行ってきました。
「給食当番見学覗き見」(事前許可付き)
その前に、4時間目が「水泳」だったので、ついでにこちらも道路側からフェンス越しに見学?してきました。
25メートルを、ビート板なしでもありでもいいから、とにかくできるところまで泳ごう!というのをしていました。
娘は、まだ息継ぎクロールをスイミングスクールで合格はしていないのですが(つまり完璧な形ではない)、あの子なりに25メートルゆったりと泳ぎきっていました。
女子で25メートルクロールで泳げたのは、3,4人でした。
それを思えば、スイミングで合格していないクロールであっても、「よく頑張った!」と思いました。
さて、水泳後半に「自由時間」になりました。
その間に、わたくしは、校舎へと忍び?こみました。
娘の学年は2クラスしかありません。
2つのクラスの間に、準備室みたいな「空き教室」があります。
その「空き教室」で、給食まで待機して、そこからのぞき見をする所存でございました。
誰もいない娘の教室横の廊下を通り過ぎて「空き教室へ」。
・・・・・・密室です・・・・・・。
窓が開いていませんでした。
あ・・・あつい・・・。
壁に扇風機があるけど、稼働すると・・・罪だよな・・・。
窓を開けたいけど、後で締めないといけないし、勝手なことも出来ないので我慢しました。
汗がじわり~と出てきました。
あんまり暑いので、空き教室にあった児童用の椅子を、入口のドアに設置して、そこに座りました。
そう、美術館の学芸員?というか座っている女性のように。
そのうち、水泳が終わったらしく、更衣室で着替えを終えた子供たちが教室に次々と戻ってきました。
娘のクラスは、プールから離れている場所に会って、校舎の3階です。
みて見ると、やはり、給食当番の子たちは、早く戻ってきました。
娘も早く戻ってきました。
せっせと給食のエプロンや帽子やマスクを身に付けます。
今日は、「牛乳配り係」をしていました。
200mlの長方形の牛乳パックを34本入りのケースを一人で運んで、せっせとみんなの机に1個1個慎重に丁寧に置いている娘。
できるじゃん、がんばっているじゃん。
・・・と思っていたら、
給食当番さんが、頑張っているのに、
「給食当番、おっそー!」
「給食当番、早くしろー!」
という、やじの嵐。誰が言っているのか知りませんが、ずっと圧力かけていました。でも、まだ更衣室から戻って来ていない子もいるんですよ。決して準備が遅くはないんですよ。
その向こうで、配膳台を拭いている女の子が「キレ」かけていました。
「ちょっとー!拭いていないのに置かないでよ!」と、給食の入った大きな入れ物とか、食器かごとかがあるのを「どけて!」と同じ当番の子に指示していました。
ああ…あの子に前注意されたって言っていたな・・・。
始終、配膳中は、「おっせー!」の野次が空を舞っていた。
そういう罵倒を浴びながら、娘は牛乳を配り終えた。
その後は、食べ物が盛られたお皿を配っていました。
そのうち、大豆のチリソース味の豆が少ないとかぼやいているやつがいた。「誰々の、よそい方がいけないんだ!」とかぼやいていた。女の子が大豆を几帳面によそっていた。
配膳が終わったころ、水泳の着替えを終えた先生がやって来た。
先生「どう思いましたか?」
と聞かれた。
実は、今朝職員室でお話をした時に、先生は、
給食当番表の通りに順番に当番が回っているのは特に確認していない、
片付けが、決まっているが、それを当番表通りにしているかまで確認していない、
とおっしゃっていた。
とりあえず、今日見て聞いた事実についての感想を手短に述べさせて頂いた。
4時間目、水泳の後で、着替えもあって、校舎も遠くて、しかも3階なのに、頑張って給食当番が早く戻って給仕をしているのに、「遅い!」とか「早くしろ!」とかずっと言っている子がいるけど、あれは、おかしいのではないか?
頑張って、着替えてきて当番をしているんだから、給仕をしてくれているんだから、
ふつうは「ありがとう」じゃないんですか?
あんなことを普通に言わせていていいんですか?
という事を言ったら、
なにも給食の場面だけでなくて、普段からありふれた光景です・・・・
ということでした。
つまり、他人を罵倒するのがありふれた光景ってことですか????
更に先生の意見では、
娘の名前を出して、「小ししぃー、早くしろ!」とは、言われていないんですよね?
だから、小ししぃーさんが、悪く言われているわけではないと思いますよ。
と。
はぁ?
「給食当番、おっそー!はやくしろー!」とずっとシャワーを浴びているんですよ。
小ししぃーと言われなくても、娘は給食当番ですよ。
名前が出なくても、給食当番=娘と、本人が受け止めてもふつうじゃないですか?
と言ったら、ちょっと「そうですか?(そんなことないと思いますが)」という表情をされた。
そんでもって、なかよし学級の今年度来たばかりの先生には、
「あの子たちは、私たちと感覚がずれているのよ~。」
と言われた。
はあ?
「ずれている感覚を、ずれたまま高学年にして行っていいんですか?
このままずれたまま行ったら、恐ろしいですよっ!」
と、思わず口とんがらしていったら、
「確かに怖いですよね。」って。
っていうか、彼らの言動を、根こそぎ一つ一つつぶすことをなさるおつもりはもう、ないのでしょうか?担任の先生???
暴言を吐いたり、罵倒したり、小馬鹿にしたり、言ったもん勝ちですか?
それって、「道徳」として、私たち大人が教えて行くことなんじゃないんですか?
この子たちが、このまま大人になっていくんですよ。
そんな日本でいいんですか???
頭がくらくらしてきた。
「いただきます」の準備が整ったので、「すみませんが・・・」と先生が教室に入っていった。
給食が始まる。
(あ!今日は、おかわり分を先に残す行為はしていませんでした。っち)
しばらくすると、
誰かがおかわりをしようとした。
そうしたら、
「お前!2回目のおかわりだろっ!」
と、凄い勢いの非難の声が聞こえた。
そしたら「ちがうわ!1回目だわっ!」と相手が答える。
さらには、
「お前、豆何個おかわりした!?」
・・・・・セコイというか、がめついというか・・・・。
そんなのどうでもいいじゃん。
最初に配られた豆が少ないとか言って、盛り直させてもらっている子がいた。
歓談・・・・というより、うるさかった給食時間。
給食放送が、聞こえません・・・・。
さて、給食が終わりました。
普段担任の先生は、その後の片付けまで細かく関与していなかったらしいのですが、今日は、声をかけていました。
誰が、配膳台を今日は片づけるんだ?
君と君はこのかかりだよ。
娘は、もう一人の女の子と、配膳台やみんなの机を拭くための雑巾と水をためたバケツを片づける係らしいです。
教室から、娘が誰それさんと二人でバケツを持って出てきます。
(「二人で運びなさい」と先生の指示が聞こえました。)
さあ、皆さん、二人で一つのバケツを運ぶ時、どんな姿を思い浮かべますか????私は、次の図を思い浮かべました。
普通、一つのバケツを二人で持つと言ったら、これが定番ですよね
でも、教室から出てきた娘はこれとは違った。
ハンドバック持ちのお買いもの風にバケツを持っている子の近くで、低姿勢になって、バケツを支えながら歩いていた・・・・・。
なんだ?あの歩き方?????( ̄□ ̄)
大奥の、女中じゃあるまいし・・・・。
その後に、男の子が一人でバケツを運んでいた。
そう。これがバケツの一般的なもち方です。
後で、娘に、「どうしてあんな持ち方下の?」と、上のイラストを見せたら「これ私?」とちょっと喜んでいる。(喜ぶ場合じゃない)
娘「お水がこぼれないようにって思ったの・・・・・。」
ふうん~~~。
じゃあ、一緒に持っていた女の子は何か言わなかった?
娘「何やってんの?って。」(馬鹿にされているかも・・・ああああ。)
今日の給食当番は、「牛乳配り」だったので、「楽勝だった」と言っていました。
夜になって、「明日嫌なの・・・明日始めてするの、ご飯よそる係なの。」
げげげげげー!
ランク高いじゃんか!
娘のクラス、米飯は残さないクラスなんですって!
先生が、学級通信に誇らしげに書いていました。
明日も、覗き見に行こうかな・・・・。
「花男F」を見るつもりだったけど、娘と天秤にかけたら、断然娘の方が、重いんです。
明日、以前からいるなかよし学級の先生と相談してみようかな。