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幸せな投資家の徒然記

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2005年12月16日
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カテゴリ:フージャース
こんにちは。予告通り(?)社外取締役に就任が予定されている元ユニクロ現リヴァンプ代表取締役の澤田氏についての関連記事を参考までに掲載します♪

澤田氏は、11月29日にフージャースから「本社移転のお知らせ」とともに「社外取締役候補の選任に関するお知らせ」で出ていた「マンデベNo.1」および「ブランド」確立戦略の下、一流企業(伊藤忠商事出身)の経験・「衣」の世界での実績に基づく助言を期待されている方です。私自身は、フージャースにはユニクロを超えて・・・トヨタ自動車やキャノンのような企業になって欲しいですけど・・(笑)。

澤田氏・・経歴を見る限り、やはり知り合いの知り合いの可能性が高い・・・調査しようかな(笑)。

ただ・・日経記事の見出しや文中の「支援」という言葉・・なんだか「困っている落ち目の会社」というイメージを植えつけるようで不満です。フージャースは「更なる成長」を妥協無く求めるために外からの助言も柔軟に受け入れるということだと思うのですが・・(苦笑)。その趣旨では、日経産業新聞の記事の取り上げ方の方が的を得ていると感じました。また「土地の仕入れ情報」の面でもメリットがありそうな提携というのも好感。

日経流通新聞MJの記事も「成長している企業をさらに成長させる」という趣旨は良いです。インタビューでは、澤田氏の発言がやや「偉そう」に感じるかもしれませんが、活字というのは本当に難しいものです。というのも・・・先日、フージャースの廣岡社長インタビューに参加させて頂いたのですが、送って頂いた掲載予定の原稿を見てもうビックリ!!そこには「偉そうに・・傲慢に・・質問している」自分がいました(大汗)。非常に焦りました・・。当然のことながら自分ではそんなつもりは全く無かったのですが、話す口調や表情が伝わらない「活字」だけの印象は、自分でも全く想像もつかない様相になることがあるのです。私も生徒の一人として参加した藤巻先生の経済教室の本でも、同じように「字」だけの印象の恐さを感じました。今回も恐らく、澤田氏に廣岡社長を下に見ている気は全く無いと思いますが、記者の編集の仕方、活字だけの情報、ということで実際の印象とは違うかもしれません。

「字」だけの情報の恐さ・・・という点では、ブログも一緒ですね(苦笑)。気をつけます・・・。では、以下、参考記事です(太字は筆者によるものです):



2005年11月30日 日本経済新聞(朝刊, 12ページ)
フージャースコーポレーション(2006年6月下旬)取締役、リヴァンプ代表取締役沢田貴司
リヴァンプ、フージャース支援へ。


リヴァンプ(ユニクロ元幹部が設立した企業再生会社、東京・渋谷) 十二月、マンション開発のフージャースコーポレーションの支援に乗り出す。非常勤取締役を派遣するほか資本参加や常勤幹部社員の派遣も検討する。フージャースは売上高の拡大が続いているが、ブランド力を強化し一段の成長を後押しする



2005年11月30日 日経産業新聞(31ページ)
フージャースの社外取締役、リヴァンプの沢田氏。

マンション開発中堅のフージャースコーポレーションは二十九日、「ユニクロ」を運営するファーストリテイリング元副社長で、企業再生会社リヴァンプ(東京・渋谷)の沢田貴司代表取締役=写真=を社外取締役として迎え、十二月一日付でコンサルティング契約を結ぶと発表した。沢田氏を迎え入れることで、顧客需要を迅速に商品企画に生かせる組織体制を構築するとしている。
 沢田氏は来年六月の株主総会を経て正式に就任する。ファーストリテイリングの副社長として振るった商品政策での手腕をフージャースでも生かす。
 両社は今後、資本提携も含めて協議を重ねていくとみられる。リヴァンプはファーストリテイリングの玉塚元一前社長と沢田氏が設立し、ロッテリア支援の方向で調整している。フージャースコーポレーションはリヴァンプが再生する企業の遊休地などでの開発があった場合は積極的に検討するとしている。



2005年12月5日 日経流通新聞MJ(4ページ)
リヴァンプ本格始動、沢田貴司代表に聞く――企業の成長加速後押し。
「ユニクロ流生かす」


企業再生会社、リヴァンプ(東京・渋谷)の活動が本格化してきた。ロッテリアへの経営参画を決めたのに続き、来春には沢田貴司代表がマンション開発のフージャースコーポレーションの社外取締役に就任する予定だ。沢田代表は日経MJのインタビューで、「経営不振の企業だけでなく、成長している企業をさらに成長させるお手伝いをしたい」と強調、「マンション業界の成長余地は大きい」と話した。主なやり取りは次の通り。
 ――ファストフードの次はマンション。まったく異なる業界で、唐突な印象を受ける。
 「今年九月の講演会の直後、フージャースの広岡哲也社長から『会いたい』と連絡があった。広岡社長は品質を追求する経営理念を熱っぽく語った後、恥ずかしそうに価格訴求のチラシを見せてくれた。顧客に経営理念を伝えられるブランドを構築したいという話で、かつてのユニクロと似ていると思った」
 ――具体的に何が似ているのか。
 「ユニクロも価格訴求のチラシで集客していたが、いまではハイセンス、ハイクオリティーのブランドに生まれ変わった。こうした『革命』を起こすには、テレビコマーシャルなど表面的なお化粧だけでは駄目で、商品から販売の仕組みまで小さな改善を愚直に積み重ねなければならない

磨けば光る企業多い

 ――成長を支える組織作りは。
 「自分がユニクロに入ったときの売上高は五百億円程度。短期間で四千億円に成長し、反動で三千五百億円に落ち込んだ。どうやって組織を作りあげ、どうモチベーション(動機付け)を与えるか。ユニクロで学んだことを生かしたい」
 ――マンション開発の成長余地は。
 「マンション業界のことはこれから勉強するが、フージャースの広岡社長の経営理念と謙虚な姿勢に感銘を受けた。成長の余地は非常に大きく、何かお手伝いしたい」
 ――(リヴァンプは)経営不振企業の再建が目的ではなかったのか。
 「それだけではない。日本には磨けばもっと光る企業がたくさんある



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最終更新日  2005年12月17日 09時04分02秒
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