暗殺教室 第7話 修学旅行の時間・1時間目
暗殺教室 #07 「修学旅行の時間・1時間目」☆前のお話は→ 「第1話~第6話 あらすじまとめ」 テストの次は修学旅行。暗殺教室でも行事の予定は目白押し。殺せんせーは、3年生も始まったばかりのこの時期に修学旅行とはあまり気乗りがしない、といいつつ舞妓姿。正直、君たちとの旅行が楽しみで仕方ないと言った。体育の時間に烏間先生から京都2泊3日の修学旅行中も暗殺をと話がある。京都の町は学校とは段違いに広く複雑、生徒たちは班ごとに回るコースを決めて殺せんせーはそれに付き合う予定。スナイパーを配置するには絶好のロケーション。すでに国は狙撃のプロを手配した。暗殺向けのコース選びをするようにと烏間は言った。修学旅行の班分け。渚、カルマ、杉野、茅野、奥田、そしてクラスのマドンナ神崎の6名。コースの相談をする。ビッチ先生は世界中を飛び回った私には旅行なんていまさらだわと言うが、じゃあ留守番しといてと言われると怒り、仕方ないから行ってあげるわよと言った。殺せんせーは辞書のように分厚い「修学旅行のしおり」を徹夜で作りひとり一冊ずつ渡した。修学旅行当日。新幹線に乗り込む生徒たち。E組だけが普通車で他のクラスはグリーン。ビッチ先生はハリウッドセレブのような姿で登場、目立ちすぎで引率の先生には見えないと烏間先生に言われ着替えさせられ泣く。殺せんせーは、駅中スイーツを買っていて乗り遅れ、一駅窓に張り付くことに。合流した殺せんせーは凄い荷物。変装しているつもりらしいが近くで見たら人じゃないとバレバレの目立つ姿に菅谷が鼻を作ってやる。旅行になるとみんなの意外な一面が見られる。これから旅の出来事次第で、もっとみんなのいろんな顔が見れるかもしれない。飲み物を買いに行ったときに、神崎が自分で作った日程表をなくす。それを手に入れたのは隣の車両に乗っていた、こちらも京都に向かう不良男子高校生。あの子たちに京都でお勉強を教えてやろうぜと笑う。京都到着。A~D組高級ホテル到着。E組旅館到着。殺せんせーは新幹線とバスで酔ってグロッキー。・殺せんせーの弱点その8 乗り物で酔うご心配なくと殺せんせー。枕を忘れたので一度東京に戻ると言った。・殺せんせーの弱点その9 枕が変わると眠れない 翌日、グルーブ行動。京都に来たときくらい暗殺のこと忘れたかったな。いい景色で暗殺なんて縁のない場所だという杉野にそうでもないよ渚。坂本龍馬、織田信長とこのわずか1kmくらいの範囲の中でものすごいビッグネームが暗殺されている。ずっと日本の中心だったこの町は、暗殺の聖地でもあるんだと言った。言われてみればこれは立派な暗殺旅行だ。そして暗殺のターゲットになってきたのはその世界に重大な影響を与える人物ばかりだ。地球を壊す殺せんせーは典型的なターゲットだ。祇園を歩く。神崎の希望したコース。奥に入ると人気がない。一見さんお断りの店ばかりだから目的もなくふらっと来る人もいないし見通しがいい必要もない。暗殺にピッタリなんじゃないかと神崎。すると神崎の日程表を拾った不良高校生たちがやって来た。「なんでこんな拉致りやすい場所を歩くかね」高校生にはかなわなかった。隠れていた奥田は無事だったが茅野と神崎が連れて行かれる。通報してもすぐには解決しないだろう。俺にに直接処刑させてほしいんだけどとカルマは言った。でもどうやって探し出す? 茅野と神崎を拉致った高校生は連れに召集をかけていた。神崎にどこかで見たことがあると思ったらと写メを見せた。昨年の夏ごろ東京のゲーセンで撮ったもの。まさか名門中の生徒だったとはね。これから夜まで台無しの先生が何から何まで教えてやるよと言った。渚たちは殺せんせーの修学旅行のしおりの困った時の対処法の中に、「クラスメイトが拉致られた時」の項目を見つける。普通ここまで想定したしおりなんかない。殺せんせーは恐ろしくマメだから、班員が京都で拉致られた時から京都で買ったお土産が東京のデパートで売っていた時のショックからの立ち直り方、鴨川でいちゃつくカップルを見た時に寂しい自分の慰め方...しおりには何でも書いてあった。大きなお世話だがおかげで少し落ち着いた。今すべきことがちゃんと書いてある。茅野がさっきのゲーセンの神崎の写真はちょっと意外だと言うと神崎は、父が厳しくて、いい学歴、いい肩書きばかり求めてくる。そんな生活から離れたくて知ってる人がいない場所で格好も変えて遊んでいた。その結果得た肩書きはエンドのE組だった。もう自分の居場所がわからないよと言った。俺らと仲間になればいいと不良高校生。エリートぶっているやつを台無しにして自然体に戻してやる。宿舎に戻ったらカラオケしていただけですと言えばだれも傷つかない。東京に戻ったら記念写真でも見ながらまた遊ぼうぜと言った。撮影スタッフが到着か、ドアが開く。やって来たのは渚たちだった。 ★修学旅行のしおりP1243 班員が何者かに拉致られた時の対処法。犯人の手掛かりがない場合、まず会話の内容や訛りなどから地元の者かそうでないかを判断しましょう。地元民ではなくさらに学生服を着ていた場合→P1344 考えられるのは相手も修学旅行生で旅先でおいたをする輩です。地のりに疎いその手の輩は拉致したあと遠くへは逃げない。近場で人目につかない場所を選ぶでしょう→付録134 先生がマッハ20で下見した、拉致実行犯潜伏マップが役立つでしょうすごいな、この修学旅行のしおり。やっぱ持っとくべきだね。で、どうすんのお兄さんたちとカルマ。こんだけのことしてくれて。背後から足音が聞こえて来る。呼んでおいた連れが来たと高校生。お前たちが見たこともない不良だと言うが、「不良などいませんね。先生が全員、手入れしてしまったので」とやって来たのは、不良たちを触手で吊るした殺せんせーだった。他をしらみつぶしに探していて遅くなったと殺せんせー。暴力教師と覚えられるのが怖いからと黒子みたいな顔隠しをしていた。・殺せんせーの弱点その10 世間体を気にするふざけるなとかかってくる不良高校生は一瞬で殺せんせーに倒された。速すぎて見えない。ふざけるな? それは先生のセリフです。ハエがとまるようなスピードと汚い手で、うちの生徒に触るな。ふざけるんじゃないと怒った顔の殺せんせーは言った。エリート校は先生まで特別製か、肩書きで見下しているんだろうとナイフを出す高校生に殺せんせーは、エリートではありませんよと言う。彼らは確かに名門校の生徒だが、学校内では落ちこぼれ呼ばわりされクラスの名前は差別の対象になっている。しかし彼らはそこでさまざまなことに前向きに取り組んでいる。「学校や肩書きなど関係ない。清流に住もうがどぶ川に住もうが、前に泳げば魚は美しくそだつのです」みんなで修学旅行の基礎知識を体で教える手入れ終了。迷いが吹っ切れた表情の神崎に何かありましたかと殺せんせー。はい、殺せんせー、ありがとうございましたと神崎は言った。それでは修学旅行を続けましょうと殺せんせーは言った。うちの班は暗殺を実行できなかったけど明日殺せばいいよと言うと、殺せるといいですねと殺せんせーは笑った。困ったことに僕らのターゲットは限りなく頼りになる先生だ。☆次回 「修学旅行の時間・2時間目」 (感想は次週に)ページビューランキング