今日書店でレスポール・ブックをパラパラと見ました。すっげえ、バーストのレスポールが沢山載ってるぞ。・・・ってまあ僕はバーストはもちろん好きですが、どちらかいうと57年辺りのゴールドトップが好きなんだな。おお、ゴールドトップも載ってるぜ。などとペラペラページをめくっていたら・・・オウ!SGカスタムも載ってるじゃないか!1961年製の写真が載っていました。そう、僕のもそうなのですが、初期型のSGは本名は「レス・ポール」です。ジョンが「君の白いレスポールカスタム預かってもいいんだぜ」と言ってたレスターは僕のSGカスタムのこと!だからレスポール・ブックに載っていても全然不思議ではありません。レスター・ファンの人からは「SGのシェイプだから認めない!」と思われるか。まあどっちでもいいんですけどね!
続いて・・・よせばいいのに「ノスタルジック・ヒーロー」という雑誌を手にしてしまいました。旧車専門の雑誌で、昔は毎月買って読んでました。見る前にもう1人の僕がやめろと叫んだ・・・ってオレは原田真二か。パラパラとめくって「出るなよ・・・出るなよ・・・」とワケの判らないことをつぶやいていたら・・・出ました・・・。いすゞ117クーペ・ハンドメイド、180万円。シルバーのボディが本当に美しい。しかもカンパニョロのホイールは僕の一番好きな組み合わせ。ああ・・・欲しいなあ。乗りたい。これから旧車の運命はどうなるのでしょうか。エコロジーからは対極の位置にいる車たちですからね。ガソリン食いまくり、排ガスだしまくりですから・・・。僕の117だってハイオク入れたあとに鉛入れてました。だって有鉛ハイオク仕様でしたから。本当に環境に悪い車ですね。それでも・・・あの車の良さは所有した者にしか判らない。美しいだけでは語りつくせない、五感にビシビシと訴えかけてくる何かを持つ機械。コクピットに入ってシートに座り、片手をステアリングに、片手をシフトノブに置いただけで勝手に左足がクラッチを踏み込んでしまいます。思わず顔が緩む、そんな車。エンジンをかけるのも普通にキーをひねってもかかってくれません。クラッチを踏んでアクセルを2-3回踏んでから4分の1踏み込みます。キーをひねって燃料ポンプがガソリンを送る断続的な音が安定したらキーを最後まで回します。かかったと同時にアクセルをあおる・・・!2-3分エンジンを温めてやってからスタート。カチッカチッという音を立てながらシフトを操るのはたまらなく楽しかったな。4000回転以上で回すと豪快にエンジンは吹け上がってツインカムのサウンドが安定します。エンジンが回転が止まったかのように振動が無くなった瞬間グワーッとスピードが上がります。いつかまた乗れるといいのですが・・・。あーもう!やっぱり見るんじゃなかった!また泣けるがな!
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