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カテゴリ:アーバン(不動産流動化)
こんばんは♪ なんだか方向性に欠ける展開が続いている日本の株式市場ですが、保有銘柄のアーバンコーポレイション(東証一部8907)が戸建て会社を傘下にするIRを出しています。
2006年11月1日付けアーバンIR↓ 簡易株式交換によるワウハウス株式会社の完全子会社化に関するお知らせ IRにある如く、ワウハウスは広島県福山市を基盤にする戸建て住宅会社だそうですが、小規模ながら業績は良いようです。(P5参照) フージャースは自前で戸建て事業を始めましたが、アーバンは戸建て会社を傘下にする形式で戸建て事業に進出するようです(まだ具体的なプロジェクトはないですが)。住宅専門企業のフージャースと流動化事業を平行して行うアーバンとの経営戦略の違いだと思います。 株式交換による子会社化で、恐らく両社の主要取引銀行である広島銀行の仲介かもしれませんね(確証がある訳ではありません)。業績への影響も無いようですが、負担なく事業を拡大する一つの施策でしょう [追記] 日経新聞の広島版に上記に関する記事が掲載されました。ご参考まで *****[引用開始] 2006年11月2日 日本経済新聞 地方経済面 (広島), 23ページ アーバンコーポ、福山の戸建て業者買収、マンション複合開発狙う。 アーバンコーポレイションは一日、戸建て住宅を手がけるワウハウス(広島県福山市、藤井義男社長)を簡易株式交換により完全子会社とすると発表した。本業の不動産流動化や分譲マンションの開発に加え、戸建て事業を収益の柱に育てる。中期的にはグループで年間五百―七百戸程度の戸建て販売を目標とする。 アーバンコーポは子会社のアーバンコミュニティ(東京・千代田)を通して戸建て住宅を展開しているが、販売戸数は年間で約五十戸にとどまっている。ワウハウスをグループに取り込み「マンションと戸建てを組み合わせた複合開発など事業機会を拡大する」(井沢光徳専務)という。戸建てを強化し、消費者の幅広い需要に応える。 ワウハウスはアーバンコーポの子会社となり、事業エリアの拡大や財務基盤の強化につなげる狙い。大阪など関西へ本格進出する方針。土地の仕入れ情報の共有なども進め、戸建て事業を拡大する。 株式交換は十二月十三日付で、ワウハウス株一株に対してアーバンコーポ株四百六十株を割り当てる。ワウハウスの発行済み株式は千六百五十株で、資本金は八千二百五十万円。アーバンコーポは役員の派遣を検討する。中期的にワウハウスとアーバンコーポの戸建て事業を統合する計画だ。 ワウハウスは広島県や岡山県などで年間三百戸程度の戸建てを開発、販売している。二〇〇六年五月期の売上高は八十四億円、経常利益は三億八千万円。土地を取得し、買い手が決まってから戸建ての建築を始める「売り建て」を手掛けている。 【図・写真】アーバンコーポが子会社化するワウハウスの施工例 *****[引用終わり] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月03日 20時11分53秒
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