私は幼い日に自らが描いていたのとかなり異なる17歳になっている。
…ということにあんまりいきなり、しかもはっきり気づいて愕然とした。
ばかだなぁ。
仕方ないのか?
このまま中身が何もない18歳になり、19歳になるのか。
仕方ないのか?
まぁ、いまさら何ができるというわけでもないから。
いきなり、と書いたが、本当は、なんでこんなふうに考えたか自分でわかってる。
私は、この土日までバレーができるはずだったんだ。
高体連、…。
大会前日、バレー部の現キャプテンの子とたまたま保健室で会って少し話した。
彼女の顔にうかぶ優越感。
がんばって、とあたしは言った。言えた。
顧問と偶然でも出くわしたりしなくてよかった。
きっとあたしは泣いていたから。
贅沢な悩みばかりをもつ彼女たちを、もうあたしは外側から眺めるばかりです。
急に朝早く電話をかけてきて、顧問の愚痴をベラベラとあたしに話した子もいるし。
男をとっかえひっかえしているくせに、真っ直ぐに見せようとする子や。
もう挨拶もしない後輩たち。
あたしは一生、このバレー部ですごした日を忘れないでしょう。
赦せる日がくるかはわかりません。
過去にとらわれてばかりではいけません、と人は言います。
だけど、過去に縛られることはある意味ラクなのです。
だからあたしは、一年前のあの日から動きません。
君はまだここを見ていますか?
大会お疲れさま。
もちろん直接言えないなんてことはわかってます。
少し遅れたけど、誕生日おめでとう。
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Last updated
2006年05月30日 00時56分47秒
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