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カテゴリ:★アニメ・本・映画
☆読んだ本の覚書です
あなたが誰かを殺した [ 東野 圭吾 ] ☆2023/9/21発売の新作。加賀恭一郎が登場するシリーズ。図書館本で今回は早かったほうかな。私の後ろに200人以上待ってる~さすがの人気ですな。内容紹介は出版社のものでも見てもらうとしてw とりあえず感想。 ☆1月に『魔女シリーズ』をあまり好きではないみたいなこと言ったけど、こちらは好きな『加賀シリーズ』なのでちょっと期待。結論、私は『魔女と過ごした七日間』より面白かったです。 ☆別荘地で連続殺人事件が起き5人が死亡。なんだけど別荘の持ち主などの登場人物たちがみんな嫌な人ばかりで誰が殺されてもかわいそうでもない感じだし、誰が犯人でも納得しそうだし、みんな嘘つきそうな気がした。ので結末も後味悪い感はなかったのでよかったかな。 ☆面白くて一気読みしたというレビューが多いけど私は頭が悪いせいか前半登場人物が多くてちょっと時間がかかったかな。事件後の検討会に休暇中の加賀恭一郎が参加したあたりからは一気読みでした。この作品って加賀恭一郎シリーズのスピンオフ的なものなのかな。別に加賀恭一郎じゃなくてもよかった気もする。まあでも私としては加賀恭一郎だから頭の中で阿部寛が再生されて楽しいというのもあるけどw ☆ストーリーは自首した犯人の他に共犯者、それと最後にもうひとりとなかなか面白かったです。ここからネタバレ注意で。私はなんとなくアガサ・クリスティーぽいなと思いながら読んでいて、たまたま数年前に映画化された『ねじれた家』の話を家族としていたばかりだったので犯人が子供なのもアリだなと初めのほうで思っていて結末にあまり驚くことはなかったです。自慢じゃなくて少し残念w 最後の最後にもうひとりは「おーそうきたか」って思いました。このままでは終わらない気はしてたけどね。 ☆私は前半ダラダラ読んでしまって人の名前がわからなくなったりしたのでこれはやはり一気読みしたほうがいいですね。で、つまらない感想だけなので関係ないけど写真を1枚。3月になったのに雪ばかり降って庭の花も雪にうずもれたりしている中、一輪だけ咲いていた椿の花です。ちなみにこれ以外は全部まだかたい蕾です。 ☆ツバキの花言葉は『控えめな愛』『謙虚な美徳』などと出ていますが、裏花言葉もあるそうで『罪を犯す女』だそうです。罪を犯す女がいっぱい出てくる本『あなたが誰かを殺した』の紹介でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.03.10 17:15:58
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