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カテゴリ:旅行(関西)
大津の次の日は京都泊。
京都駅から1㎞ほど西、梅小路公園の一角に10月オープンしたばかりの、 『梅小路ポテル京都(Umekoji Potel KYOTO)』に泊った。 (梅小路公園側から見たホテル建物) 元はJR貨物駅だった梅小路公園なので、ホテルはJR西日本系だ。 ホテル正面玄関入口は梅小路公園とは反対側の木津屋橋通沿いになる。 予約サイトでのカテゴリーは「ビジネスホテル」なので、肩ひじ張らない気軽に泊れるホテルということ。今の京都でビジネスホテルをこんな贅沢な底面積で建てることができるのは、JRのなせる業。APAや東横インは、歩いて15歩くらいの間口で隙間家具みたいに建ててるのにね。 他のホテルチェーンは「JRさん ずるいっ!」と思ってそう。 ホームページに、 はじめまして、ポテルです。 「ホテル」じゃなくて、 「ポテル」です。 とある。 ポテルは「Port」と「Hotel」の造語で、「 ゜」をつけて「ご縁(円)」を意識しているらしい。 コンセプトにこだわりを感じる。 正面玄関を入ると、 ガラスの向こうに梅小路公園の緑がひろがる明るいロビー。 なかなかオシャレですよ。 玄関入って右手のカウンターでチェックイン手続きをした。ひとり待っただけで手続きはあっさりと済んだ。 ホテルスタッフは若手が多い。 オープンから1ヶ月ほどだったので、まだオペレーションがスムーズではないのか、その後何度かフロントカウンターを見る度、いつもスタッフは真剣に話をしていることが多かった。決して世間話をしているのではなく仕事の話をしているのだろうが、客の動きを見るより話に集中しているように感じてしまったのは残念なところ。まぁそれはおいおい改善されていくだろう。 予約していたのはウッドフラットツイン(25平米) 入口で靴を脱いで部屋に入る。 このスリッパは大浴場などへ行く館内用。 部屋内での使い捨てスリッパあり 120㎝幅のベッドが2台。 ヘッドボードの両サイドには、 コンセント、USBポートがある。枕元にあるかないかで便利さが違う。 テーブルの上に木箱があって、 ホテルの説明書きが入っていた。 京都らしく“和テイスト”な灯り。 テレビ周りはシンプルだ。 バルミューダの黒い電気ポットをよく見るようになってきた。 ムレスナティーのフレーバーティーとMI CAFETOのコーヒーがそれぞれ2種。 部屋からの眺めは、 右端に京都水族館、倉庫に、比叡山。 比叡山が見えると私は嬉しい。 このカテゴリーの部屋はシャワーのみ。 アメニティはひと通りそろっていて、特に赤い小箱が目を引く。 赤箱は牛乳石鹼で、泡立てネットとセットになっている。 シャンプー類は今主流のボトル備え付けではなく、小さいサイズの個別のもの。 コップが金銀。 こだわりはわかるけれど、このコップの材質がザラっとしてて苦手だったので、普通のものでいいな。 ここには大浴場というか銭湯がある。 「梅小路銭湯 ぽて湯」で、宿泊者は無料、ビジターは大人600円で利用できる銭湯だ。 銭湯にはタオル類、シャンプー類は備え付けられていないので部屋から持っていく必要がある。 ベッド上に置かれている、たとう紙みたいなバッグにタオル類を入れて銭湯へ行く。 出来立てほやほやなのでタイルはピッカピカで綺麗な銭湯。 牛乳石鹼とコラボしているので、洗面器は真っ赤で牛さんの絵があるカワイイもの。なかなかの“映え空間”だった。 楽しいけれど、洗い場の間隔が銭湯サイズなのが私的に難あり。ちょっと狭いのね。 銭湯だけでなく、図書室やお子様が遊べるスペースがあったり、ボードゲームを楽しめる部屋、音楽を楽しむ部屋もある。各階にそういうスペースがあるので、静かに過ごしたいのなら、そこから遠いお部屋をリクエストしたほうがいいかもしれない。 屋上にはルーフトップテラスがあって、 京都タワーに東山、 梅小路公園の向こうに東寺の五重塔を眺められる。 1階エレベーター前に飲み物コーナーがあり、コーヒー、ムレナスティー、ジュース、生ビール、赤白ワインを自由に飲むことができるのは楽しかった。 フロント横のレストランでビュッフェの朝ごはんをいただいた。 もっと種類はあるが、これが私の適量。 朝食付きgo to適用で7000円でお釣りがあったので満足度の高い滞在になった。 それに地域クーポンが2000円ついた。 駐車場は木津屋橋通沿い、ホテル正面玄関西隣に18台分ある。 駐車料金は1泊2000円(宿泊者) 駐車料金に地域クーポンは使えなかった。 朝食後に梅小路公園を散歩した。 広々としてて気持ちがいい。 公園から見えるポテルの部屋にはベランダがある。 ベランダでのんびりお茶も良さそうだけど、京都の真冬と真夏は無理ね。 部屋のカテゴリーが6つあり、お風呂のありなし、テレビのありなしなど、カテゴリーによって違いがある。 17平米ほどとコンパクトでテレビ・お風呂なしの部屋だが、丹後ちりめんの部屋、北山杉の部屋という個性豊かな部屋もある。 私がもし次泊るなら、お風呂のあるガーデンかパークサイドにする。 モダンでスタイリッシュな中に、木の温もりと京都テイストの「和」を取り入れた、個性を感じられるホテルだった。 アクセスは京都駅から徒歩15分。JR山陰線の梅小路京都西駅からなら徒歩5分。 市バスの七条壬生川停留所から徒歩5分。 京都水族館が隣接していて、鉄道博物館が近く、前が梅小路公園なので、子供連れの京都旅行のお宿に良さそうだ。 梅小路ポテル京都(Umekoji Potel KYOTO) 京都市下京区観喜寺町15 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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