「サングラスのお話」
いよいよ初夏を迎えた。サングラスが活躍する季節である。高校生の頃はとにかく必須アイテムだった。当時は一流品であればやはり「レイバン」であったが当然そんな高価な品物がおいそれと買える身分ではない。アルバイトはしていたが、バイクの維持費でそれどころではないのだ。それでもやはりお洒落には手を抜けずレイバンのパチモンで我慢をしていた。よく使い倒したのがたれ目型のミラー。宇崎竜童率いる”ダウンタウンブギウギバンド”の影響だ。余談だが、このバンドの大ヒット曲「港のヨーコ ヨコハマ ヨコスカ」のB面が「カッコマンブギ」という曲であり、このブログのタイトルの由来である。夏は髪型はリーゼント、サングラス、ジーンズにボウリングシャツ、足元は素足にモカシンが定番だった。この格好で足代わりのホンダモンキー50にノーヘルで乗っていた。そのパチモン・サングラスであるが、大半が千円~イチキュッパ程度で売られていたのだが当時の中国製は粗悪なものが多かったのできっと大層目に悪かったと思う。思い起こせばその年代より視力の低下が始まった気もしないではない。しかし安いぶんコレクションにはもってこいで、レイバンのオリンピアンタイプ(岩城滉一氏が映画「爆発」シリーズや「グッドバイ・キャロル」で流行らせたもの)やキャッツアイ型(横浜銀蝿のジョニータイプ)レイバンのシューター型(舘ひろしタイプ)などなど、気分で使い分けていた。今では本物のレイバンの当時物も数点コレクションしているが、あの頃のパチモンも懐かしいなと思う今日この頃である。オリンピアン1デラックスレイバンRB3026ダウン タウン ブギウギ バンド / 續 脱どん底 【CD】 楽しめた方はクリック!にほんブログ村