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カテゴリ:フージャース
こんばんは♪ 昨日6月24日(土)は、MyPF中最大銘柄のフージャース(東証一部8907)の株主総会でした。多くの株主仲間の方々ともお会いできて充実した楽しい一日でした(皆さま、ありがとうございました)
明日6月26日(月)が1:3株式分割権利取り最終日となりますが、株価にも頑張って欲しいものです(笑)。今年の株主総会・懇親会の要点は: ☆「フージャースは成長のステージは変わりつつあるが、やはり良い会社」 ☆「No.1マンションデベロッパーを目指し、今後も成長できる体制作りを進めている」(リヴァンプの助言含め) ☆「今後も経常利益20~30%超成長、自己資本比率30%超を続ける」 ↓ ☆☆☆ 個人的な結論:確かにこれまでのような急成長(+70%超増益)は難しい規模・段階になっていますが、業績を検証・見守りつつ、割安成長株としてフージャースへの投資継続に変わりなし 以下、株主総会・懇親会の模様を自分なりに綴ってみますが、記憶違い・聴き漏れも多々あると思います。また会社側の回答の言葉使いは簡潔な表現に改めています。株主としての「贔屓」が入っている点はご注意下さいね ***************************************************************** フージャース株主総会:6月24日(土)箱崎ロイヤルパークホテル3階 ロイヤルホール 1.11:00~11:25 廣岡哲也社長による営業報告 2.11:25~12:00 株主からの質問・応答(受付番号と名前を名乗り質問) 3.12:00~14:00 株主懇親会(会場移動、美味しいランチ付) ざっとですが、出席人数は260人程度で昨年より増えているようでした(2006年3月末時点の株主数は4,316名で、前期末比1,464名増えています)。 1. 社長による営業報告 昨年同様、新たな資料配布は無く、予め株主に郵送してあった資料(「第12回定時株主総会紹介ご通知」)を活用、滞りなく終了。 昨年7月16日(土)の日経主催個人投資家向け会社説明会で初めて株主総会以外の公の場で「首都圏No.1のマンデベを目指す」目標を明言したフージャースでしたが、今回「企業集団の対処すべき課題」でも「No.1マンションデベロッパーになることを長期的な経営目標とし、マンション分譲事業に徹底的に取り組んで」いくことを基本方針としています。更なる成長を継続していく課題として以下の3点を認識: (1)内部体制(組織・人材)の強化:最重要ポイント (2)商品企画力の向上:多様化する顧客の価値観等に対応・顧客から学ぶ姿勢等の維持・「ものづくりへの思い」の全社員共有 (3)ブランディングの強化:「フージャースのマンションに住みたい」「フージャースで働きたい」と思われるトップブランドを目指す 2. 株主からの質問・応答(議案決議前) 質問(1) 「日銀の政策(ゼロ金利解除等)の影響について」 社長回答 「金利の先高感は懸念材料と認識している。」 「但し、会社の資金調達上は心配無し。金融機関とは良好な関係にある。また、ここ半年、借入金利の固定化を進めている。当社の場合は土地代の比率が少なく、必要な資金の半分を借入・半分を自己資金で賄っている。」 「業績には影響が無い。」 「(2年程前から)懸念しているのは、顧客のローン金利上昇。会社の対応としては、業績拡大で一般管理費を引き下げ、コストを引き下げていく。また、金融機関も多様なローンを用意するようになった点は好ましい。金融機関とは公庫が直接来て話し合うなど良好な関係を深めており、顧客向け金融サービス向上を進めるべく努めている。」 質問(2) 「勤続年数が伸びていないが、人材入替が多いのか?」 社長回答 「社員約100人のうち新人が10~15人、中途採用5~10人の割合になっており、若い会社ということもあり、全体の20%は社歴1年以下になるため勤続年数は短く出る。業界の中では離職率が大変少ない。1年目で退職するのは新人0~1人、中途採用2~3人程度。」(注:フージャースの従業員数は男性48名(+7名、平易金勤続年数2年10ヶ月)+女性48名(+4名、同3年8ヶ月)=合計96名(+11名)) 質問(3) 「配当性向10%で低いが理由は?」 社長回答 「配当性向については全体平均と比べて高いはないが、毎年増収増益することで実質増配を継続しており、これからも増配は行う。」 「『更なる成長・株主価値増大』が最重要課題なので、内部留保を優先している」 「将来の成熟期には、配当性向を上げる予定だが、来期、来々期はまだまだ成長期。」 質問(4) 「使用しているエレベーターは?」 社長回答 「シンドラー社製はゼロ。日立、ナショナルなど国内大手企業製。エレベーター管理はメーカー直系なので心配は無いと思う。」 質問(5) 「リヴァンプの澤田氏の役割」「ブランド力向上戦略について」 社長回答 「ブランド向上には時間がかかり、広告等ですぐどうなるものではない、というのが取り組んだ第一の実感。具体的な成果はまだ無い。」 「地道に良いものを作り、顧客の信頼を向上、アピールしていくしかないと感じている」 「リヴァンプからは社員が1人『常駐』で派遣されている。」 「今後2000~3000戸体制に向かうため業務・組織を見直し中」(注:18年3月期の契約戸数1,110戸、引渡し戸数は1,254戸・1区画) 質問(6) 「埼玉県の物件で近隣住民と上手く行っておらず、工事用の電気も来ていないと聞いている。13階建てで来年3月竣工は間に合うのか?」 小川取締役回答 「個別の物件については回答できないが、近隣住民に対する基本的な考え方は:(1)法令順守、(2)植栽など環境配慮、(3)設計・工事業者任せにせずマネージャー以上の社員が直接説明、(4)理解してもらうまで説明。工事は一般に基礎部分には時間がかかるが(特に斜面地)、1ヶ月に2階づつ出来るため、工期は間に合う予定。」 質問(7) 「取締役・会計監査役の責任限定の理由は?」 社長回答 「会社法に従い、責任をより発揮するためと認識」 「根底は取締役・会計監査役の『倫理観』の問題」 質問(8) 「大宮の大型物件の状況は?」 社長回答 「複合第一弾の物件で、18000坪にマンション2000戸と戸建て70戸、およびスーパー『ヤオコー』とフェニックスなどのショッピングモール(130~140店舗)が入る。大規模な土地は割安に仕入れられるため利益率は高くなる。」 質疑応答終了後、拍手にて全ての議案が賛成多数で可決。 最後に、新たに取締役に選任されたリヴァンプの澤田氏が一言挨拶(「ベストを尽くします」)、社長の挨拶で株主総会は11時54分に無事閉会しました。 ところで・・・途中、思いがけぬ方が隣の席に・・・(笑)。再会できてとても嬉しかったです 3.懇親会(経営陣、社員との直接対話) え~と・・・結論からいうと、ついつい久しぶりにお会いした株主仲間の皆さんと話し込んでしまい・・途中まで会社側の話をほとんど聞いていませんでした ただ、 「丸の内に本社を移転したが、非常に活用できている」 「2007年3月、初の茨城物件が出る予定」 「複合開発の展開」 というようなことを述べていたような気が・・します(大汗)。 ただ、今年も懇親会は大盛況、料理も豊富で美味しかったです: ☆ 懇親会風景・料理 ☆ リヴァンプ澤田氏 途中から情報収集作業に従事(笑)。ケーキ(凄く美味しかったそう・・・)は食べ損ないましたが(涙)、新しく取締役になったリヴァンプ澤田氏と直接お話できました。「フージャースは予想より良い会社」「急成長している企業は人・組織の体制作りが欠かせない」「更なる成長のためには日々の業務を見直し、きちんと積み重ねていくしかない」と地道な努力を強調していたことが印象的でした。リヴァンプからは社員一人がフージャースに常駐していますが、澤田さん自身も取締役会出席など、週一回はフージャースに行っているそうです。 リヴァンプ澤田氏:爽やかな方です(ご本人の許可を取っての撮影・掲載) 最後に経営陣の挨拶: 営業担当の安藤取締役「若い人が頑張っている。営業環境は凄く良い」云々。 リヴァンプ澤田氏「ビジネスに奇策無し。少しづつ改善しつつ、少しでも良いものを提供できるようにしたい」云々。 廣岡社長、いつもありがとうございます。頑張って下さい *************************************************************************** 顔見知りの株主仲間が増えたこともあり、懇親会はあっという間に終了。拙い報告ですが、間違いなどがありましたらご指摘頂けると幸いです。 フージャース、および株主仲間の皆さま、ありがとうございました [追伸]懇親会の席等で一部の株主仲間の方々へ色々お願いして申し訳ありませんでしたが、宜しくお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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