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カテゴリ:歴史・社会
こんばんは♪ 安倍首相辞任・・・「政治的混乱」という不透明要因がまた一つ増えた感もありますが、どうなのでしょう。
辞めるべき時期としては、やはり参議院惨敗後で、所信表明演説後に辞めるのは確かにタイミングとしては「???」ですが、気力・体力・能力ともに限界だったのかもしれませんね。 安倍政権の支持率低下については、色々取り沙汰されていますが、個人的には「中途半端」が一番良くなかったのではないかと思います。郵政民営化反対議員の安易な復帰、諸先輩に気を遣った人事、不祥事を起した大臣を切れない、中韓両国への行き過ぎた配慮(靖国参拝中止など)など、中途半端な「情け」「気配り」もマイナスに働いたのではないかと。 ゆとり教育の是正、防衛庁の防衛省への格上げ、昭和の日の制定などは良かったと思います。自分の信念、方向に向かって、多少の障害があっても、貫き通した方がかえって支持を得られたのでは。無理な期待かもしれませんが・・・。 今の自民党、自民党議員が決して良いとは思いませんが、今更ながら日本のマスコミの情報操作には恐いものを感じます。自民党議員のあら探しに血道をあげ、民主党に関するマイナス情報は一切報道しない・・・。元々日本のマスコミ(デスク)は左寄りの人が多いのですが、「情報操作」が一層酷くなっているのではないでしょうか。 年金問題にしても・・・何十年間も不正がわかっていたにも関わらず、「何故、今??」勿論、改められるべき問題ですが、安倍政権おろしのために職員(=労働組合=民主党支持母体)のリークだと疑ってしまいます。 私には、今の労働組合が支持母体の民主党政権、「バラマキ」旧自民党体質そのものの小沢総理なんて、考えただけでも恐ろしいですね。「証券投資は金持ちがやるもの。20%でも30%でも税金をかけたらいい」と公言する菅直人氏も幹部にいますし(苦笑)。 また、民主党を「保守党」と捉えている人もいるようですが、違うのでは・・。元・保守系政党出身議員がいるだけに過ぎず、旧社会党系議員も含む寄り合い所帯(自民党も幅広いですが・・)。支持基盤は労働組合。労働組合は時に必要ですが、労働組合が強すぎる弊害は、末期の旧・国鉄(現・JR)を思い出して頂ければ直ぐ理解できると思う。末期によく見られた、労働組合の主張を殴り書きした無残な総武線(=大事な自分達の(職)場を汚す・貶める行為を平気で行う)のような日本にはなって欲しくないです。 大体、小沢氏がどういう人物だったのか、また政権の中心にいた時に何をしていたか、思い出して欲しいですね。結局、「権力闘争」しかしてこなかった人だと思う。故・金丸副総理を崇拝し、権力争いに負けて自民党を飛び出して、新しい政党を作っては駄目にし、人も離れていく。今度の政局に臨む姿勢も、日本の国益というより、党の利益しか考えていないように私には思えます。少なくとも、私はこんな人物に日本を託したくないですね。 小沢氏が政権にいた時期での政策で私が最も印象に残っているのは、衆議院の「小選挙区・比例代表制」という酷い選挙制度の導入です。古来より日本には二者択一ではなく、多くから様々な選択をしてきた歴史があります。小選挙区制度は日本人に最も合わない二者択一制であり、「死票」も多い。大選挙区制は是正されて然るべきでしたが、「中選挙区制」で複数の選択肢、というのが日本の風土・民族性に合った選挙制度だと思う。衆議院議員が小粒になったのも、小選挙区・比例代表制導入以後で、以前の衆議院議員にはもっと「人物」がいたような気がします。 「政権交代に意味がある」とか「一度やらせてみれば」という風潮もありますが、村山社会党首相の時の失策の数々などを鑑みるまでもなく、無責任な意見だと思います。 希望的な方向としては、自民党、自民党議員にもっと「危機感」を持ってもらい、真剣に政治に向き合い、日本という国が良い方向に進むにはどうするべきなのか、考えるきっかけとして欲しいです。(無理かな・・(苦笑)) 衆議院の多数を抑えているのだから、毅然とした態度で民主党に対峙して欲しいと思う。結局、小沢氏は「権力闘争」以外に実績がある政治家ではないのですから。 いずれにしても・・・難しい状況が続きますね・・・相場下落で割安な銘柄は多く、自分基準で明らかに魅力的な銘柄は拾って行く方針ですが、無理せず、慎重な姿勢で臨みたいと思います [追記] 米国の代表的新聞とされるNew York Timesが安倍首相辞任について非常に厳しい論評内容のニュースを掲載しています。一つの見方として読むのはいいと思いますが、New York Timesの東京支社が朝日新聞社のビルにあり、日本に関する記事の論調は朝日新聞の翻訳ではないかと思われる程に酷似していることが多いことに注意した方が良いと思います。つまり、New York Timesの見方=「海外の見識ある見方」であるとは限らないということです。ご注意を(苦笑)。 ↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、秋祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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