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カテゴリ:株式投資(売買/決算他)
こんばんは♪。サブプライム・ローン問題の深刻化懸念で米国市場が大幅に下落(▼226.47)、更に為替の円高傾向等から、予想通り(?)日本市場も窓開け大幅下げで始まり、日経平均は一時200円を超す下げ。但し9:49安値17733.96後はもみ合いつつも徐々に値を戻す展開。18000台回復はなりませんでしたが、好業績銘柄には押し目買い等が入り値を戻すものも多かったようです。大阪の天神祭りの頃が株価の底(「天神底」)となるそうですが、また今晩のNY次第の展開でしょうか。
8868アーバンの開発物件巡り、投資信託最新事情など、ブログに書きたいことは溜まる一方なのに・・・今週からMy 株式ポートフォーリオ(以下、My PF)でも、3月本決算銘柄の第1四半期決算発表が始まってしまいました(苦笑)。ただ、堅調な業績の企業が多く、ありがたいことです。 ☆ 日信工業(7230、東証一部) 平成20 年3 月期 第1 四半期財務・業績の概況 ホンダ系車両ブレーキ大手の日信工業は、2005年の10月にコード番号の似ているトヨタ自動車(7203)の株価をチェックしようとして、キーの押し間違いで「偶然」発見した企業(本当の話ですヨ)。業績・財務数字を見たらなかなか良さそうだったので、即買い。その後、2006年3月に1→3の株式分割を行い、株価も堅調に推移してくれている自分にとっては大変「ツイている」銘柄です。 今第1四半期も、前年同期比で売上高が+11.7%増、営業利益+14.9%増、経常利益+19.1増、純利益+30.1増と堅調です。更に、売上高に対する利益率も全て向上と言う事なし、です。 Q1の決算短信で興味深かったのは、業績に占める割合はまだ低いのですが、「その他」の地域の売上高・営業利益が前年同期比で各々+30.6%・+61.5%と最も増えていたことです(決算短信3ページ)。同地域の大幅増収増益の主因は、ブラジルでの販売好調ということで・・・保有している投資信託「ブラックロック・ラテンアメリカ株式ファンド」の好パフォーマンスと通じるところがありますネ。 日信工業は時として何故か信用売りが増えて値を下げるのですが、最近も信用倍率が0.81と売り込まれ値を下げていました。信用取引で買い下がり、上場来高値を更新した今日、利益確定。現物株は勿論、保有継続です。 ☆ 任天堂(7974、東証一部) 期待先行・テクニカル無視(?)で上場来高値更新を続けていた任天堂ですが、今日(7月25日)発表された第1四半期決算および上方修正、増配のIRは、期待を上回る嬉しいサプライズでした: 平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況 業績予想の修正に関するお知らせ 平成20年3月期(第68期)配当予想の修正のお知らせ 売上高3404億円(前年同期比+160.0%=約2.6倍)・営業利益906億円(+214.7%=約3.1倍)・経常利益1314億円(+302.3%=約4倍)・純利益802億円(+416.0%=約5倍)と・・・DSおよびWii、そしてソフトの販売好調から予想されていたとはいえ、凄い業績の伸びです。その余波で(?)トランプ・かるたの売上高も大幅に増加しているのは面白いですね(決算短信6ページ)。 営業キャッシュフローは法人税の支払いなどで減少しましたが、元々「無借金」で余剰金豊富な財務超優良企業。現金等が7501.57億円と更に増加。自己資本比率は71.9%。 好調なQ1決算を受けて、中間・通期業績を早くも上方修正。通期では: 売上高 1兆4000億円(上方修正幅+22.8%) ← 1兆1400億円 営業利益 3700億円(同+37.0%) ← 2700億円 経常利益 4100億円(同+41.4%) ← 2900億円 純利益 2450億円(同+40.0%) ← 1750億円 EPS 1915.56(同上) ← 1368.22 上方修正の結果、2008年3月期の業績は、前年同期比で売上高+44.8%・営業利益+63.7%・経常利益+41.9%・純利益+40.6%と、大幅な伸びが予想されることになりましたね。昨年度は3回の上方修正となりましたが、まだまだ人気の出そうなソフトの販売も控えており、今年も業績は期待できそうです。 利益率は日信工業のように全て更に向上とはなりませんでしたが、下記表にもある如く、売上高経常利益率で29.3%と引き続き高水準です。また、今期予想ROEが22.0%、ROAが15.8%に向上しており、更に高収益となりそうです。 任天堂は7月24日付け日経新聞の一面にありました如く、「連結営業利益の33%か連結純利益の50%の高い方」を基準に配当を行う方針ですが、業績上方修正で、年間配当も4月の本決算発表時の700円から960円に増える見通しとなり、今日の終値ベースで配当利回りは1.58%に上昇。いよいよ「単位株当たり10万円配当」も夢ではない!? 経常利益が営業利益より多いのは、円安の恩恵を受けた為替差益によるものですが、今期の想定為替レートを1ドル=115円から118円、1ユーロ=150円から155円へ変更したことも利益を押し上げた要因となったようです。118円を下回る円高はリスク要因となりますが、為替動向は・・・・分かりません(苦笑)。 ゲームを全くやったことが無く、DSもWiiも持っていませんが・・・任天堂には足を向けて寝られません(笑)。 追記:結局、本日(7月26日)はストップ高(6万1800円ストップ高比例配分、12万株超の買い物を残す)で引けました(驚)(→ご参考まで「任天堂がストップ高~配当性向50%も鍵?~」) ☆ ホンダ(7267、東証一部) 日信工業の好調さから同社の大株主でもある本田技研工業(以下、ホンダ)の好業績を期待していましたが、堅調。業績予想も減益から増収増益に上方修正、最高益を更新する見通しになりました: 中間期および通期業績予想の修正に関するお知らせ 2007年度第1四半期連結決算報告書 2007年度第1四半期決算説明会(資料) 円安の恩恵が大きいですが、株価の戻りを期待したいですね。上記プレゼンテーションの音声付き動画は明日(7月26日)にHPに掲載される予定なので、聴きたいと思います。 他にも、やはり高収益企業のアイチコーポレーション(6345、東証一部)が純利益58.3%増と好調(平成20年3月期第1四半期財務・業績の概況)、アドバンテスト(6857、東証一部)もまあまあ(平成20年3月期第1四半期財務・業績の概況)、と決算発表は続きますが、今日はこの辺で・・・。明日(7月26日)は7751キャノン、6305日立建機、5726住友チタニウムなど、明後日(7月27日)は5713住友金属鉱山、6954ファナックなど・・・主力保有企業の発表が続き、「決算短信オタク」の日々となります。疲れます(苦笑)。おやすみなさい ↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています上記「天神祭り」の案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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