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先ほど中学1年生の数学のレッスンがありました。担当は当教室卒業生で京大生のMくんです。彼はすごく頭がいいし、生徒にもやさしくてわかりやすい楽しいレッスンをしてくれます。大変頼もしいスタッフですし、YORIママ、僕、Mくんの3人体制はまさにレインボー状態です。え?意味が判らない?つまりですな・・・ロニー・ディオ、リッチ・ブラックモア、コージー・パウエルでんがな!僕たちは彼らのようにアクが強くはないけど!
しかし!今日はMくんが大学の実験のため休みでした!そこで僕は生徒たちに数学のプリントをしてもらうことにしました。プリントをしてもらうというアイディア自体は悪くないのですが・・・どうも僕が選んだ問題集は「激ムズ」だったらしい。一応生徒に見てもらって「ここでいいか?」と念を押してからやったのですが・・・。途中で「先生、ここわかりません」とか言い出すではないか。 ・・・オレに数学の質問をするのか・・・。知らんな、中学・高校と数学の成績悪かったのを。 見てみたらこんな問題。 「佐藤さんは1370円、山田さんは720円もってケーキ屋さんに行きました。それぞれケーキを1個づつ買いました。山田さんは佐藤さんより30円高いケーキを買ったところ、佐藤さんの残金は山田さんの残金の3倍になりました。山田さんのケーキはいくらでしょうか。」 たまごたまご!←こんないい方しないか。楽勝!そしてこともあろうに偉そうに考え方と方程式の作り方を説明。数学を教えたのは生まれて初めてでした。面白かった!けどやはり実感するのは「教えるのは難しい」です。知ってるし解けるけどそれを他の人に判るように教えるのは全然違う技術を要しますね。改めて教えることの難しさを認識しました。これはいい経験でした。英語はどんなところを質問されても、個々の生徒の立場から見て判らないところを補強しながら説明する自信があります。今回の数学にもそういう技術は役に立ったのですが、それでも・・・毎度のことながら・・・教えるのは難しい。それだけに教えるのは面白いし楽しいです。いい先生にならないとね。生徒にとってね。 あと一つ気になるのは・・・最近の子は特に多いのですが・・・英語・数学ともに「先生、答え何?」という生徒がいること。僕は時間がないとかそういう時以外は答えを教えないんです。僕が答えを言っても何の意味もないから。僕の力試しじゃないんだし。大体それじゃ○か×かということになります。正しいものを導くその過程に意味があるので意地悪と思われようが答えはなかなか言いません。 ある結果を導く過程に意味があるというのは富墓林君のオールドギターに対する名言「古くなる過程に意味がある」というのに似ている気がします。確かに結果を出してナンボというところは実際社会にありますが、イージーに出す方法ばかり考えて欲しくはないと思ってしまう古風な考えの英語の先生がこうじ先生なのでした・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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