『テディボーイに憧れを。vol.1』
テディボーイ 【Teddy boy】とは不良少年という意味でエドワード7世時代(1901~10)の服装を好んで着用した1950年代から60年代初頭の倫敦の不良少年をさすらしい。エドワードの愛称、テディーに由来する。テディボーイという名前を世に広めたのは、もちろんキャロルの楽曲「涙のテディボーイ」だと断言してもいいと思います。当時はそんな洒落た言葉当然知らない訳で、ましてネットなんて無い時代なので不良の皆さんは必死で情報掻き集めて 「俺ぁ○ンピラじゃないよ、テディボーイだぜ!」ってやってた。昭和の不良少年って何しろ格好をつけることに余念が無いので、大半が意外とセンスがあって音楽はソウルやブラックmusicを聞き、服装はVANやJUNを着てたりしてた。発祥はロンドンでも、結局のところアメリカのロカビリースタイルが原型なのだが、正統派のロカビリーとはまた違う。その辺りから派生して日本独特の不良文化が築かれていった。普段は堅苦しい詰襟の学生服。あるいは油にまみれた作業服。それがオフになるやいなやビッ!としたカッコで決める。スリムなブルージーンズ、素足にスリッポン、白またはボーダTシャツに革ジャン。拘ってセレクトしたグリースを頭に塗りたくりコームで整える。いわゆる今で言うコスプレだったのでしょうね。(vol.2に続く) 楽しめた方はクリック!にほんブログ村