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カテゴリ:株式投資(売買/決算他)
こんばんは♪ 日銀利上げ(+0.25%→0.5%)で不透明感払拭&当分(恐らく夏の参議院選挙までは)利上げ無し→円安基調維持・・等の見通しで(?)NY下げにも係らず(苦笑)日本株市場は大幅に上昇。日経平均は2000年5月8日以来約6年振りに18000円台を回復、終値ベースでも18000円を維持しました(18108.79+195.58)。TOPIXに至っては1991年11月15日以来15年3カ月ぶりの水準に回帰だそうです(1802.9+15.67)。
2000年というと・・・ITバブル、1991年はバブル崩壊初期の頃ですね。長かったですー。 ☆ 「お家大事!」・・:住友金属鉱山 多くの銘柄が上昇する中(東証1部値上がり1234銘柄、値下がり376銘柄)、持株の住友金属鉱山(東証一部5713)が久しぶりの100円超上昇、1990年2月以来の2000円超を一時つけました。世界一の菱刈鉱山を保有する日本を代表する資源株の同社にはこのところの金価格上昇が寄与していると思いますが、最大の上昇要因は株価が安過ぎたことだと思います。 いくら不安定な商品市況に左右される業態とはいえ・・・少し前のPERは8倍(苦笑)。やはり持株の新日鉱ホールディングスなんて少し前はPER7倍でしたから、市況関連株は低PERの傾向があるのですが・・・安過ぎの訂正だと思います。 更に、超保守的な企業体質(苦笑)。まるで買収ファンドに目をつけられたくないのか(?)「自分の会社に価値はありません」とでも言いたげな超控え目な収益予想。第3四半期累計時点での経常利益は1483億円で、通期予想1560億円に対して95%の進捗率になっていますが、先日出された中期経営計画なんて・・・「最悪な場合の計算値」を並べたようなものです(苦笑)。前回の中期経営計画の目標利益は商品市況の値上がりもありましたが5倍で達成でしたから・・・。 2月19日発表IR「中期経営計画について」 「当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)の導入について」 「当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)に関するQ&A」 超保守的な収益予想・・・そして買収防衛策・・・住友金属鉱山はなんといっても別子銅山を中心に「住友家が1590年に京都で創業した銅製錬・銅加工事業を淵源とし、400年にわたって蓄積された技術・ノウハウ」を基礎にした住友家の本家本元・”お家大事”の会社ですからネ(笑)。確かに投機筋も多く参加する商品市況が相手の事業ですから、保守的な予想も止むを得ない面がありますが・・。 今日の株価上昇には、ようやく社長さんが「今07年3月期の業績予想について、会社側が3月上旬にも上方修正になりそうだ」と述べたことが伝えられたのも寄与したようです。 証券会社の格付けは参考程度に見ていますが・・・コスモ証券では投資判断を新規に「A」、目標株価を2900円としているようです。ただ、株主としては「増配」も期待したく、配当性向も20%以上より30%程度にして欲しいですね。これまでずっと忍耐の日々だったのですから(笑)。 増配等で株価(現在の時価総額は1兆円余り)を上げないと買収されますヨ(笑) ところで・・・別子銅山があった(現在は閉山、近代産業遺産として整備中)四国の新居浜市には、迫力ある男祭りとして有名な「新居浜太鼓まつり」があります(毎年10月)。本来は神社に奉納され地域住民の守りとなる御神輿に供奉していた太鼓が独自の発展を遂げ、現在は各町で自慢の「太鼓台」を持ち(現在は50台近くあるそうです)、地域を練り歩きます。太鼓台(御神輿のように担ぎます)は江戸時代からあったようですが、明治以降、別子銅山の開発&地域の発展に伴い、太鼓台の大きさも次第に巨大なものになっていきます。銅山の発展と祭りの隆盛・太鼓台の大きさは比例していった訳です。 太鼓台は瀬戸内海側の祭りの特色にもなっていますが、重さ数トンに及ぶ巨大な太鼓台が練り歩く姿は本当に凄い迫力で、一見の価値はありますヨ。地元の女の子たちの話では、担ぎ手(「かきて」といいます)の男衆は、年寄りの方が力があって上手いそうです。若いのは非力で駄目だそうです(笑)。 詳しくは「祭りの事典」の本(日本各地の祭りと行事を暦毎に解説)を参照下さいね♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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