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カテゴリ:Guitar
先日親戚の美容室の待合に置いてあった本をパラパラとめくるとデーンと1962SGスタンダードの写真がありました。おお、カッコイイ。そしてそのページは他のSG写真も。
これです。キャプションにはこうあります。「SGカスタム ギブソン製のギターの中では、若向け(フェンダーの対抗機種)に開発されたSGシリーズの3ピックアップタイプのもの。70年代には重たい音のハードロッカーに愛用された。66年製作。」うーん・・・なんだかなあ・・・。この説明変だよ。SGが若向けに開発されたって・・・そうだったの?そんなの読んだことないんだけどなあ。フェンダーに対抗したのは判るけど。 ところでこのSG、66年製ってほんとかなあ?こんな真っ白のカスタム、60年代には存在しないと思います。また、ピックガードが黒いのも違和感。見たことないもん。さらにこの写真では不鮮明ですが、ヴァイブローラに刻印がありません。さらにさらに。ロゴは70年以降の角ばった方のロゴです。オマケにもう一つ、ヘッド形状が60年代していません。これ本当はいつのSG? 僕の勘ですが、70年代のカスタムは見た目が全然違いますからこれは80年代~90年代初めのSGカスタムです。この年代のカスタムにはヴァイブローラがついていません。したがって後でアフターマーケットのパーツを取り付けたものと思われます。それにしてはテイルピースのスタッド穴が見えませんね。恐らくオーナーはテイルピースのスタッド穴を埋めてリフィニッシュしたのでしょう。その時に塗った色がアンティークホワイトじゃなくてポラリスホワイトだったと思われます。ピックガードはオーナーの好みでブラックにしたのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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