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カテゴリ:株式投資(売買/決算他)
こんばんは♪ NY3日続落でも上昇した今日の日本市場。う~恐い・・と思いつつ・・・騰がっている銘柄に恐々付いていっています。フージャース(東証一部8907)は前日比変わらずですが・・・(涙)・・MyPFでさえ10社以上の保有銘柄が新高値更新銘柄・・トヨタの時価総額は30兆円になったそうで・・・強い相場デス。新日鐵(東証一部5401、3月1日に業績見通し=恐らく上方修正=発表予定)も住友金属鉱山(東証一部5713)も、89年バブル時の上場来高値(984円、2460円)まで行かないと上昇は一服しないのでしょうか!?? 両社とも業績も収益性も事業環境も様変わりしていますが・・・。
そして今日は、住友チタニウム(東証一部5713)から嬉しいIRが色々出されました ☆ 新・中期経営計画 新中期経営計画(2007~2009年度)策定について 本日、橘昌彰社長により発表された2009年度を最終年度とする3カ年(2007年4月~2010年3月)の中期経営計画の概要は以下の通り: ○ 現在の中期経営計画(2005年4月~2008年3月)を前倒しで達成 ・ 経営目標= 質・量総合して『世界トップのスポンジチタンメーカ-』、「チタン」「半導体関連製品」「環境・エネルギ-関連製品」の3本柱による収益力強化、将来の経営基盤強化の為の「研究開発投資の拡充」と安価なスポンジチタンを製造する「新製錬法の開発促進」=は、前倒しでほぼ達成。 ・ 収益目標=07年度売上高300億円・経常利益70億円=も2年前倒しで達成した為、新・中期経営計画を策定するに至る。 ○ 新・中期経営計画 1.経営環境 <需要サイド> ・ チタン需要の半数近くを占める民間航空機向け需要は当初の見込みを大幅に上回る・20年後の運航機数は2005年に比べ2.1倍にも膨れる見通し(特に中東、中国、インドの成長期待)[2005年17330機→2025年35970機] ・ 原油価格上昇に対する燃費向上から航空機の軽量化が求められ、1機当たりのチタン使用量は上昇の一途[B777 50トン→B787 110トン、A330 10トン→A350 90トン] ・ 航空機以外の分野でも、地球規模での水不足に対処する為の海水淡水化プラントや電力プラント・化学プラント・船舶用熱交換器、更に医療分野での利用進展等、裾野を広げながら需要拡大は極めて顕著。 ・ 多結晶シリコン需要も、半導体向け需要の着実な伸びに加え、環境問題から太陽電池向け需要も急速に拡大していく見込み。 <供給サイド> ・ 全世界のスポンジチタンの供給力は増強の動きが顕著で(特に中国)、現在の大きな需給ギャップは次第に緩和されていく見通しだが、高品質分野(航空機向け、原発向け、高純度ターゲット向け等)については、参入は難しく、需給ギャップが簡単に緩和することは難しいと思われる。 ・ 多結晶シリコンにおいても、太陽電池向けは参入が容易であるが、半導体向けは品質面からの新規参入は困難。 2.新中期経営計画の基本方針:収益規模倍増 2006年度 2009年度目標[2倍] 売上高 430億円 → 800億円 経常利益 155億円 → 300億円 純利益 91億円 → 180億円 売上高経常利益率 36% → 36%以上 ROA 30% → 30%以上 EPS 247円 → 489円 ただ・・・ここの利益計画はいつも極めて保守的ですので・・・期待しています。 3.設備投資 ・ 3カ年の設備投資額(以下の生産能力増強参照):合計510億円。 ・ 投資資金は手元資金で賄う=増資等のエクイティファイナンスを行わない。 橘社長コメント: ・「チタンは05年に3割、06年に2割の値上げを実施し、07年に3割の値上げを見込んでいる」 ・「需給がひっ迫した状態が続きそうだ。そうした中でのリスク要因は地政学リスクの高まり。これが起きるとチタンの主要ユーザーである航空機の需要が急速に落ち込むので、計画を進めるうえで地政学リスクが警戒すべき点となる」 平和が続いて欲しいですね ☆ スポンジチタンおよび多結晶シリコン等の生産能力を更に増強 今日の日経新聞夕刊の証券欄にトクヤマ(東証1部4043)の記事が出ていましたが、住チタも多結晶シリコンの生産大手なのです。 スポンジチタン及び多結晶シリコンの生産能力増強計画変更のお知らせ 3カ年の設備投資額は合計で510億円。 チタン事業=スポンジチタン319億円:生産能力を年24000トンから年38000トンに増強。 チタン溶解:20億円:溶解能力を少なくとも年7000トンから年8500トンに引き上げ 半導体関連事業=多結晶シリコン:66億円:生産能力年900トンから年1400トンに引き上げ 高純度チタン:5億円・販売数量年160トンから年300トンに拡大 環境・エネルギー関連の新製品開発など:100億円、同分野の売上高を年13億円から年20億円 研究開発費:3年間で56億円(商品開発9億円、製造技術開発20億円、新製錬法開発27億円) ☆ 社名変更 住チタは、今年10月1日から社名を住友チタニウム(Sumitomo Titanium Corporation)から大阪チタニウムテクノロジーズ(OSAKA Titanium technologies Co.,Ltd.)に変更するようです。 商号変更ならびにそれに伴う定款一部変更に関するお知らせ 「大幅な能力増強(現行24,000トン/年→平成21年能力増強後38,000トン/年)を決定」「世界に大きく飛翔する体制を整えた」こと、「世界のチタン需要は中長期的に増加し続け」「活躍の場が益々世界規模に拡大」する見通し、「能力増強による世界トップのスポンジチタンメーカーの地位確保」等を機に、昭和27年に日本で初めてスポンジチタンの工業化に成功した前身企業の名の「大阪チタニウム」ブランドを一部変更し復活させるそうです。 6月の株主総会での決議を経て・・・ということらしいですが・・・大阪チタニウム(ダイチタ!?)より住友チタニウム(住チタ)の方が世界トップ企業の名前にふさわしい気もします(笑)。記念配当を出してくれたら嬉しいデス。 ***** 相互リンクして頂いている方々、投資仲間、訪問して下さる方々に住チタの株主仲間がほとんどいない(?)状況はとても寂しいですが・・・・頑張って下さい、ダイチタ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月26日 23時59分51秒
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