政府は
賃金を上げろと企業の尻を叩いているようだが、それが政府の「仕事」かと言えば大間違いだろう。ガンガン上げている会社はあるが、それば国に言われてではなく、人材確保に躍起になっているだけだろう。上げたくても上げられない会社はいっぱいあるのだ。かくして、実質的賃金は下がり続ける。政府が行うべきは、企業を成長させるための環境作りだろう。言うべきは「賃金を上げろ」ではなく「生産性を上げろ」だろう。が、今の政治家、役人にそういう志はあるのか。派閥だパーティーだ利権だ…に凝り固まっている政治家に何ができるというのか…。この失われた何十年はあまりに重い。