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カテゴリ:雑談
先週木曜日に続きを書きますといってた熊です。
また、風邪ひきました。下痢はするはめまいするわで。 あきらめておとなしく布団でごろごろしつつ、本読んでました。読んでる本は司馬遼太郎の「箱根の坂」です。 一度は読んだんですが、初回はあんまりピーンとこなかったのですが、最近北条関係の資料を読み漁ったあとに、読み直してみると、改めて司馬遼太郎さんは緻密に資料を読み漁り自分なりに解釈消化して、小説に昇華しているんだなあとあらためて思うしだいであります。 司馬遼太郎さんの「歴史小説」についていろいろと賛否両論はあるようですが、そのひとつとして、普通の小説は、会話と行動の描写で話の流れをつくるところが大きいと思うのですが、彼の「歴史小説」では、会話中にしばしば作者自身がでてきて、時代背景は発言の背景について解説する場面が多いので、人によってはテンポがわるいとおもうところがあると思います。ただ、自分は、このことについては、司馬遼太郎さんのこうした資料を読んで解釈したことをできる限りきちんとした形で読者に正確に伝えたいなあとおもう気持ちからではないかと思います。また、それを元に、現代の人になにメッセージを送りたい、、そういうところがこういう「歴史小説」の書き方になったんじゃないかなあと思います。 もともと新聞記者ですしね。 個人的には司馬遼太郎さんのファンで、「箱根の坂」も、活劇としての面白みはないのですが、人との交流から、自分の道を切り開いていく様はなかなか面白いのではないかと思ってます。講談社文庫ででてますんでお時間のある方はどうぞ。 あと、みなさまみにきていただいてありがとうございます。 今日はこれから36時間労働にでかけてきますので、木曜以降で、体に無理がない程度に書き込みして以降と思ってます。次からは京都にいく話~応仁の乱について書く予定です。 また、桜の時期にあわせて小田原にいっていろいろとみてこようと思ってます。そのことについても書き込みしていけたらと思ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年02月22日 06時33分47秒
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