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カテゴリ:Guitar
1.なんといってもネックジョイント SGは構造上ボディからネックが突き出している量が多く、それゆえ接着面積が少ないので強い力を加えるといとも簡単にネックが折れます。というかギブソンの場合はなかり強固に接着されているのでネックと一緒にボディが割れます。乱暴に置かないこと。 2.なんといってもヘッド 地面にギターを寝かして置かないようにしてください。これはギブソン系のギターは全てヘッドにアングルがあるのでどのギブソンでもそうですが、特にSGはボディが薄いのでヘッドの先端が地面に接触した状態ですとネックジョイントの部分は宙に浮いています。この状態でネックの上(指板側)から少々力を加えるといとも簡単にヘッドが折れます。絶対に寝かして置かないで下さい。スタンドに置くこと。 3.なんといってもジャック付近 SGはボディが薄いのでコントロール部のボディトップはとても薄いです。しかもボディトップにジャックがあります。ストレートプラグを差して横からプラグを叩くといとも簡単にボディが割れます。L型プラグでもギターがちょっと倒れそうになってプラグが地面についたらボディにヒビが入る可能性があります。スタンドに置く時はプラグを抜くこと。 この3点はSGの構造上の弱点です。僕のは古いからホンマ気を使います。 あとネックは頻繁に反るみたいですね。僕のは全然反らないけど!弦のゲージはストック状態では(最近はこういうのをデフォルトと言うの?).10~.46が張ってあると思います。僕は.09~.46を張っています。近年のヤワなネックだと.09~.42だと反る恐れがあるので様子を見てください。特に60年代のスリム・テーパーを採用している61リイシューは注意してください。あと90年代前半のSGスタンダード。近年のスタンダードやスペシャルやクラシックはネックが太いです。.09~.42を普段張っている方、ためしに.09~.46にしてみてください。低音弦のバリッ、ズシッとした迫力が出ます。 あと、音のヌケが悪いぞ!と言うのでピックアップを交換・・・と考える前に回路の配線をショップでやり直してもらうことをオススメします。ケーブルやポットを交換するだけでかなり変わるようです。これはETSGの重鎮連中がいつもSG初心者にアドバイスしていますね。僕はオリジナルのままで満足しているのであえて交換していません。回路を見直してダメならピックアップ交換した方がいいみたいです。SGシリーズはそれぞれのモデルのキャラクターにあったピックアップが搭載されているのであまり問題はないと思いますけど・・・。 普段のは構造上の注意点を「こういうものだ」と思って扱えばクセがつくので別に面倒でもなんでもないです。というかそれって多かれ少なかれ他のギターでも同じですから、それが面倒なら少々問題ですが・・・。そういう注意点を楽しめるようになったら、SGは素晴らしく楽しいギターですよ!まずはアンプに直で突っ込んでクランチ程度に歪ませてパワーコードをバーンと鳴らしてください。できれば音は少々ラウドに。どうです?顔が緩むでしょ?これがSGの一番得意なロックンロール・サウンドです! 注意!上記はすべてギブソンSGを前提に書いています。ギブソンSG以外のSGタイプのギターにはメーカーによって少々クセがあるのでご注意下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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