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カテゴリ:歴史・社会
こんばんは♪ 昨日(3月10日)は大東亜戦争時の昭和20年、東京大空襲が米軍により実施された日でした。
よく知られているか否かは分かりませんが、原爆投下について書いた如く、私が知っている限りでは、東京大空襲(および各都市への空襲と原爆投下)は一般民衆を標的とした攻撃(大量虐殺行為)です。 米軍は、木造の一般の日本家屋を如何に効果的に破壊するかを研究、3月10日深夜、平均6トン以上の焼夷弾を搭載した300機以上のB29の大群が約2時間半にわたって波状絨毯爆撃が行います。低高度で東京の下町に浸入、まず先発部隊が江東区・墨田区・台東区にまたがる周囲に焼夷弾を投下、火の壁を作って住民を猛火の中に閉じ込めて退路を断ちます。「炎の輪」の中に閉じ込められた住居・一般市民に対し、超低空のB-29から機銃掃射が浴びせられ、焼き尽くされました。犠牲者は、推定10万人。 戦後、こうした壊滅的な崩壊から日本経済は奇跡的な復興を遂げる訳ですが、戦後60年以上を経て、中央銀行の総裁も決められないという、情けない状況が今の日本。今日は持ち直しましたが、「日本の富の価値」を象徴する株式市場は、昨日年初来安値を更新しました。 「低金利が預金者から300億円の利益を奪った」という民主党の議論(?)も本当にバカらしいといつも思う話です。預金から利益を得るにはかなりの資産が無いと意味が無いことで(=つまり彼らの「嫌いな」大金持ちは低い預金金利で利益機会を失った)、大多数の一般国民は、数%預金金利が違っても大差ない預金残高しか無いはずで、低金利による借入金利低下や物価安定による恩恵の方が大きいと思う。 日本の党利党略ばかりの政治状況を尻目に、サブプライムローン問題で欧米5中央銀行が協調して市場に資金を供給、株価は上昇に転じています。勿論、住宅価格が急に持ち直す訳ではなく、どの程度効果が続くかは分かりませんが、「何らかの手を打つ」という金融当局の意思は市場に伝えったと思われます。 翻って、日本の政治当局、金融当局には本当に日本を良くしようとする意思はあるのか、甚だ疑問に感じてしまいます。 ただ人々の生活、企業活動は、幾ら政府、行政が酷くても続けていかなくてはならず、「見切り発車」的に改善努力が続けられるのでしょう。そういう意味では、政治を無視して(呆れて見放して?)株価が上昇する展開もあるかもしれませんね(←希望的観測?(笑))。 ↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、新春を迎える行事案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月12日 00時02分43秒
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