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幸せな投資家の徒然記

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2007年03月25日
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カテゴリ:フージャース
おはようございます晴れ 連日家を空ける日々が続き、バタンキューの毎日。日本市場もようやく立ち直りつつあるようですが、右肩下がりの株価が全く立ち直らない状況が続いていたフージャース(東証一部8907)雫(涙)。残念ながら金曜日(23日)に下方修正を発表しました。

フージャース個人投資家の大御所okenzumoさん始め、既に多くの投資家の方々が今回の下方修正について分析・コメントをされておりますが、一株主として自分の記録のために記述します。


☆ 上場以来、初めての下方修正

平成19 年3 月期 業績予想の修正に関するお知らせ

他にも配当方針の変更と「POPTOWN ウィズ千葉公園」完売のIRも出ています:

配当に関する基本方針について
「POPTOWN ウィズ千葉公園」完売のお知らせ

*****[引用開始、太字は筆者による]

平成19 年3 月期 業績予想の修正に関するお知らせ

最近の業績の動向等を踏まえ、平成18 年5 月10 日に公表しました平成19 年3 月期(平成18 年4月1 日~平成19 年3 月31 日)の業績予想を下記のとおり修正いたしますのでお知らせいたします。
  記
1.平成19 年3 月期 連結業績予想の修正(平成18 年4 月1 日~平成19 年3 月31 日)(単位:百万円)
               売上高   経常利益   当期純利益
前回発表予想(A)      43,500    6,500    3,800
(平成18 年5 月10 日発表)
今回修正予想(B)      37,200    5,150    3,030
増減額(B-A)       △6,300   △1,350   △770
増減率(%)         △14.4%   △20.8%  △20.3%
前期(平成18 年3 月期)実績  29,913   5,064   2,996

2.平成19 年3 月期 個別業績予想の修正(平成18 年4 月1 日~平成19 年3 月31 日)(単位:百万円)
               売上高   経常利益   当期純利益
前回発表予想(A)      43,200    6,400    3,750
(平成18 年5 月10 日発表)
今回修正予想(B)      36,800    5,040    3,250
増減額(B-A)       △6,400   △1,360   △500
増減率(%)         △14.8%   △21.2%  △13.3%
前期(平成18 年3 月期)実績  29,605    4,658    2,758
(注)株式会社フージャースハートとの合併に伴い、約320 百万円の特別利益を計上しております。

3.修正の理由について
不動産分譲事業において、当期引渡予定戸数を1,654 戸と計画しておりましたが、販売ペースが当初計画どおりに進捗しなかったことにより、引渡予定戸数1,654 戸のうち約260 戸(見込み)について、当期中の引渡が困難であると判断するに至り、当期の業績予想を修正させていただくこととなりました。

上記の原因としましては、(1)郊外エリアにおける競合物件が増加したこと、(2)事業の成長スピードと人材の教育等のバランス、に集約されると認識しております。

なお、当期の未引渡住戸(約260 戸=見込み)は、平成20 年3 月期の引渡予定戸数に追加されることとなりますが、粛々と販売活動に取り組む方針であります。

4.平成19 年3 月期の配当について
平成19 年3 月期の配当につきましては、平成18 年5 月10 日発表のとおり、1 株当たりの年間配当金1,160 円(1 株当たり中間配当金580 円、1 株当たり期末配当金580 円)を予定しております。平成19 年3 月期の期末配当金につきましては、本年6 月に開催予定の定時株主総会に付議する予定であります。

5.平成20 年3 月期以降の配当に関する基本方針について
当社は、株主の皆様への利益配分につきましては、業績に応じた配当を継続的に行うこと(配当性向主義)を基本方針としております。平成20 年3 月期以降の配当に関する基本方針について、本日発表の別紙「配当に関する基本方針について」に記載のとおり、株主の皆様のご期待により一層応える目的で、目標とする配当性向を引き上げることといたしました。平成19 年3 月期の配当性向は10%を目標としておりましたが、平成20 年3 月期以降の配当性向は15%を目標といたします。

6.平成20 年3 月期の業績予想について
平成20 年3 月期の業績予想につきましては、平成19 年5 月上旬に発表予定の「平成19 年3 月期決算短信」及び「平成19 年3 月期 個別財務諸表の概要」にて発表させていただきます。
以 上
*****[引用終わり]

ん~・・・2月の販売戸数が過去最高水準だったものの、今期の物件の売上進捗状況が依然として悪かったので・・厳しい状況だったのでしょうが・・・20%減益は正直、痛いです。

2月までの今期販売戸数が計画販売(引渡し)戸数1654戸のうち1396戸(進捗率84.4%)であるのに、会社予想では、上記の通り約260戸が引き渡し困難となっており、3月末時点の引渡し戸数会社予想は:

  1654戸―260戸=1394戸

と、2月時点の販売累積戸数を2戸下回り、3月の販売戸数はマイナス2戸になってしまいます。okenzumoさんのコメント等の如く、契約に至っても引渡し(鍵の引渡し)には至らない・契約キャンセルを見込んだ等の保守的な見通し(=これ以上の下方修正は出さない)なのかもしれませんが、何だか解せません。楽観的に考えれば、本決算確定時に多少上積みされるのかもしれませんが・・。

下方修正発表となりましたが、現時点の会社予想では、下方修正後の売上高で+24.4%・経常利益+1.7%・純利益+1.1%と、かろうじて(苦笑)増収増益(=過去最高益更新)は維持する見通しです(PER10.5・配当利回り1.19%・ROE27%・PBR2.85)。配当性向15%も元に戻すだけ&他の上場企業に比べて低い水準ですから、以前ほどの高成長は無理でしょうが、会社の成長志向は変わっていないのでしょうね。

問題は来期の見通しですが、今期物件の在庫販売は重荷になるものの、高収益物件が多く、現時点での販売進捗率は比較的堅調です。従来の会社方針の通り、20%超の増収増益となると良いのですが・・・。


☆ 油断・・

フージャースとしては上場(創業)以来初めての下方修正、自分の主力保有銘柄でも、実質的な下方修正は初めてで、非常に残念です。

「社屋を新築もしくは本社を中心地に移転すると業績は反比例する」「外部の(畑違いの)アドバイザーを入れると逆効果のことが多い」(フージャースの場合はリヴァンプ)・・・というアノマリーも、残念ながら例外とはなりませんでした。

高収益・高成長企業も、必ず壁にぶつかる時があると思います。フージャース自身も今後は70%超の高成長から20~30%程度の成長に落ちる見通しを出し、私も安定成長に転ずることは覚悟していましたが、ここまでの販売不振は予測していなかったです。

確かにマンション販売全体の状況からも、絶好調の東京の不動産市況と異なり、千葉の在庫は昨年の2.6倍となっており、フージャースが主戦地で苦戦した結果が今回の下方修正に至ったのだと思います。

でも、個人的に少し不満なのは、今期の販売在庫についてのコメントです。「当期の未引渡住戸(約260 戸=見込み)は、平成20 年3 月期の引渡予定戸数に追加されることとなりますが、粛々と販売活動に取り組む方針」としていますが、下方修正・業績モメンタムの低下を見越してこれだけ株価が下がっているのに、余りにも淡々とし過ぎているような気がしました(株主を甘く見ている??)。

確かに焦ったところで売れないものは売れないのでしょうし、冷静に販売活動をするしかないのでしょうが、「企業価値の向上」(=最終的には株価の上昇)を目指すのであれば、「全力で販売活動に取り組む」姿勢を見せてもいいような気がします。

自分の場合、(分散し過ぎなほど)分散投資をしており他の保有銘柄が比較的堅調な値動きだったとはいえ、フージャースの株価が下がっても「放置」していた点は、リスク管理が甘かったかもしれません。

フージャースはまだまだ知名度が低く、大手マンデベに比べればブランド力も比べようも無く低いのですが、会社側も、また一個人株主の私も、これまでの成長振りから「何とかなるだろう」(=下方修正は無いだろう)との油断があったことは否めないと思います。

月曜日の株価がどうなるかは分かりませんが、既に大きく下げているので、下げても下値は限られるかもしれません。本決算および来期の見通しが出るまでは戻りも鈍いかもしれませんが・・・。

反省点はありますが、現時点では自分の投資方針は変わっておらず(中長期投資&会社が想定する20~30%程度の増益が継続的に達成されるならばOK)、ここまで株価が下げていると今更動いても仕方ないので(苦笑)、3月27日のIR説明会での廣岡社長の話(市場を納得させるだけの今後の経営方針・中期計画??)をまずは聞きたいと思いますひよこひよこひよこ





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最終更新日  2007年03月26日 07時38分54秒
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