カテゴリ:読書
という本を、今日は読み終えました。 新書サイズ222ページです。 プーシキンの人生はわずか38年にしても、薄いかも・・・。 (実は図書館の書庫からもっと分厚いのも借りています。ふっふっふ)
私が、「スペードの女王」を読んだ時に、えええええーーーー!!!!!?とのけぞった時から、プーシキンに惹かれていたんだと思います。 こういう作品を描く人って、どんな人なの? ずっと、気にしながら、彼の作品を読んでいきましたが、 作者の人となりを知りたくなることって、普段はあまりなくて、 作者ってよりも、歴史上の人物としての興味がわきました。
今日読んだこの本で、「そうなんだ・・・」と分かってしまったのが、 彼が熱血漢であったこと。 英才教育を受けながらも、ひとつ書いた「詩」がもとで、政府的に危険な人物として追放を受け、その後も政府の目が光っていたということ。 プーシキンは英才教育を受けたわけで、寄宿生活を送ってきたその仲間に「デカブリストの乱」に加担した「プーシチン」という友がいたということ。 プーシキンは、常にいくつかの秘密結社の近しい位置にいながらも、決して所属を誘われなかったらしい。 なぜなら、彼があまりにも熱すぎるから。 「秘密結社」の存在そのものを、熱さの余り漏らしてしまうのではないか?と、友人から心配されて、「存在するのか?」とプーシキンから聞かれても友人は「しない」と答えていたらしい。 領主側の人間でありながら、ツァーリ制を批判し、農奴の自由開放を唱っていたということ。 農奴側でありながらも、貴族側とのつながりもありそうに思われて、秘密結社仲間からは、どうしても誘えなかった、ということもあるらしい。 何を考えているのかわからない、というか、 あなたって、 危険、 何を仕出かすか分からなくて、 先が読めなくて、 ドキドキするわ・・・・ それがプーシキン・・・かも。 ・・・・・ あちゃ~~~~! この手のタイプは、自分が憧れる部分であって、でも、実践できないことであって、 だから、惹かれちゃうってことがあった、ししぃーですっ!!!! タイプの一人だったのだ!プーシキン!! びっくりした。
でも、結婚したのは、安心してお料理作って帰りを待てるタイプの人でした、わたくし。
図書館でプーシキン関連の本を先日6冊借りた。 全部読めないかもしれないけど、 まずは、書庫から出してもらった本から読んでいこうとは思ってます。
時々、ドラマの俳優さんにうっとり好き好きモードに入る私を、 主人は、 「今度は、こいつか!??」 と、呆れていますが、 今回は、プーシキン・・・ということで、 「ああ、夢中なんだね。」 で、終わっています。 くっふっふっふっふ。甘いですね・・・・。(リボーンの「六道骸」風に・・)
と、いうことで、 4月は、「プーシキン強化月間」にしました♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.04.01 18:39:04
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