「coolsの真実」
今回紹介する書籍は、現在入手困難になっている。筆者はcoolsの初期よりメンバーであった大久保キイチだ。フィクションなのかノンフィクションなのかわからないが、その辺りをリアルに、かつ淡々と綴っている。coolsの結成から、内部分裂、メンバー離脱と筆者自身のドラッグ、SEXが描かれているが大半は真実であろう。coolsからは大物男優、有名ミュージシャンが輩出されているのは周知の事実。そしていろいろなスキャンダルがあったのも事実。ただ、ファンとしてはcoolsというのは各々の頭の中に思い描いたものがありバイクチームが好きな人やバンドとして好きな人元coolsだったアクターが好きな人、さまざまなのだ。一時、暴露本みたいな物があったが、coolsメンバーが書いたものではない。また、本当のcoolsファンはそんなモノは読みたくないのだ。そして、この本は重版もない。稀にオークションで出回るが大変高額で取引されている。幻の本なのだ。それでいいじゃないか。ストレンジ・ブルー価格:1,890円(税込、送料別)