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テーマ:☆北欧☆(44)
カテゴリ:apa
☆はじめに☆
この日記は、数日にわたって、更新/内容追加を行いました(最終更新は1/13)。 ////////////////////////////////////////// 日本へ初めてやってきたスウェーデン人の感想です。 彼の知識や経験によるものであることをご了解の上、お読み頂きたく存じます。 なお、日付とタイトルは、滞在/観光日記Summaryと関連づいています。 ////////////////////////////////////////// ☆28 december (dag1)『再会』 【鉄道】 成田空港からは、京成電鉄で都内へ移動。今回は東京近郊の観光であるため、PASMOを購入した。ICカードに興味を持ちつつも、移動ルートが気になるらしい。TOKYOガイドブックの路線図を広げ、「こんなに電車の種類があるけど、どうやって行くの?」と少し戸惑い気味だった。 しかし彼が見ていたのは、メトロ路線図。そこには成田空港も、私の住まいも載っていない(苦笑)。「こっちだよ」と”Suica・PASMO路線図”を差し出すと、「クレイジーだ」と興奮の域へ(笑)。 【鉄道2】 電車の発車時に流れるメロディーに驚いていた。スウェーデンでは、発車前にピーッと鳴るだけ(「発車します」のアナウンスが入ることもある)。また、電車がホームへ進入してくるる際にブザーが鳴ることも、驚いていた。 【スーパー】 翌朝の朝食を買う為、スーパーへ出かけた。レジに並んでいると、「何やっているの?」と聞いてきた。ん?と不思議がる私に、「かごに入れたまま待つの?」と確認。あぁ~。そっか! 「日本では、かごに商品を入れたまま並び、会計後、自分で奥の台に運んで袋詰めをするんだよ」 そう言えば、ストックホルムでは、商品をベルトコンベア(?)に乗せ、チェッカーを通した(会計した)商品は滑り台(?)で流される。それを自分で袋詰めにしたっけ。またL.A.の方法、商品をベルトコンベアに乗せると、チェッカーを通した(会計した)商品は、別の店員さんが適当に(苦笑)袋詰めする。 私はどちらにおいても、身体が勝手に反応していたなぁ。彼曰く、アメリカの方法(フロリダで1年生活経験あり。L.A.と同様)は、勝手に袋詰めされるから嫌だった。でも、日本の方法は、悪くはないよね。確かハンブルク(2年ほど生活経験あり)も同じだったよ。 【アイドリング‐ストップ】 駅からは、市バスに乗車した。彼は、バスが赤信号でアイドリング‐ストップをしていることに気がついた(この分野は鋭い、敏感だなぁ)。 「赤信号時のアイドリング‐ストップするんだね。交通規則?」と聞いてきた。「交通規則ではないよ。でも最近、多くのバス(会社)が赤信号時や停車時にアイドリング‐ストップをしているよ」と話した。 「いいことだね。スウェーデンでは、(ボクも含めて)ほとんどやっていないよ。バスでもね」と感心していた。 【ナンバープレート】 バスに乗ると、彼は道を走る車を観察した。そして「日本のナンバープレートには何が書いてあるの?住所?」と聞いてきた(本当に興味があるんだなぁ)。「住所というか、登録地かなぁ」と少し頼りない回答をする私。その代わりに、追加情報を提供するので、チャラにして(笑)。 「緑と白のプレートがあるでしょ。緑(バス、タクシー、トラック)は営業用、白は自家用という意味を持っているんだよ」と説明すると、「本当!?クールだね」と目を輝かせた。 なお、スウェーデンのナンバープレートは、ブルーのEU共通(?)デザインです。EUマークの下に、国名のアルファベット(スウェーデンならS)が入っている。その他のアルファベットや数字には、意味がないそうです。 【洗濯】 洗面所においてある洗濯機を見て、「自分の洗濯機をもっているんだ。アパートには、(共有)洗濯機がないの?」と聞かれた。スウェーデンのアパートには、洗濯室があり、そこにある洗濯機を自由に使う(洗剤は持ち込み)。自由というのは、空いていれば使えるし、事前に予約をすることもできる(予約表の使いたい時間に名前を書く)。 しかし、この予約は絶対的なものではないらしい。18時に予約したが、18時には洗濯室へ行けないと、空いているものとみなされ、他の人が使用してしまうらしい(苦笑)。だから職場では、「今日18時から洗濯室を予約している」と言えば、定時で帰宅することを了承されるのだとか。あまり残業はないようですが、みんな同じ境遇なので、理解を得られるみたい。 ちなみに・・・彼は3週間分の下着類を持っているそうです。大きなクローゼットがあるから、洗濯室争奪戦に挑む(笑)―こまめに洗うよりも、その方が効率的、ハッピーだと。しかし3週間分の洗濯物は、相当の量になるはず。だけど、大丈夫。洗濯室にある5台の洗濯機は、その時間は自分のもの。フル活動?が可能。 彼の意見は「個人で所有していれば、自由に使用できる。でも、共有して使用することも、悪いとは思わないよ」 ☆29 december (dag2)『鎌倉・江の島観光』 【自動販売機】 鎌倉散策中、ジュースを買うために自動販売機へ。しばし、ジーッと見ている。読めない、サポートが必要なのかな?と「コーヒー?お茶??それとも・・・」と近寄ると、「赤いマークはホットドリンク?!」と質問された。「うん。そうだよ」と素っ気なく(?)返答したら、 「本当?すごい!!」「スウェーデンの自動販売機にホットドリンクはないんだ(寒い冬でも)」と興奮。しかし買ったのは、ファンタグレープ(笑)。「今度ホットドリンクを飲むよ」と言い、翌日ホットレモンティーを飲んだのでした。ちなみに、レモンティーも珍しそうだった。 【ファミレス】 店員さんを呼ぶための”呼び出しボタン”に驚き、「これは便利だ」とご満悦。また、スウェーデンには、ファミレスの類がないらしい。そんなことから、日本のサービス(質?)に便利さを感じた様子。 【若葉マーク】 車の若葉マークについて、説明をしたら、爆笑。「交通規則でも、ボクはつけたくないなぁ」ですって(^_-)。また、私は何年も運転をしていないが、ゴールド(優良)ドライバーの免許書だとも話した。すると、冷ややかに笑った^^; 【運転免許】 スウェーデンで運転免許を取得するには、自動車学校へ通わなくても良いそうです。免許保有者のもと、練習をし、テストに合格すればOKとのこと。彼は、お父さんに見てもらったそうです。しかし、テスト前に少しだけ、自動車学校でレッスンを受けたらしい。「どんなところをチェックされるのかが分かるだろう」だそうです。 ☆30 december (dag3)『都内散策』 【ガソリンスタンド】 日本でも、セルフスタンドを見かけるが、まだ数は多くないと思う。ガソリンスタンドを通りかかった時、彼は「日本では自分で給油しないの?」と不思議そうに見ていた。さらに、天井から吊り下げられている給油ホースに興奮(笑)し、パシャリと写真撮影。 【ベリー】 「好きなフルーツは?」と聞かれたので、私は「グレープフルーツ、梨、ブルーベリー、いちご・・・かな」と答えた。すると、「ブルーベリーやいちごは、ベリーだよ。フルーツじゃない」と言われた。「えっ?フルーツだよ。ベリーもフルーツだよ。なんで?」と聞き返した。その答えは、 「ベリーは、ベリーなの。フルーツじゃないの」 ☆31 december (dag4)『カウントダウン☆GLAY』 【ルール】 終演後は、規制退場だった(呼び出されたブロック毎に退場する)。指示通り、自分のブロックが呼ばれるまで待っている人々を見て、驚嘆していた。 「スウェーデンではありえない。指示を待たず(聞かず)、みんな帰りだすよ。日本人は、まじめだね。偉いよ!」 【ティッシュ】 キッチンペーパー(キッチン用の厚手でゴワゴワしたもの)で、彼が鼻をかんでいたから、「ここにあるティッシュを使って。こっちの方が柔らかいよ」と話した。それから数日後、またキッチンペーパーを使うようになった。もしかして・・・ 「このティッシュは使いにくい?」と聞いてみた。「うん・・・」と頷く彼。あっ! 私はクローゼットから、あるポケットティッシュを取り出し、彼に「これを使って」と手渡した。彼は「まだあったの?!」と驚いた。それは、6月にスウェーデンで購入したポケットティッシュ。 なぜなら、そのティッシュは硬いというか、肌触りがイマイチ(苦笑)なの。でも彼は、(日本の)柔らかいティッシュの方が苦手みたい。 ☆3 januari (dag7)『箱根駅伝』 【着物】 すき焼きを食べにいった料理店では、女性は着物姿だった。生で見る着物姿(笑)に、興味津々(少し興奮!?)。お腹が満たされた頃、「なんでクッションを背中につけているの?」と聞かれた。クッション?!何のこと?? 正解は、帯のお太鼓でした(^_-) ☆6 januari (dag10)『着物と指輪』 「はじめてのニッポン~最後の観光~」 【クレジットカード】 指輪を買ってくれた時のこと。店員さんが「お支払回数は?」と確認してきたので、彼に一応確認をした。すると、「一回だよ。なんで回数を分けて支払うか聞くんだい?」と不信感をあらわにした。 事情を説明をすると、「今はキャッシュを持っていない。でも、銀行口座にはある。これくらい一回で買えるさ」そして「スウェーデンでも分割払いはあるけれど、あまり使われていないと思うよ」と。 私も彼と同じようなクレジットカードの使い方をしている。だから、経済感覚(?)が同じなのは良かったけれど、”これくらい”と言われた指輪、それを贈られた私って・・・(苦笑) 【通勤ラッシュ】 帰宅時間が、通勤ラッシュに重なってしまった。しかし、たまたま乗った車両が後方だったので、東海道線でも、さほどの混雑ではなかった(肩が触れ合う程度)。下車し、改札口に向かって歩いていると、他の(階段に近い)車両は混んでいた。 「空いている車両に乗れてラッキーだったね」と声をかけると、彼は電車に目を向けた。そして、リュックを下ろし、押し合う満員車両にカメラを向けた。予告どおり(爆)の行動です。 押し合う車両の中で、しかめっ面だったサラリーマンが笑った。それは、写真を撮っている彼を滑稽に思ったからでしょう。しかし彼にとっては、異様な通勤ラッシュをする日本人/社会が不思議だし、オモシロいのです。 ☆7 januari (dag11)『バイバイ』 【駅/電車】 電車の乗降時、降りる人を先にするし、扉の前も開けている。日本人は偉い! ↑たまに我先に行動する人はいますが(ーー;) 【駅/電車2】 (ほとんど何を言っているか分からないけど)電車内のアナウンスが多すぎる。うるさいよ。 最後に・・・ 日本人は、優しいね。 でも、シャイだよね。 滞在/観光日記はコチラ↓ 「はじめてのニッポン~観光1~」 「はじめてのニッポン~観光2~」 「はじめてのニッポン~最後の観光~」 ★。・:*:・°`☆、。・:*:・°`★。・:*:・°`☆、。・:*:・°`★ ご訪問ありがとうございます。 本年も、応援の”1クリック”をヨロシクお願いします。 \(*^▽^*)/ アリガトゥ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 13, 2010 07:20:02 PM
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