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カテゴリ:本
ちょっと前の新聞に、図書館が次々に民間委託されている記事が載っていました。
光る本棚・コンシェルジュ…図書館を変える民間委託 <出展:朝日新聞> 漫画以外の本は図書館で借りる主義の私にとっては結構衝撃的なニュースでした。 民間委託されることで図書館のシステム自体(無料で借りられる)が変わることはないようですが、他の面はどうでしょうか? 民間に委託されることで新しい本がすぐに入荷したり、検索設備が整ったり、良いところもたくさんあるのでしょうが、図書館好きとしてはちょっと心配です。 企業というのは利益追求が使命です。 ということは、採算の悪い本=借りられない本は排除されていくのではないでしょうか? そこまでいかなくても、冊数が減ったり、司書の人数が減ったりということはあるかもしれません。 人気があって目新しい本ばかりになった図書館は魅力半減です。 自分では借りなくても、重厚な哲学書や数学書なども置いておいてほしいのです。 また、自分の読みたい本にすぐに辿り着けるのは便利なのですが、迷いながら本を探し、その道程で興味引かれる本に出会うのも図書館の魅力の一つだと思うのです。 静かで、少しホコリが積もっているような棚がひっそりと奥の方にある・・・図書館にそんなイメージを持っているから、そう思うでしょうか? 全然異業種の企業も参入しているそうで、検索した本が置いてある棚が光るような設備もあるそうです。 ここにも少し違和感を感じました。 近未来的で、ドラえもんの世界のようですよね。 そう思うと、ちょっとわくわくして楽しいのですが。 学生時代よく通ったA市の図書館。 ここも民営化されているようです。 今度実家に帰ったら、ちょっと寄ってみようかなと思ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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