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カテゴリ:旅行(関東・甲信越)
土浦あたりから、車窓から蓮の花が多く見えるようになってきた。
おっ 蓮だ! あそこにも蓮! 茨城って蓮の花が多いのねぇ、、、 あっ レンコンかっ!! レンコン畑だと気づくのに2分ほどかかったよ。 国内収穫量の約50%が茨城県産。ここはレンコンの一大産地だったよね。 上野から1時間17分で水戸駅に到着した。 駅近くでレンタカーをピックアップし、一路北に向かう。 国道118号線をひたすら北へ。 那珂市、常陸大宮市を過ぎ、大子町まで118号線を走る。 途中で「袋田の滝」への案内板を見たが、滝に寄り道している余裕はないので通り過ぎた。 水郡線の常陸大子駅の少し手前で118号線から離れ、県道160号線の〈上野宮〉方面へ。 コンビニでの買物は、常陸大子駅周辺までに済ませておいたほうがいい。 上野宮という集落に入ると、前から車が来たらイヤだなぁという道幅の狭い区間が2ヶ所ほどあった。 そんなのは前哨戦で、ここからが本番。 お寺のある八溝山の8合目まで山道を8km弱上る。 お寺への山道は2本あり、上野宮の集落を過ぎてすぐに右折して上る県道248号と、奥の鳥居のある入口から上る林道コースがある。 Googleマップも車のナビも林道コースのほうを案内するが、行った人のブログの情報によると、林道は道幅が狭く県道コースのほうが広いらしい。 これは県道にすべきと、手前を右折して県道に入った。 でもナビ子はずっと「戻れ」と連呼してる。あまりにしつこいので不安にもなったが、そのまま県道を上がるとお寺前の駐車場に無事到着。 離合に難儀しそうな箇所は2ヶ所ほどで、往復で1台しか出会わないくらい車は少ないので問題なかった。 水戸駅から1時間58分、80kmの道のりだった。 茨城・福島県境の八溝山にある、 坂東三十三ヶ所 第21番札所 八溝山日輪寺 「八溝知らずの偽坂東」と言われる、坂東三十三ヶ所最大の難所に来た。 歩くしかない昔の巡礼旅で、八溝山には上らず麓で遥拝するのみで日輪寺にお参りしたことにする巡礼者がいて、それを「八溝知らずの偽坂東」と言ったそうだ。 冬場は閉山してアクセス不可能。(御朱印は麓でいただけるようだ。それだと偽坂東だな。) 車なので来ることが出来たが、公共交通機関利用だと水郡線の常陸大子駅から茨城交通のバスで45分の蛇穴停留所で下車し、そこから山道を約2時間上ることになる。バスの便は当然のことながら少なく、平日で1日に4本、日祝はなし。 常陸大子駅から歩くと片道25kmほど。 常陸大子駅からタクシー往復という方法があるが、往復50kmなので料金はかなりになるだろう。 ツアーバスで来るのが一番効率的なのかもしれない。 はるばる来たぜ日輪寺、ご住職とお話ししながら御朱印をいただいた。 「どちらの道で来られましたか?」と問われ、「県道で」と答えると、「それなら良かったです、帰りもその道で下ってくださいね」とおっしゃられた。 県道は開通してもう2年以上経つのに、Googleマップもナビも林道を案内するので、観光協会も困惑しているとご住職は話しておられた。 境内に美しく百合が咲いていた。 父の残した朱印帳にも御朱印をいただき、清々しい気分になった。 役行者が開基と伝わる天台宗のお寺。 役行者さんが上りそうな深山ではあるな。 八溝山 日輪寺 茨城県久慈郡大子上野宮字真名板倉2134 納経所は正午から13時まで昼休みになる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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