ヤマノススメ セカンドシーズン 第6話 「好きな事をするために」
ヤマノススメ セカンドシーズン新六合目 「好きな事をするために」★前のお話は→ 「第1話~第5話 あらすじまとめ」★ファーストシーズンはこちら→ 「ヤマノススメ」 ひなたの父に富士山のご来光登山の話を聞く、あおいとひなた。(*ご来光は山頂の日の出の意味で、富士山に限ったわけではないです)真っ暗な中をライトで光の列ができていて、その中をひたすら登って行く。ひなたの父は高校生のころ友だちと初めての登山で行った。下は一面の雲、上は満天の星空。いつも住んでいる場所とはまるで別世界だった。友だちが途中でバテてひとりで頂上まで登った。 たくさんの人と山頂で空が明るんでいくのを見た。世界が真っ赤に染まってすごくきれいだった。あれは一生忘れられない思い出だなあと、ひなたの父は言った。 「富士山に登らない?」あおいは、前から考えていたと、ひなたに言った。ひなたも「OK、いいんじゃない富士山」と言った。がんばろうねとふたり。それにしても、ちょっと前までは嫌がっていたのに自分から行きたいと言うようになるとわねとひなた。善は急げ、富士山に登るのに必要な道具を見に行くことにする。三ツ峠と同じ装備ではダメなのかと聞くあおい。夜に登るからヘッドライトが必要だし夏でも寒いから真冬の格好をしていったほうがいいんだってとひなた。 ☆教えて!! かえでさんコーナー山の気温は標高が100m上がる毎に0.6℃ずつ下がります。標高3,776mだと地上からおよそ22℃も低くなり地上が30℃でも富士山頂は8℃になります。富士山は8月に雪が降ったこともあります。 登山用品店には富士山コーナーができていて必要なものも書いてあった。軍手も必要なのかと話すふたりに、お店の人が富士山には途中、岩をよじ登ったりする場所もあるからねと話す。 ヘッドライトを見る。明るさのことをルーメンといって、ルーメン値が大きいほど明るいとひなた(*ルーメン値は大きいほど明るいですが、電池の消耗が早いです)早速買うものを決めた。お父さんのがあるでしょうとあおいは言うが、あおいを山に引きずりこんだし私だけ親に借りるのはずるいでしょうと。 次はダウンジャケット。これカワイイ、欲しいなとあおい。が、お値段39,800円にビックリ。とても買えない。そういえば母がダウンジャケットを購入していたと思い出したあおいは、お母さんに借りると言う。 帰宅して母にダウンジャケットを貸してと言う。いいわよと言った母だが富士山に夜中に登ると聞いて反対する。夜の登山なんて絶対ゆるしませんと言われ夕食も険悪ムード。母に話を聞いた父は、本当に好きなことができたのはいいことだと思うと言った。あおいの部屋に来て山に登るのは楽しいかと聞いた父は、心配ないことをちゃんと説明して説得しないとなと言う。 母にやっぱり富士山に登りたいと言うあおい。初心者でも登れる山だし、行動予定も前もって知らせるし携帯で連絡もすると説得。お願いと言うあおいの目を見て、これは絶対折れそうもないと母は思った。わかったわと母、ダウンジャケットを貸してくれた。心配してるけど責めてるわけじゃない、頼りたいことがあったら、いつでも頼っていいんだからねと母は言った。 『ちょっとわかった気がする。強く願う心さえあれば、道は開けるんだ。富士山、まだまだ遠いけど、がんばります』★あんまり関係ないかもな感想w お、富士山にもう行きますか。いいですね。ご来光は美しいですよね。ホント登って来てよかったと感じます。私の場合、近場の山にかなり登ってから3000m級の山に行ったのですが、富士山は何せ人が多くて大渋滞にビックリしました。ヘッドライトは途中で消したかな。自分のペースで歩くなんて次元じゃなくて疲れた記憶があります。でもそんなのどうでもいいくらい、ご来光は素晴らしいですけどね。では、また来週、ヤッホー(^^)/ ページビューランキング