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カテゴリ:資産運用一般
こんばんは 昨日の日本株市場は記録尽くめの「ぶりの大漁日」でしたが(苦笑)、東証一部全銘柄の単純平均株価は297.52円と300円以下に下落しました。
同単純平均株価は分割などを考慮していない為、単純に比較するのは無理があるかもしれませんが、それにしても297.52円というのは凄い数字だと思います。 何故なら、日経平均が1989年の平成バブル崩壊後の最安値7607.88円を付けた2003年4月28日の同単純平均株価でさえ308円と、300円を上回っていたからです。昨日の単純平均株価297.52円は、バブル崩壊後の最安値を更新したことになります。 また、昨日の下落で、日経平均は、とうとうNYダウ(昨日の終値11,972.25ドル)を下回りました。NYダウに逆転されたのは2003年4月のバブル後最安値時以来のこと。多少値を戻した今日も終値は11964.16円と、NYダウとの逆転状況は継続しています。(どちらも指数構成銘柄の変更は行われており、為替レートも変動していますが、単純比較ベース。以下、資料・野村総研) 戦後、東京証券取引所が再開した1949年5月16日の株価(227種の単純平均=当時、日経平均は無かったものの、後にGHQの要請により227種を選んで作成されたダウ式の株価指数)は176円21銭で、同日のNYダウは175.76ドルと、同水準でした。 その後、驚異的な戦後復興を成し遂げた日本の経済成長は米国を凌ぎ、1950年~1980年代の40年間における経済成長(GNP:米国20倍、日本118倍)を反映した日米の株価上昇は、日経平均とNYダウの比較で、米国16倍、日本221倍。1989年12月29日に日経平均が史上最高値38915.87円(終値)をつけた年のNYダウの年間高値は2791ドルと、約14分の1に過ぎませんでした。 しかし、日本のバブル崩壊後、50年代に8.1%、60年代に10.2%、70年代に4.5%、80年代に4.1%伸びた日本のGDP成長率は90年代に1.3%に低下。更に2000年代に入ってマイナス成長に転じた日本経済を受けて日経平均がピークの4分の1近くにまで下落。一方、90年代に成長を取り戻した米国のNYダウは5倍近く上昇、2003年4月にNYダウに逆転されることになりました。同時点を底にした日本株上昇で、日経平均はNYダウを超えましたが、昨日、再びNYダウに逆転された訳です。 ということは・・・2003年4月の場合と同様、日経平均が再びNYダウを超えて上昇することなるのでしょうか!?? 但しただ今NYダウ、200ドル超大幅上昇して12200ドル超え。このまま上昇基調で引けるのであれば、日経平均も200円以上上昇しないと・・・。サブプライムローン問題の影響は日本の方が圧倒的に少ないのですが・・日銀総裁が空席になりそうな政治の混乱・・・再逆転にはまだ暫く時間がかかる!?(苦笑) ↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、新春を迎える行事案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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