テーマ:詩を書きます。(7)
カテゴリ:詩
一度、死に掛けたことがある。
それは、風呂場でのこと。 ・ ・ ・ ・ まだ、中3のときだった。 私は、『死にたい』と思ってた。 けど、そう簡単には出来なかった。 『リスカ』『自分を半殺し』。 両方やったけど、出来なかった。 しかし、ある日突然その日がやってきた。 風呂を出ようとしたときに、逆上せた。 そして、次の瞬間。 頭から、風呂に突っ込んだ。 心臓。 動いてない。 脈。 ない。 -死んだ- 三途の川も見えた。 お爺ちゃんが「来るな」と言った。 次の瞬間。 おばあちゃんの呼ぶ声が聞こえた。 ふと、気づくと、私は、お婆ちゃんに引き上げられていた。 「心臓、止まってたからずっと呼びかけてたんだから」 と泣き声で言った。 そのとき、お婆ちゃんを悲しませちゃいけないと思い、死ぬ意識は薄れた。 それから、私は、苛められても我慢してた。 そして、今も…。 それはない。 これからも、たぶん無いであろう。 私の、心が変わらぬ限り。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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