ノラガミ ARAGOTO 第13話 (最終回) 福の神の言伝 (ことづて)
ノラガミ ARAGOTO第13話 最終回 「 福の神の言伝 (ことづて) 」☆前のお話は→ 第1話~第12話あらすじまとめ★第1期はこちら→ ノラガミ1~12話(全話)あらすじケガがまだ治らず包帯を巻きネクタイ姿の夜トは手書きの地図を見ながら少年を連れて街を歩く。靴紐がほどけていて何度やっても結べないんですと言う少年。夜トは靴紐を結んであげた。手をつないで向かった先はオリーブ軒。いらっしゃいとおばちゃんの声。席についてメニューを広げた夜トは少年に、お前はどうする?恵比寿と聞いた。戻ってきた夜トに毘沙門が病室を貸してくれていた。大丈夫かな夜トと言うひよりに、俺、何ができるんだろうと雪音。ふたりが話していると夜トらしき人が子どもを抱えて出て行くのが見えた。毘沙門と兆麻が来て夜トと恵比寿を見なかったかと聞いた。夜トと見舞いに来た恵比寿が見当たらず兆麻の部屋が荒らされていたと聞いて、さっきのとひよりと雪音は気づいた。夜トは兆麻の服と財布を持って病室を抜け出していた。 オリーブ軒で今日は兆麻おにいさんのおごりだから何でも食べたいものを食べていいぞと恵比寿に言う夜ト。旗が付いているしおこちゃまプレートにしたらと夜トは言うが恵比寿は煮込みバーグを注文する。それを選ぶと思ったとおばちゃん。あのよく食べるお客さんにそっくりだもん、今度パパとおいで、おまけしてあげるよと言った。夜トさんはなぜ僕をここに連れてきてくれたんですかと聞かれそれが恵比寿の願いだったと答える夜ト。夜トさんと先代は仲がよかったんですねと恵比寿。僕はよく代替わりする神様で珍しいことではないそうです今までの恵比寿もと聞いて夜トは、俺が知っている恵比寿はあいつただひとりだと言った。煮込みハンバーグを食べてこんなに美味しいものは初めて食べましたとニコニコの恵比寿。何か思い出さないか、ここの定食を気に入っていたみたいだぞと夜トが言うと、そうなんですね確かに好きですこの味と恵比寿は言った。不器用なのは変わらないが記憶は全く受け継がれないようだった。僕は気がついたらいました。お社から見えるきれいな海、穏やかな町、一生懸命働く人たち。ひとめでこの世界が好きになってしまって、みんなを幸せにしてあげたいなって思いました。恵比寿はそう言うと夜トにケンカは強いの?と聞いた。一応と答えるとカッコイイな僕は運動苦手だからと言った。黄泉での僕は強かったですか、神器と仲良くやれてましたか、人を幸せにできるような神様でしたか、どんな大人でしたかと聞いた恵比寿は、みんな天に討たれたと言っている。やっぱり殺されるような悪い人?と言った。夜トが立ち上がりそれは違うと叫んだ。お前は立派なやつだった。自分の命を誰かのために分け与えられるような。次元が違うんだお前の強さは。俺なんかが全然かなわない。なのに......店の外からひよりと雪音が見ていた。夜トはかむなぎの陣を斬ったが再び恵比寿への攻撃。逃げろと毘沙門が叫ぶと恵比寿は神器の邦弥を放し自分が撃たれた。致命傷を負った恵比寿に夜トが駆け寄る。タケミカヅキがさらばじゃ安心してお隠れになられよと言うと討伐隊は去った。死ぬんじゃねえと叫ぶ夜ト。何度亡くなられても甦りますから安心して死んでもいいんですよと小さい頃から言われていた恵比寿に夜トはお前自身はどうなんだ本当にお前の意志かと言った。恵比寿は涙を流しながら君と出会えて良かったと夜トに言った。そして死にたくないと言って消えた。オリーブ軒で、すまなかった恵比寿と言う夜トに夜トさんのせいじゃないと恵比寿。夜トは頼む謝らせてくれと言った。毘沙門を訪ねる恵比寿。天神と大黒天も来ていた。恵比寿の代替わりに伴い道司の巌弥は破門になったが弥の一族は不問、邦弥が新しい道司になった。古い神器で恵比寿の歴史を知る巌弥を毘沙門がかくまってくれておかげで天は巌弥の所在を知らないので出来ればこのままここに置いてやってくれますかと恵比寿。ああと返事した毘沙門に、ありがとう痴女さんと言い夜トが毘沙門の本当の名だと教えてくれたと言った。毘沙門は怒る。邦弥が改めて本当のことを話す。恵比寿が黄泉に行ったのは黄泉の言の葉を得んがためで妖に名を与え使役することを独学でしていた恵比寿は上手くいかずに体を壊していた。言の葉は持ち帰ったはずだが見つからないと言った。そこまでしてなぜ妖を使いたかったのかと大黒天。禍を制御し妖を人の世のために使えないかと考えていたと聞いて思いもよらなかったと言った。もう少し早く彼の話を聞けていれば良かったねと天神。人の世を尊ぶ思いは受け継がれていくでしょうと邦弥は言った。帰って来て何もしない夜トにモンクを言いながらも嬉しそうな大黒。夜トちゃん元気になるといいねと小福がいうと夜トには雪音もひよりちゃんもいると言った。 夜、雪音を連れだした夜トは俺は野良と一緒にガキの頃からついこの間まで人を斬ってきたと言った。夜トの匂いを感じたひよりもやって来る。恵比寿は人を幸せにするいい神になれるんじゃないかと言った。もうああいうことをしたくない、どうすればいいと夜ト。そこに野良が現れた。置いて行っちゃうなんてズルいけど仕事はしたから許してあげると野良。恵比寿は親父の代わりに殺されたのかと夜トが聞くと今ごろわかったのと笑った。天がしつこく術師のことを調べているので身代わりが必要だった。父様がちょっと背中を押したら天は動いてくれて術師は死んだということになったしと笑う野良。父様が褒めてくれるから帰りましょうと言う野良に雪音がふざけるなと言った。役立たずと雪音に言う野良に夜トはお前は昔から変わらないよなと言った。誰が泣いても何を斬ってもいつも笑っていた。でももうお前とは笑えない。夜トは緋器を呼ぶと、これは俺の意志だ、今までありがとう緋と言った。嘘でしょ私たちずっと一緒にいたのに夜ト(やぼく)と野良。違う俺は夜ト(やと) 緋器、お前を放つ。野良は消えた。俺は人を幸せにできるような存在になりたいと夜ト。斬るしか能がない俺は何をすればいいか何が出来るか道を示せと雪音に言った。変わったことはしなくていいと思うと雪音。斬るしかできねえなら禍を斬ればいい。俺がいる、道標の俺がもう人斬りなんてさせない。ひよりが柏手を打った。どうか夜トがなりたいものになれますように。夜トが雪音くんを選んでくれた。雪音くんが夜トを選んでくれた。だからきっとこのお願い叶うよね。私、信じてます。ひよりが微笑んだ。遠くにひどい時化が見えて夜トは雪器を呼んだ。夜トが妖を斬ることで救われる人も罪を犯さずに済む人もいる。だから夜トはひたすら禍を絶て。「豊葦原中国(とよあしはらのなかつくに)荒びたらせぬ彼(か)のものよ。我、夜ト神来り降り雪器を以って砕き伏せ草々の障り穢れを打ち払わん! 斬!」夜トと雪音とひよりが楽しそうに歩く姿を歩道橋の上から筆を持った藤崎が見ていた。あのヘタレが螭(みずち)を放つなんてやっと来たのか反抗期、やっぱカワイイよあいつと笑う。藤崎、行くぞと友だちが呼ぶ。何を見ていたんだと聞かれ野良や面の妖を連れた藤崎(父様)は何でもないと歩き出した。【感想】小さい恵比寿、カワイイ~ 久しぶりのノラガミだったけど2期はパワーアップして1期より面白かった。毘沙門編だけかと思っていたらどんどん話も進んでちょっとビックリ。最後にあのひよりにいきなりキスした藤崎が出てきて父様とわかったし3期もあるかな。早めにお願いしたいな。ページビューランキング