吠えるKoji先生
今日中学2年生のレッスンで吠えました。However, there is no dohyo and they can touch the ground with their hands.これはモンゴルの相撲についての文なのですが、However以外は訳せないという。隣の子にあてたら「土俵?」次の子は「グランドが触って・・・」とか言い出す始末。僕は吠えた。「バカモン、エエ加減なこと言うな!わからん単語なんか一個もないやろ!全部知ってる単語で難しい構文も文法も何もない。何にも考えてないです、ヤル気ないですと言ってるようなもんやぞ!」全員凍りついてしまった!僕は訳を間違えても叱らないんです。間違っても別にいいから。間違ってこそ正しい訳が頭に入るから。でも適当に横着にやっているのが判った時は吠えます。今回の訳はみんな何も考えてないです。たとえ訳せないとしても判る単語の意味をつなげて前の文の流れから判断したらどうなんだ。だいたいモンゴル相撲の話をしていてそれがどんなものか尋ねた文の直後に「日本の相撲に似ている」と来た次の文ですよ?Howeverとno dohyoとcan touch the groundとhandsだけを適当につないでも意味が通るじゃないですか。「しかし、土俵ない、地面に触れる、手」これを普通の日本語にできないというのか。2年生!今年最初の授業の時に時間とって話したやろ。もう受験勉強するからシビアにやるけどついてこれるかと。頑張るといった以上ダラダラすんな。何度も君たちに言ってるじゃないか。事実その後の文は訳せたんだから君たちはできるの!わからん、できないと自分に暗示かけてサボるな。先生のオレがみんなできると言ってるんだからできるの!ちょっとズレますが最近気になることがあります。前にも書きましたが、すぐに「答えは?」と聞く生徒が増えています。ウチの教室に来て3ヶ月もたつとそのセリフは消えますけれど。僕が答えなんか言っても何も勉強にならない。まちがってもいいから自分で想像して創造すべきだ。保護者の方にも生徒にも何度も何度も言い続けてることです。自分で答えに辿り着く努力をしないで答えだけ聞いても何も残らない。先日センターを受けた高校3年生ですが、ウチの教室では所謂「○○対策」をしません。直前に1ヶ月だけ、センターを意識した問題を多く解いたくらいです。高校2年生の夏前からすでに受験勉強態勢に入って、それまで使っていたペイントガンを回収、実銃と実弾を渡して実戦さながらのドリルを繰り返して鍛えてきています。これには対処できるけどあれには対処できませんなんていう泣き言は出てきません。どの分野も難易度の高いものを無理なくやってきているからです。それが彼らの自信につながっています。今回のセンターも平均点は下がったらしいですし、ハードだったようですが笑いながら僕に報告してくれました。失敗したことは仕方ないからもう気にしない、次の試験に全力でブチあたるのみだと。それであいつら毎日きて勉強するつもりらしいです。「オニ軍曹、次の試験までビシビシやってください!」と言っていました。中2の子たちもきっとこうなります。みんな自分ができた時の嬉しさや考えて自分で乗り越えた手ごたえを知ってるもん。僕も一緒になってはしゃいで喜んだやんか。今日はチョッとダラけただけだと僕も知っています。何も全員ヤル気がないとは思っていません。でも敢えて厳しく接しました。さて、次のレッスンではどうかなー・・・?Koji先生のブートキャンプ、楽しく勉強して実力をつけるキャンプだ。みんなで頑張ろう。先生はみんなよりも頑張るからね。