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幸せな投資家の徒然記

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2006年11月06日
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こんばんは♪月星 今日は朝方こそ売られましたが、国際優良株および好業績株には徐々に買いが入る展開で、結局日経平均はプラス引け。しかし・・・不動産および不動産流動化銘柄は軟調でしたね・・雫

今日の日経新聞記事(以下参照)もマイナスに作用したようですが・・・・クレディ・スイス証券(以下、CS証券)のレポートも注目されているようです:

*****[引用開始]

2006年11月6日(月)日経新聞・夕刊一面

REITの不動産取得額が半減・4-9月、物件価格上昇で

 不動産投資信託(REIT)が購入する新規物件が大幅に減っている。4―9月の取得額(契約時ベース、新規上場分を除く)は2426億円と前年同期を49%下回った。優良な不動産を巡るファンド間の獲得競争で物件価格が上昇、運用利回りの維持が難しくなっている。証券取引所で日々売買される価格の低迷で公募増資がしにくかったことも響いた。
 REITは2001年9月に取引が始まって以降上場が相次ぎ、現在は39銘柄。資産規模も年々拡大している。ただ上場後1年以上が経過した16銘柄で4―9月の取得額を比べると、日本ビルファンド投資法人など11銘柄が前年同期実績を割り込んだ。 (16:01)


2006年11月 6日(月) 17時7分 株式新聞社ニュース・ダイジェスト

不動産株がさえない、クレディスイス証が「安閑としている時期は去ろうとしている」と

 不動産株がさえない。業種別値下がり率で2位となった。リサ・パートナーズ <8924> が2万3000円安の52万2000円、アーバンコーポレイション <8868> が56円安の1686円、平和不動産 <8803> が25円安の757円でそれぞれきょうの取引を終えた。
 クレディ・スイス証券は2日付リポートで、不動産セクターに関し「昨今のさまざまな状況を鑑みると、同セクターに対し安閑としている時期は去ろうとしているかもしれない」と述べ、今回は「オーバーウエート」の評価は据え置くが、「警戒レベルに来ていることは十分留意すべきであり、不動産市況への資金の流れに変化が出れば投資評価を引き下げる可能性がある」とした。
 同証は次の事象を具体例として挙げながら懸念を述べている。(1)運用している不動産ファンド約3500億円をオフバランスからオンバランス化することを求められて、上期決算発表を延期したシンプレクス・インベストメント・アドバイザーズ <8942> に端を発する会計基準変更リスク(2)金融商品取引法施行により来年度からは金融庁による不動産私募ファンドへの監視強化が始まること(3)金融庁と日銀による、不動産ファンドを含めたリスク商品への地銀の投資監視強化など当局の動き(4)今期から適用される銀行に対する新BIS規制によるリスク商品へのリスク掛け目の引き上げによる投資の手控え懸念。

*****[引用終わり]


日経の記事も・・・CS証券の懸念材料(1)~(4)も・・・既に随分前から言われていたことで、特に目新しい材料では無いと思うのですが・・。

REITの物件仕入れに関しても、市況に応じて「割高」な物件を仕入れないよう調整するのは当然のことだと思うのですが・・・。

CS証券のレポート全文を読んだ訳ではないので・・・誤解があるかもしれませんが・・・CS証券の「安閑・・」云々のくだりは??? 昨年のようなほぼ一貫した上昇相場であればともあれ・・・今年のライブドアショック以降の波乱相場で不動産および不動産流動化株への投資で「安閑」としていた投資家なんているのでしょうか???

個々の企業の業績や経営努力を無視し、手垢のついた材料を並べ立てて・・不安を煽る・・・こうしたいい加減なレポートを出す方こそ・・・「安閑」としているのではないでしょうか。


*****

非常に優秀なアナリストも存在しますし・・・証券会社のアナリストや企業評価が全ていい加減とは考えていませんし・・・時には証券会社のレポートを参考にすることもあるのですが・・・

今回の「安閑」・・という言葉は、余りにも投資家を見下した言い方だと思い、感じたところを書いてみました。(ただ上記の如く、レポートを抜粋した記事を読んだだけの感想ですから、私の解釈が間違っているかもしれませんが。)

勿論、永遠に繁栄が続く業界などありませんし、株価に変動は付き物です。また全体(森)の状況を見るのも大事です。但し、同じ業界でも企業によって優劣は当然ありますよね。全体を見つつも・・個々の企業の動向・業績を今後も注視していきたいと思います。





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最終更新日  2006年11月07日 00時45分01秒
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