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カテゴリ:本
会社ミニ図書館第二弾です。
A.A.ミルンといえば「くまのプーさん」ですよね? てっきり童話作家だと思っていたのですが、実は推理小説も書いているんです。 「赤い館の秘密」(A.A.ミルン 著) この本を読んでみました。 イギリスの田舎で起こる事件。 「事故か殺人か!?」 素人探偵が暴いていくお話です。 ほんわかした探偵と助手の人柄により、人が死んでいるにも関わらず陰惨な感じではなかったです。 そう、ゲームか宝探しをしているような感覚でお話が進んでいきます。 最後には犯人の手紙によって真相が明らかにされるのですが(正直ここは物足りなさを感じます。急いで決着をつけたような感じがするんですよね・・・)、そのシーンはさんさんと日の溢れる明るい朝食の席で明かされます。 品がよくユーモアたっぷりの推理小説と言えると思います。 推理小説というと中学の頃ドイルをはじめ、クリスティやクイーンをむさぼるように読みました。 でも、まさか「くまのプーさん」の作者が推理小説を書いているとは思わなかったな~。 ミルンは元々ユーモア雑誌「パンチ」の編集者だったそうです。 劇作家でもあるとか。 童話作家という狭い枠に囚われない方だったんですね。 新たな発見は面白いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月30日 12時36分36秒
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