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旅行(海外・国内問わず)とバレエ鑑賞が大好きです。
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カテゴリ:百人一首ゆかりの地
夕されば 門田の稲葉 おとづれて
芦のまろやに 秋風ぞ吹く 大納言経信 百人一首71番、源経信(1016-1097)の歌。 源経信は、一条天皇と中宮彰子の孫にあたる後三条天皇の中宮・馨子内親王に長らく仕え、大納言まで出世して大宰府で最期を迎えた人物だ。 この歌は親戚である源師賢の梅津にある別荘で歌会で読まれたとあるので、 梅津にある梅宮大社を‘’ゆかりの地‘’とした。 作者の源経信は宇多源氏の子孫だ。 宇多源氏というと、藤原道長の正妻・倫子様やもう一人の妻・明子様がいらっしゃる。経信は彼女たちの2世代下にあたる。 酒造守護のお宮さんなので、 御門の上には酒樽がある。 境内にも酒樽。 関西だけでなく、「賀茂鶴」と広島のお酒もある。 梅の咲く頃は賑わうが、今はとても静かな境内。 参拝したら、神苑(入苑料600円)へ行ってみた。 前回は梅の季節で人が多かったが、今回はこの広いお庭を独り占めで歩く。 シーズンオフだからか、受付で「コイのえさ」を手渡された。 あの橋であげようかな。 コイは必死だ。 あちらのほうからコイが駆けつけてくるのが見える。 ちょっとずつ撒いているから間に合うよ、ゆっくりおいで。 コイのバタバタから気を落ち着けてお庭散策。 「芦のまろや」がこういうものなら、今まさに秋風が吹いている。 歌の世界に身を置いて満足しお庭を後にした。 受付前にはニャンがいる。こちらで飼われているそうだ。 ニャンを見た瞬間思い出した。 神苑には経信の歌の歌碑があったはずなのに見忘れてしもーたやん。 ニャンに「歌碑を見忘れちゃったよ」と愚痴ったら、「そんなん知らんがな」と言われたような気がした。 梅宮大社 京都市右京区梅津フケノ川町30 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.11.13 21:00:31
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