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カテゴリ:歴史・社会
こんばんは♪。今日は3月(9月)決算銘柄配当落ち日で、日経平均は前日比マイナス38.59となりましたが、配当落ち金額が増配・復配などで「バブル崩壊後最大」の105円前後でしたので、実質的にはプラス引けとなりました。NYダウが大きくマイナスから小幅下落で終わったこと等もプラスに働いたのだと思いますが(苦笑)。
さて・・・情勢が懸念される「チベット問題」や日本のお粗末な政治混乱でメディアでほとんど取り上げられなくなった中国の餃子問題ですが、先日の韓国における「ネズミの頭入りスナック菓子」のニュースで思い出したのが、日本における中国製餃子問題でのネズミ関連ニュースです。 以下のニュースは、中国製冷凍餃子による中毒事件が発覚(=新聞等で大きく報道)したばかりの時期に日経新聞で読んだ記事です: *****[引用開始] 2008年2月2日(15時02分) 元従業員証言、床にネズミ捕りテープ・天洋食品 【石家荘(中国河北省)2日共同】日本で中毒を起こしたギョーザを製造した中国河北省石家荘市の食品会社「天洋食品」の元従業員2人が2日、匿名で共同通信の取材に応じ、衛生管理が厳重だったとする一方、施設内にはネズミがいるため殺そ剤と併用することがある「ネズミ捕り用テープが床に張られていた」と証言、何らかの毒物を工場内で使っていた可能性は否定しなかった。 中国では、今回日本で検出され問題となった有機リン系殺虫剤「メタミドホス」を殺そ剤として使うことがあるが、工場内で見たことはなかったという。警察を含めたこれまでの調査でも、工場の敷地内から発見されていない。 また現在、事務職員を除く工場従業員は全員、原因調査とマスコミ対策のため宿舎に缶詰め状態にされ、外出禁止となっているという。 取材に応じたのは半年前に辞めた男性(19)と約2年前に辞めた女性(46)。いずれも工場の近所の住民で、男性の姉は今も同社で勤務している。(15:02) *****[引用終わり] 上記の日経ニュースは日経サイトに残っている抜粋で、何人かの友人および自分の記憶では、新聞記事の中には、この「(天洋食品の工場の床に張られていた)ネズミ捕り用テープ」に殺虫剤「メタミドホス」が使われていた、と書かれていました。 勿論、元従業員の証言が正しいか否か、確かめることは出来ません。ただはっきりしていることは、「工場にネズミがいる」「(工場の床に)(殺虫剤のメタミドホスを使った)ネズミ捕りテープが床に張られていた」という情報は、中国側に不利および日本人が忌み嫌う内容だからか分かりませんが、翌日から主なメディアでは一切扱わなくなってしまったことです(紙面およびテレビメディアから消えた記事ですが、ネット社会のありがたさ(?)で、上記は抜粋ながら日経ネットに残っていました)。個人的には報道規制(?)が施される前の情報というものは真実が多いと考えています。(友人達も皆、同じ感想を抱いていました) 今回のチベットを巡る問題にしても、自国に不利な情報に対し中国政府が報道規制を引く事態は、是非はともあれ、如何に経済発展を遂げようとも政治的には「共産党一党独裁」の「社会主義政権」である中国という現実を認識していれば、想像できることです。 問題は、日本のメディア。特に中国関連では、チベット問題に象徴される通り、伝えるべきことを伝えていない、と感じます。 「知っていれば上手く行く」というほど投資というものは甘くないしょうし、日本人だから日本(および日本企業)のことをよく理解しているということも無いでしょう。中国株投資はダメということでもありません。ただ、海外、特に新興国への投資については、得られる情報に大きな限界があることを常に認識しておきたいと思います。 ↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、新春を迎える行事案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月26日 20時23分26秒
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