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幸せな投資家の徒然記

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2006年03月21日
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カテゴリ:フージャース
こんばんは♪ 王ジャパン、WBC優勝おめでとうございます♪ キューバも凄いチームだけど、日本チームの気迫が勝っていましたね。初回、ホームランを打たれた時の松坂投手の引き締まった表情が勝利への執念を感じさせました・・。

王さんには、少し特別な思いがあります。王さんのお嬢さんたちと私は学年は違いますが同窓生で、高校の学園祭で私たちがやっていた和風喫茶店に王さんがご一家で来てくれたのです!!飾らない人柄に緊張しつつお茶とお煎餅を出した・・・懐かしい思い出です♪

今回、日本チームには「サムライ」を感じるというコメントが多かったですが、米国戦で明らかに不正な判定があった時も、王監督はじめイチローなど選手たちは言うべきことは主張したものの、感情に走ることなく非常に「冷静」でした。そう、真のサムライ精神は「抑制心」なのですよね。「己に勝つ」克己心といってもいいかもしれません。まさに今回の日本チームは辛抱しながらも諦めず、不満を内なる熱い思いに昇華、上手く戦うエネルギーに変えていたように思います。「凄いプレッシャーだった」と自らも認める中で実力を発揮、期待以上の活躍をするイチローという選手は、改めて「本当のプロ」だと感じ入りました。

誇り、克己心、他者への配慮・・・真のサムライ精神は、歴史に造詣の深い友人に教えてもらった本「ある明治人の記録」にもよく現れています。戊辰戦争で「負け組」となった会津への理不尽な仕打ちによる底辺の暮らしから、「北清事変」での高い規律により各国から賞賛される陸軍中佐・柴五郎の生涯を描いた本で、明治という時代を理解するためにも、是非、読んで欲しい一冊です。本ブログの巻頭に掲げたオススメ漫画「日露戦争物語」にもサムライが沢山出てきます。特に主人公の秋山真之(バルチック艦隊との日本海海戦における作戦参謀)の兄・秋山信三郎の自己を律する姿勢は本当に凄いです。

「ある明治人の記録」会津人柴五郎の遺書(中公新書)
ある明治人の記録


☆ フージャースについて一考-捕捉

(以下は、一個人株主としての「贔屓」が入っているコメントであることはご留意下さい)

昨日のブログでは、フージャースが何故、優れたファンダメンタルズ(と思われる状況)にも関わらず積極的に買われない理由について、自分の勝手な推測を書きました。様々な要因が絡んでいると思いますが、つまるところ・・今のフージャースは成長過程における「中途半端に見える」時期なのかな・・と。

DAIBOUCHOUさん等が買ったPER4倍から昨年時価総額500億円までの時期が「小型成長株」としては恐らく「一番美味しかった」時期でしょう。勿論、フージャース自体は次の成長ステージに向かって引き続き経営努力を続け、進化していると思います。ただ、一般の投資家にとっては「一番美味しい時期」が一旦終わり、今後はある程度成長するだろうが急成長(株価急騰)が期待される新興企業でもなく、安定感・ブランド力のある大手企業でもない、投資妙味に欠ける中堅マンデベ業者に見えるのではないでしょうか。

残念ですが、このように市場で低く評価される状況は、新興企業が真の優良企業として成長していく過程では、ある程度止むを得ない段階なのかもしれません。

ただ、月並みな表現ですが、さなぎが蝶になるように、経営努力を続け、企業体質を強化し、確実に実績を積み上げていく企業はいつか評価される時期が来ると思っています。

子犬は可愛いけれど、成犬になるまではなんか可愛くない・・でもいつかは立派な犬になる・・

おたまじゃくしは可愛いけれど、手足が生え始めた姿は気持ち悪い・・でもいつかはちゃんと蛙になる・・

子ライオンは可愛いけれど、若いライオンはまだ弱くて雌ライオンにも相手にされず立場もツライ・・でもいつかは立派な雄ライオンとして平原を支配する・・


・・・WBCで舞い上がっている一個人投資家の夢想かもしれませんが(笑)・・フージャースには引き続き成長して欲しいと願っています♪♪

(昨日のブログで引用したモーニングスター社の組入れファンド検索数字ですが、凡その目安として参考までに引用したものです。)





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最終更新日  2006年03月21日 23時43分00秒
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