ガレ風ランプ
昨日、写真のスタンドを購入しました。ガレ風ランプ。ガレ風のトンボにガレ風サインまで入ってるぜ。まあ・・・ガレのような繊細さはないですね。早速エレクトーンの上において点灯してみると・・・おおー・・・いい感じ。オレンジの光がぼうっと灯って幻想的です。これは祇園にある骨董品の店においてありました。そこの骨董品屋は少し変わっていて、BGMは60~70年代のロックがかかっています。昨日はプレスリーとレッド・ツェッペリンがかかってた。どんな骨董品屋やねん。だって骨董品なのにロバート・プラントが「ウ~ウウウ~・・・イエーィ」ですよ?お店には江戸時代の能面だとか刀(本物)、櫛やかんざし、市松人形、食器、そのほかなんだかよく判らないものなどがゴチャゴチャと置いてあります。母と僕は江戸後期と書いてある雛人形を買いかけた。どれもまあまあリーズナブルな金額ですが、中には120万円の小物入れなんかもあって少々焦ります。甲冑もあります。グロい春画もある。ちょっと焦る。昨日は外国人のお客さんでにぎわっていました。お勘定を待つ金閣寺のポストカードを買った外国人は春画をジーッと見ていたのですが、僕と目が合って苦笑いしてました。「Oh, well...」なんて言い訳しようとしてた!それにしても狭い店ですから大変。店のおばちゃんは英語が適当です。アーハー、アーハーと言っていますが、質問の内容とだいぶずれた答えがなんともいえません。お客さんはお手上げ状態ですが、なぜか買っていく。不思議だ。前にブログで書いた、刀の鍔を買いかけたのはここです。「これ、刀の鍔ですよね。」「はい。江戸時代のものです。」「ああ、そうですか・・・」僕はそんなわけないと思っていた。こんな綺麗な状態で残っているものがこんなに安価なわけがない。実際ショーウインドウの中のは高い。「レプリカですよね?」「え?ええ・・・江戸時代のもののレプリカです」ハハハハ。そんな調子で外国人に「ディスイズフロムエドエラ!」とかやってるのかもしれない。ちょっと面白いけどそれで「オー、リアリー?アイルテイキッ!」と買っていくのだろうか?ところで、このスタンドは骨董品でもなんでもないですね。