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2009年06月26日
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会社ミニ図書館第二弾です。

A.A.ミルンといえば「くまのプーさん」ですよね?

てっきり童話作家だと思っていたのですが、実は推理小説も書いているんです。

「赤い館の秘密」(A.A.ミルン 著)
090626_1259~0001.jpg

この本を読んでみました。
イギリスの田舎で起こる事件。
「事故か殺人か!?」
素人探偵が暴いていくお話です。
ほんわかした探偵と助手の人柄により、人が死んでいるにも関わらず陰惨な感じではなかったです。
そう、ゲームか宝探しをしているような感覚でお話が進んでいきます。
最後には犯人の手紙によって真相が明らかにされるのですが(正直ここは物足りなさを感じます。急いで決着をつけたような感じがするんですよね・・・)、そのシーンはさんさんと日の溢れる明るい朝食の席で明かされます。
品がよくユーモアたっぷりの推理小説と言えると思います。

推理小説というと中学の頃ドイルをはじめ、クリスティやクイーンをむさぼるように読みました。
でも、まさか「くまのプーさん」の作者が推理小説を書いているとは思わなかったな~。
ミルンは元々ユーモア雑誌「パンチ」の編集者だったそうです。
劇作家でもあるとか。
童話作家という狭い枠に囚われない方だったんですね。
新たな発見は面白いです。





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最終更新日  2009年06月30日 12時36分36秒
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