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幸せな投資家の徒然記

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2007年03月22日
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こんばんは月星 何だかバタバタした日々を送っているうちに・・・NY市場は大幅高、日本市場も3日連騰で、1月25日高値17617.64円・2月2日高値17633.61円抜けを期待する展開になってきました。3月決算銘柄の権利取り最終日も来週月曜(3月26日)に迫ってきましたが、またまた今晩のNY次第!??

さて今日は、今年の公示地価の発表がありました。全国平均は前年比0.4%上昇と、16年ぶりに上昇に転じました(住宅地・商業地共)。3大都市圏は商業地で前年比8.9%上昇と2年連続の伸び。

アーバンコーポレイション(8868)が再開発に力を入れている大阪圏では一部中心地域で30-40%上昇と、東京に比べて遅れていた大阪もようやく回復? 株価は冴えませんが(涙)。

三井不動産を中心に不動産証券化の手法を活用した東京ミッドタウンもまもなくオープン。東京の大規模再開発の活況は街(特に丸の内、六本木、日本橋など)を歩いていると実感します。都市の中心地を押さえている三菱地所、三井不動産、JR東日本あたりはやはり強いですね。


東京駅:                     丸の内:
八重洲側に建設中のJR東日本のビル  三菱地所の新丸ビル(左隣は丸ビル)

07年1月東京駅JRビル07年1月東京新丸ビル


八重洲-銀座側:
左=Gran Tokyo South Tower(JR東日本他) 右=パシフィックセンチュリープレイス丸の内(ダヴィンチ)

07年1月東京八重洲ビル


「バブル」という人々もいますが、80年代後半のバブルを知っている自分には、一部の地域は別として、現在の状況は全般としてはまだバブルとはいえないのではないかと感じています。

以下、記録までロイター電です:

****[引用開始]

2007年3月22日[ロイター]
07年公示地価は全国平均で前年比+0.4%、16年ぶり上昇

 国土交通省が22日発表した2007年1月1日時点の公示地価は、全国平均(全用途)が前年比0.4%上昇となり、16年ぶりに上昇に転じた。住宅地は前年比0.1%、商業地は同2.3%それぞれ上昇し、ともに16年ぶりのプラスとなった。3大都市圏では商業地が前年比8.9%上昇と2年連続で伸び、住宅地も同2.8%と16年ぶりに上昇した。大都市圏中心部の商業地では30―40%を超える上昇率を見せた地点があり、地方圏の住宅地、商業地が依然前年比マイナスで推移する中で、都市圏の地価上昇が際立つ結果となった。

 3大都市圏のうち、東京圏は全用途平均で前年比4.6%、名古屋圏は同2.8%、大阪圏は同2.7%それぞれ上昇した。東京、名古屋、大阪の各都市中心部でマンションやオフィス需要の増大、不動産証券化市場の規模拡大などを背景に、利便性や収益性の高い地点で地価が上昇し、各都道府県レベルの平均地価を底上げした。

 地方圏は下落が続いているものの、下落幅は3年連続で縮小。市街地・交通基盤の整備や観光関連の取り組みが進んだ地域では上昇地点が出ている。国交省の松原文雄土地・水資源局長は「一時期のように際限なく下がるという雰囲気ではない」とした。

 実需に基づかない価格上昇が生じているという懸念について、松原局長は、通常の利便性・収益性などでは合理的な説明ができない大幅な地価上昇地点があるとしたものの「エリア全体がバブルのように過熱しているわけではない」との認識を示した。同省によると、80年代のバブル最盛期に90%以上に達する月があったマンションの月間契約件数が、06年は70%以下の水準に収まっていると説明。80年代に30%を超えていた金融機関の不動産業者向け貸出残高の増加率も現在は数%にとどまっているなどと指摘した。

 <住宅地>

 住宅地の全国平均は前年比0.1%の上昇で、16年ぶりに上昇に転じたが、依然としてピーク時の1991年よりも47.1%低く、バブル前の1986年ごろの水準になっている。東京都は前年比8.0%上昇し、2年連続のプラスとなった。
 住宅地で全国トップの上昇率を記録したのは、東京都南青山5丁目付近で、前年比45.5%上昇。ショッピングモール「表参道ヒルズ」がある一角で、背後に高級住宅地が広がる地域。2位は南青山4丁目、3位は近隣の神宮前4丁目付近だった。上昇率の上位10位は昨年同様、東京が独占。港区や渋谷区などのブランド力や利便性の高い高級住宅地の上昇率拡大が目立った。

 東京圏も16年ぶりとなる前年比3.6%の上昇となった。都心部に近い三鷹市や武蔵野市、川崎市、横浜市、千葉市、さいたま市などでも駅周辺の利便性が高い地域でマンション需要が増大、地価を押し上げた。また、つくばエクスプレスの開業などで鉄道整備が進んだ足立区、茨城県守谷市では30%を越える上昇地点があった。

 大阪圏、名古屋圏も16年ぶりに上昇。大阪圏は前年比1.8%の上昇で、大阪中心部への利便性や住環境が良好とされている芦屋市、西宮市などで上昇率が10%を超える地点もあった。名古屋圏は同1.7%の上昇。トヨタ自動車 <7203.T> の本社に近接した西三河地区と尾張東部地区では、地域経済の好調を反映して住宅需要が堅調で、上昇地点が増えた。

 <商業地>

 商業地の全国平均も16年ぶりの上昇に転じ、前年比2.3%伸びた。ただ、ピーク時の1991年に比べ69.5%低く、比較可能な1974年以前の水準にとどまっている。3大都市圏では、東京圏が前年比9.4%上昇、大阪圏が同8.3%上昇、名古屋圏が同7.8%上昇といずれも2年連続でプラスとなり、上昇率も拡大した。3大都市圏全体も平均で前年比8.9%の上昇と、上昇傾向が鮮明になった。

 商業地で全国トップの上昇率を記録したのは、東京都神宮前5丁目の「第21SYビル」で、前年比45.5%の上昇。表参道ヒルズの向いに位置している。14年ぶりに1坪あたり1億円を超える地点も登場。全国トップの東京都銀座「山野楽器銀座本店」で、前年比33.0%上昇の1平方メートルあたり3060万円の価格が付いた。

 大阪圏でも、再開発などの進展で繁華性や収益性が向上した大阪駅周辺や御堂筋沿いの地域では、局所的に30―40%上昇。大阪市北区の「大阪第一生命ビルディング」は前年比43.1%の上昇率で全国4位だった。ただし、大阪市中心6区の平均は1974年以前の水準にとどまっている。

 名古屋市は昨年、超高層ビル「ミッドランドスクエア」の周辺を中心に上昇率の全国上位10位のうち8地点を占めたが、今年は3地点にとどまった。ただし、トヨタ自動車 <7203.T> 本社に近い岡崎市、豊田市が平均で上昇を示すなど、好調な地域経済の影響が引き続き見られた。

 <地方圏>

 地方圏の住宅地は、3年連続で下落幅が縮小。昨年の前年比4.2%下落が同2.7%下落となった。札幌市と福岡市では同20%を超える上昇地点が見られ、札幌市は平均でも2年連続で上昇したほか、福岡市も平均で15年ぶりに上昇に転じた。仙台市や広島市も平均で上昇し、金沢市や松山市でも上昇地点が見られた。高級別荘地の需要が高まっている長野県軽井沢町や、観光振興による沖縄県恩納村などでも上昇地点があった。

 ただし中心都市以外では、人口減少などの影響で、郊外部を中心に需給が緩んでいることなどを背景に、依然として下落している地点が多い。

 地方圏の商業地も、3年連続で下落幅を縮小。昨年の前年比5.5%の下落が今年は2.8%の下落となった。札幌と仙台、福岡では、同30%を超える上昇地点があり、札幌市は平均で2年連続の上昇、仙台市や広島市は16年ぶり、福岡市も15年ぶりに平均で上昇に転じた。このほかにも、市街地活性化などで静岡市と浜松市、岡山市、松山市が平均で上昇し、水戸市、長野市などで上昇地点が見られた。これら地域以外では、中核的な大規模施設の撤退や郊外型大規模商業施設の進出などの影響で、依然、下落傾向にある。

国交省は、健全な地価上昇は新たな投資を呼び込むため望ましいとして「地方向けの不動産証券化など活性化策を試みていきたい」(松原局長)としている。

 <過去3年間の変動率推移>

 ●全用途   2005年 2006年 2007年
 全国     ‐5.0 ‐2.8 +0.4
 三大都市圏  ‐3.9 ‐0.9 +3.8
 東京圏   ‐3.2 ‐0.7 +4.6
 大阪圏   ‐5.4 ‐1.4 +2.7
  名古屋圏  ‐3.5 ‐1.0 +2.8
 地方圏    ‐6.0 ‐4.6 ‐2.8

 ●商業地   2005年 2006年 2007年
 全国     ‐5.6 ‐2.7 +2.3
 三大都市圏  ‐3.2 +1.0 +8.9
 東京圏   ‐2.5 +1.0 +9.4
 大阪圏   ‐5.0 +0.8 +8.3
  名古屋圏  ‐3.3 +0.9 +7.8
 地方圏    ‐7.5 ‐5.5 ‐2.8

 ●住宅地   2005年 2006年 2007年
 全国     ‐4.6 ‐2.7 +0.1
 三大都市圏  ‐3.7 ‐1.2 +2.8
  東京圏   ‐3.2 ‐0.9 +3.6
  大阪圏   ‐5.2 ‐1.6 +1.8
  名古屋圏  ‐3.3 ‐1.3 +1.7
 地方圏    ‐5.4 ‐4.2 ‐2.7

*****[引用終わり]





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最終更新日  2007年03月22日 20時14分15秒
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