますね♪

P.S. 何気なく立ち読みしていた週刊誌SPA!(11月15日号)の特集[猿マネ投資術]に相互リンクして頂いているayumixファンドで有名なあゆみさんが出ていたのですが、次のページを捲ると・・またまた相互リンクして頂いている石川臨太郎(リスクテイカー又はtoms2121)さんが出ていました。驚いたのは、推奨銘柄で、現金・土地持ちの資産株がお好きなはずの石川さんが推奨していたのは、成長株アーバン(8868)でした・・。推奨文も「公共機関と連携云々・・」とどこかで聞いたような・・???・・・そうでした・・・石川さんは10月29日のDAIBOUCHOUさんのオフ会に出席してらしたのでした(笑)。アーバン推奨、ありがとうございました♪♪♪

☆ 今日の五天王(+アセットI)(株価は11月10日終値)

ダヴィンチも、フーも、アーバンも・・いい加減、下げ止まってよね!!!(涙)(アセットMについてはもう何が起こっても驚かず・・諦めの心境です(苦笑))。しかし・・優待株のうち放置のスターバックス(2712)が連日ストップ高。売りたくなるから余り急騰はして欲しくないです(苦笑)。





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最終更新日  2005年11月13日 18時32分25秒
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