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カテゴリ:フージャース
こんばんは♪ 今日も日本市場は全般的には上昇したようですね。個人的には中間決算が終わり、配当が振り込まれる嬉しい時期になりました(銀行自動振込は本当に便利ですヨ)。
☆ アーバン社債発行 予想通り(!?)アーバンコーポレイション(東証一部8868)が社債発行(200億円、期間3年無担保普通社債、利率2.96%、募集期間12月12日・払込日12月21日、引き受け会社ゴールドマン・サックス[単独]、格付け予定BBB-[JCR])を発表。株価は残念ながら後場にかけて下落、前日比マイナス引けとなりましたが、社債資金を「不動産流動化事業及びその周辺事業にかかる投資資金に充当」、「資金調達手段の多様化及び長期安定化と事業の拡大強化」を実現、更なる成長を期待しています。 アーバンコーポレイション (8868) 開示速報 第1回無担保社債(社債間限定同順位特約付)発行に関するお知らせ ☆ フージャース:11月営業概況 昨日、フージャース(東証一部8907)が11月の営業概況を発表しましたね: 平成18 年11 月度 営業概況のお知らせ 11月の営業概況は、契約戸数が今年度分(平成19年3月期)が前月とほぼ同じ92戸増加(進捗率73.6%)・来年度分は前月より15戸増えて36戸増加(同12.5%)と引き続き堅調です: 10月 進捗率 11月 進捗率 販売計画戸数 (前月比) (前月比) 平成19年3月期 1654戸 1126戸 65.7% 1218戸 73.6% (+93) (+93) 平成20年3月期 約2000戸 250戸 12.5% 286戸 14.3% (+21) (+36) 契約進捗率は昨年同時期(同1247戸94.9%・281戸16.3%)より低い水準ですが、今後も推移を見守りたく。 土地の仕入れ状況は前月と変わらず(来年度分は完了、さ来年度37.0%)。フージャースは昨年までにかなりの土地を既に仕入れていますので、無理をして仕入れない、という状況だと思います。 賃貸参入 今年度の販売計画戸数が前月までの1714戸から60戸減少、1654戸となりましたが、分譲マンションとして計画していた物件を、賃貸マンション(「プライムテラス柏」(千葉県柏市)、平成18 年12 月より入居者募集開始)に変更したことによるものです。 但し、「平成19 年3 月期の利益計画につきましては、変更ありません」とのことです。大幅な上方修正は期待しにくくなりましたが・・会社予想通りで30%程度の増益なら個人的にはOKです。 賃貸物件への参入については、色々意見があるようですが、私自身は、現在のフージャースは「No.1マンション・デベロッパー」に向かって様々な施策を講じている段階であり「賃貸物件運営」もその一つだと考え、動向を見守っていこうと思います。 ☆ 中間決算報告書 このところ、投資企業から送られてくる「中間決算報告書」を読む日々が続いていますが、本日、フージャースの中間決算報告書を読み終えました。 企業から送付されてくる中間決算報告書は、決算短信と内容的にはほぼ一緒ですが、企業によってはカラー写真入りで事業をわかりやすく解説していたり、中間期の「トピックス」を取り上げたり、社長へのインタビュー(今後の展望含む)が入っていたり、結構面白いです。勿論、企業宣伝の趣はありますが、こうした企業の「表」の資料を知らなければ、裏読みも出来ないと思います。 「当中間期業績の概要」で不動産分譲事業以外で目についたのは・・・ ・不動産管理事業(フージャースリビングサービス)の大きな伸び:マンション分譲戸数増加につれて、管理業務も増加、売上・利益規模ともまだまだ非常に少ないですが(各々1億79百万円[前年同期比+63.3%]・32百万円[同81.1%])、今後も大きな伸びが期待できます。またマンション管理の良否は分譲事業にも影響すると思いますので、頑張って欲しい分野ですね。 年間供給戸数(予定) マンション管理戸数(予定) 2008年3月期 約2,000戸 約 6,000戸 2009年3月期 約3,000戸 約 8,000戸 2010年3月期 約4,000戸 約10,000戸 ・インベストメント事業(フージャースキャピタルパートナーズ):本事業も規模は小さいですが(現在、累計5社に投資)、運用は証券出身のプロがしており、「2008年3月期から投資回収を見込む」とのことで、楽しみです。 最後にフージャースの報告書の最初のページから引用: 2004年9月1日、創業から9年9ヶ月で東京証券取引所市場第一部に上場。 マンション供給戸数ランキングでは、2004年埼玉県第1位、2005年に千葉県第1位を達成。 フージャースコーポレーションは、マンションデベロッパーとしての礎を築いてまいりました。 そして、私たちは次の10年のための第一歩を踏み出しました。 ロゴマークの変更、本社移転、リヴァンプとの提携等、 その全てが、当社の成長を加速するための変化と考えています。 一方、徹底した顧客主義に基づく製販一貫体制、ものづくりへのこだわり等、 従来からのコーポレート・アイデンティティにつきましては、 その理念をより一層強固なものとして、継続していく方針であります。 このような経営方針のもと、No.1マンションデベロッパーを目指し、 役員・社員一同、精進してまいりたいと考えております。 今後とも、私たちフージャースにご期待いただくとともに、 ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願いします。 昔から「銘柄に惚れるな」といい、投資企業に対する考え方は人それぞれであり、銘柄判断は業績・経営動向・株価バリュエーション次第ですが、私は基本的にはやはり応援したい企業に「投資」したいと考えています。基本理念を維持しつつ、事業環境の変化に合わせて経営を行っていくフージャースは、自分としては引き続き中長期的に応援したい企業の一つです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月13日 02時01分53秒
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