幸せな投資家の徒然記

こんばんは♪　自分の戒めとして検証している月次パフォーマンスですが、プラスに転じた3月から4月は再びマイナスとなり、前月比▲4.0％・年初来▲9.2％と、TOPIXもなかなか抜けません（苦笑）（現物株時価総額のみ、信用取引分は除く）。

分散し過ぎMy　PF（とうとう現物株は70銘柄の大台に迫っています（汗））では、引き続き「（国際）優良株」（トヨタ、ホンダ、キャノン、コマツ、ブリジストンなど）が強いですね


☆　ホンダが株式分割・キャノン第1四半期好調

個人的に一番驚いたのは、本田技研工業（7267、以下ホンダ）の株式分割発表でした。今回の株式分割は、6月30日時点の株主を対象にした１：２分割ですが、ホンダのような時価総額が7兆円超・発行済株式総数が9億株を超える大型株（東証基準：発行済株式数2億株以上）では意外でした。実際、ホンダが過去株式分割を行ったのは1983年で（１：01分割）、株式分割は約24年振り、かつ前回を大きく上回る規模です（株式分割後の当社発行済株式総数1,834,828,430 株）。

株式分割は、ホンダの福井社長の発言によると「取引価格を50万以下にするという東証の基準に従った」ということですが、好業績（決算短信）に支えられての株式分割実施だと推測されますね。

キヤノン（7751）も純利益が前年同期比16％増となる好調な2006年12月期第1四半期決算を発表、前提となる予想為替水準がやや円安過ぎるかもしれませんが、10000円台に向けた上昇を期待しています。

余り話題になりませんが、キャノン、ホンダともROEが17～18％と下手な新興企業より収益性が高い一方で、キャッシュフロー倍率が10～13・現金等を7000億円～1兆円保有する超優良財務の企業かつ配当利回りが1.5％～1.1％と東証一部平均を上回っています。これからテンバガー（10倍株）になることは無いでしょうが、現時点ではPFに継続保有したい優良株銘柄と考えています（現行PERはホンダ12倍、キャノン17倍）


☆　アーバン：GSが目標株価引下げ・「投資推奨」は継続

アーバン（8868）は、4月5日にドイツ証券が目標株価を引下げていましたが（￥2600→￥2400、投資判断は「BUY」継続）、4月25日、ゴールドマンサックス証券（GS）も目標株価引下げました（￥3000→￥2300）。但しドイツ証券同様、「現在の株価は清算価値程度でしかない」とし、「投資推奨銘柄」としてレーティングは「アウトパフォーム」、カバレッジ・ビューは「アトラクティブ」を継続したらしいですが・・・。5月16日発表の決算を待ちたいと思います。アーバンの株価、昨年来▲35％ですか・・

（引用開始）2006年 4月 25日12時06分
◇＜レーティング情報＞ＵＲＢＡＮの目標株価を2300円に引き下げ、投資推奨銘柄継続
　ゴールドマン・サックス証券は25日付モーニングサマリーで、不動産流動化を手がけるアーバンコーポレーション<8868.T>の目標株価を3000円から2300円に引き下げた。中長期的なリスクを織り込んだDCF価値（WACC5.7％）が根拠。ただし、現在の株価は清算価値程度でしかないと。不動産市況のピークアウトを認識する段階ではないと考え、投資推奨銘柄を更新する。レーティングはアウトパフォーム、カバレッジ・ビューはアトラクティブ。
　金利上昇はあってもキャップレートの上昇は今後２～３年は起こらないと見ていること、投資不動産市場の潜在市場規模は大きいことによるもの。
（引用終わり）。


好業績・増配傾向で比較的割安と思われる大型優良株（及び優待株）の割合を少し増やしていますが、これからも各銘柄の業績動向を検証しつつ相場の傾向（トレンド）を鑑み、資金・リスク管理を徹底・効率的な運用を心がけていきたいと思います♪

保険料・買物・旅行・ゴルフのために一部売却・出金した概算ですが、以下、パフォーマンス推移です（時価総額は現物のみ／信用を含まず・手数料差引後の数字・配当・確定利益は含みません）：

☆　My　PF
☆　パフォーマンス

［日本株］時価総額（現物株）*

　　2006年　　　　　　　　前月比　　　　　　　　　　年初来

　　　　　1月　　 　 ▲0.5％　（TOPIX+3.7％）　　▲0.5％　　（TOPIX+3.7％）
　　　　　2月　　 　 ▲8.4％　（TOPIX▲2.9％）　　▲8.8％　　（TOPIX+0.6％）
　　　　　3月　　 　 ＋3.8％　（TOPIX+4.1％）　　▲5.4％　　（TOPIX+4.8％）
　　　　　4月　　 　 ▲4.0％　（TOPIX+0.1％）　　▲9.2％　　（TOPIX+4.8％）


「ピンカス・リベンジ・ファンド」（2005年6月30日～家族の資金の一部を委託運用）

買付銘柄　　　　　　買付日　取得価格　投資金額　時価　損益額*　損益率**　
フージャース（8907）6月30日　450000　　450600　467000　+15875　　+3.5％
ダヴィンチ（4314）　　同上　　314000　　314593　635000　　+319882　+101.7％
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合計投資額　　　　　　　　　　765193　　1102000　　　　　　+335757　+43.9％
キャッシュ残高　　　　　　　　　250086　　　　　　　　　　
*　売買手数料を含む投資来損益。**　投資金額に対する割合。

［追記］☆　ダイエット・パフォーマンス：前月比ほぼ変わらず♪

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☆　名残の桜：京都桜散策

桜前線も青森に向かったようで・・・4月初め、京都で遊んできた今年最期のお花見です。京都は枝垂桜が多いためでしょうか、東京より開花が遅かったですね。

☆　平安神宮：谷崎潤一郎「細雪」でも有名ですが、ここの「紅枝垂れ桜」はいつ見ても本当に美しいです。ただ少し早くて蕾も多かったのが残念。元々京都の近衛家にあった桜を津軽藩主が持ち帰り育てたとされ、明治時代の平安神宮創建にあたり仙台市長が苗木を寄贈した「里帰りの桜」であることを今回、初めて知りました。
☆　京都御所近くの「たん熊北店」の桜しんじょう（レディースカードで10％引）



☆　谷崎潤一郎「細雪」


☆醍醐寺：秀吉晩年の「醍醐の花見」で有名ですが、宝物館（霊宝館）の前庭の枝垂桜群が圧巻です。建て直し前は桜がもっと沢山あったような気もしますが・・。醍醐寺では、発祥の地である「上醍醐」まで登るのがオススメです。



☆　京都御苑：京都御所紫宸殿（右は左近の桜です）・拾翠亭（昭和天皇のご生母・貞明皇后の実家でもある五摂家の一つ・旧九条家の別邸茶室）の待合障子・御苑には桃の園もあります・最大公家勢力だった近衛家の屋敷跡の糸桜も繊細できれい　明治天皇が東京に遷られるまで、京都御苑の中は公家の屋敷でギッチリだったのですネー。



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［追記］☆　okenzumoさんセミナー

フージャース個人株主の大御所・okenzumoさんが６月１１日（日）に個人投資家向けセミナー「初心者のための超カンタン「企業分析」入門講座を行うそうです　

内容は「実践！業界分析シリーズ　～不動産編～」で投資初心者のために「カンタンで実践的な投資法」を紹介。「3800社の中から効率よく銘柄を探す厳選３方法」「同業他社をピックアップ～割安度のチェックまでの『カンタン４ステップ』」「比較に必要な３つの視点」「『成長性』『収益性』『健全性』を読み解く『鍵』」「マンションデベロッパー業界で把握すべき厳選２指標」「Okenzumo先生流『定性分析の極意』」が学べるセミナー（対話式及び受講者専用ホームページで個別アフターフォロー付き）だそうです。興味をもたれた方は以下より申し込み下さいませ（左欄の「おすすめセミナー」６月１１日の項から申し込めます）

　
　

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東京は晴れで始まったゴールデンウイーク。季節は新緑の眩しい時へ。5月も皆さん、そして私にとって良き時節となりますように

（横田めぐみさんのお母様の会見は素晴らしかったです。一日も早く拉致家族の皆さんが再会できることを願っています。）

☆　本日の五天王（+アセットＩ）［終値は5月1日（月）］