テーマ:子供のうそってどうしますか(2)
カテゴリ:精神的苦悩・・?
先日ちらりと娘に学校でいやな出来事があったことを書きました。 ここで、一番問題なのは、「加害者の子」です。 本当のことをあくまでも言いませんでした。 泣いてごまかされたようです。 多分、ふだんから家でも「泣いて」「ごめんなさい」でことが終わっているのだと思います。 一番大事なのは、あなたのした事は、とても失礼なことであって、それは決して人にしてはいけない事だという事を理解させた上で、 「でも、本当のことを全部話してくれてありがとうね。」 と、そこまで持って行けることなのです。 そこまで持って行けませんでした、学校側。 もう、理性が働く年齢です。 娘だって、理性で頑張って頑張って抵抗したんです。 でも、その子は理性よりも好奇心の衝動がはるかに勝り、理性が全く働かない状態になっていたと思われます。 これは、はっきり言って異常です。 その子の中に背負っているものも、知っています。 家庭内の背景も知っています。 知っているから、敢えて、ここは、学校での指導止まりにしてもらいました。
でも、これは、異常です。 普通あり得ません。 お兄ちゃんの時も、こんな話聞いたことありません。 それだけ、その子が、圧しこめられている何かがあるのです。
児童心理的にも、そのお子さんのご両親に本当はカウンセリングが必要だと思います。 その道の専門家も、そのようにおっしゃっていました。 何で、私が詳しくならなきゃならないのよ~~ですが・・・・。 あなたのお子さんは、学校で、こんなことをしました。 お子さんがここまでのことをしてしまった理由がわかりますか? 本当のことも話しませんでした。 ほんの一部分だけ、罪の軽い程度になる程度の本当のこと(?)しか言いませんでした。 それは、家庭で本当のことを言った時に、厳しく叱られた経験が重なっているのではないでしょうか? 悪いことをして厳しく叱るのは当たり前です。 でも、叱りっぱなしなんじゃないでしょうか? 上手にウソをついて、自分の罪を隠して乗り切ることを「術」として、すでに得ています。 それに気づいていますか?
親御さんには、まだ学校側から伝えていません。 (私もそれでいいと言いました。受け入れられる強い精神状態か今不明なので) でも、職員会議にはかけられました。 事件を知った先生は、あんぐり・・・みたいです。 スクールカウンセラーの人にも、この事件を伝えることになったそうです。 その子をどうやってフォローしていくのか? どうやって、今からでも、本当のことを言える子に育てていくのか?
子供の様子がいつもと違ったとき、 それが明らかに違ったとき、 何かが起きています。 その何かを私たち親や先生が、察知してあげて、ことを未然に防ぐのが大切です。 子供は、何らかのサインを送っています。 それを見逃したら駄目です。 わが子のことでも、第三者としての眼で観察する自分が必ずいます。
嘘はいけません。 どうしていけないのかを必ず小さいうちから教えていかないととんでもないです。 こつこつ言い聞かせましょう。
それと、子供の存在価値を忘れてはいけません。 日常の当たり前のことでも、「ありがとう」の心を忘れずに。 心だけでなくて、子供には、具体的に「~してくれて、助かったわ、ありがとう♪」と声にだして言ってあげて下さい。
子供は生まれたときはみんな無垢なんです。 赤ちゃんのお目目の白目って青白く澄んでいますよね。 これが、私ぐらいになるとどんろどんろになっちゃいます。 世の中には、悪いこともいいこともあります。 でも、最初から悪い赤ちゃんなんていないんです。
一人でも、優しい心の人が増えたら、それだけ世の中は優しい世の中になるのではないでしょうか?
今日の日記は、どんびきでしょうね~。 やっぱり、私の中に、解決できないもやもやがあるんですね。 皆さん、読まなかったことにしておいて、いいですからね~。 ししぃー心のお叫び児童心理コーナーでした。
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最終更新日
2008.05.06 14:56:12
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