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Something Little

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2012年06月06日
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カテゴリ:映画
上質な大人のおとぎ話。
エスプリが効いていて、会話やダンスや音楽に酔います。
パリの町並みが美しい音楽と溶け合います。

劇中に登場する人物の作品に親しんでいれば、もっと面白かっただろう。残念だ。
「グレート・ギャツビー」やヘミングウェイをもっと読んでおけば良かった。
コール・ポーターのミュージカルも。

私たちがノスタルジーに憧れるように20年代の人々も一昔前のベル・エポックに憧れる。
そしてベル・エポック時代の人たちはルネサンスに。
古き佳き時代に想いを馳せるのは、いつの時代も同じらしいという見解にウディ・アレンのアイロニーを感じます。
一緒にベルエポックにタイムスリップしたアドリアナ(ピカソの愛人)は、その時代にとどまることを選びますが主人公のギルは現代に戻ることを選びます。

パリに行きたくなると同時に、当時の時代背景や文化、人物に興味がわく映画です。
最後は少し、易きに流れた感が否めませんが美しいラストシーンでした。

ミッドナイト・イン・パリ





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最終更新日  2012年06月08日 14時28分58秒
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