ツーリング イン 九州 ’97 =その1 出発前=
実はペイントする前に九州にツーリングに行っていたのだ!今回も金が尽きるまでの予定は未定ツーリングだ。今回もモリケンと行く。一週間前に出発する日と出発時間も決まって今回はテントを彼女(今のカミサン)の親に借りて前回を上回る装備。そして出発前日、「明日から俺は旅に出るから・・・」と渋めにそしてダンディーに言いながら橿原の町を2ケツしてた。するといきなりエンジンが切れて止まったしまった。「なぜに?」渋めの顔が半泣きの顔に。キーをガチャガチャやってみたり、ビラ-ゴに話し掛けてもうんともすんともいわない。そういえばレッドバロンのおっちゃんがヒューズが切れるとエンジンがかからなくなるぞって言ってたのを思い出して、ヒューズを見てみたら切れていた。「なーんだ、ヒューズが切れたからか!」スペアのヒューズに替えてイグニッショッンオン。やった!ついた!一安心と思いきやセルを押したとたん切れてしまった。もしもの時のために買っといたヒューズもなくなって何を思ったか「ヒューズが切れるからあかんちゃうん、直結したらいいやん!」って閃いて直結した。イグニッショッンオン!したとたんリアフェンダーあたりから煙がモクモク出てきた!大変!彼女と二人道端でどうしようどうしようとあたふた。それでも容赦なく煙が出てくる。イグニッショッンオーフ!煙が止まった。どうしょうもなくモリケンにヘルプコール。工具満載のマグナで来てくれた。スパナを借りてシートを外してみたら配線がドロドロになっていっぱい引っ付いていた。モリケン先生が「煙がでてたのどらへん?」と、リアフェンダーを外してみたらテールランプの配線がペッタンコに潰れて皮膜を破って配線の中身が出ていた。フラットフェンダーに電気がリークしてたのが原因だ。ビニールテープで応急処置。ドロドロの配線は皮膜が引っ付いてるだけみたい。セルを回しても大丈夫になった。家に帰ってちゃんと直そう。近くの駅に彼女を送ってちゃんと直そうと帰った。帰りどうもなかったように走るビラ-ゴ。大丈夫だろうと直さず明日からツーリング!大丈夫かな?