テーマ:☆主婦の生活☆(1566)
カテゴリ:読書
昨日は、実は娘の誕生日でした。 10歳になりましたよ~。 これくらいでストップしてほしい年齢です。 高校の時に、生物の時間、植物の細胞分裂を顕微鏡で見る時に、 細胞の成長を止める薬品を使いました。 それを母に話したら、 「そんな薬あるの!??? どうして教えてもらえなかったの!?? そんな薬あったら欲しかった!!! あなたたちが3歳の時に、飲ませていたのに!!!」と、夕飯の用意をしながら叫んだのを覚えています・・・・。 お母さん・・・ちょっと頭おかしい?(自称A型のB型です・・・・母・・・・) と、16歳の私は思いましたが、 41歳の私には、あの時の母の気持ちがわかる。
で、その実家の母が、娘の誕生日に 「子ししぃーちゃんに、好きな本を買ってあげて下さい。」 と、バースデーカードと、1000円分の図書カードを郵送してくれました。 娘の好きな本・・・・ということで、 娘を連れて、昨日、近所のちょっと大きめの書店に行きました。
「おばあちゃんが、好きな本を買ってね、ってカードをくれたから、 好きな本を選んでね。」
と、娘を書店で自由にさせた。 あくまでも、娘の好きな本だ・・・。 口出ししないでおこう・・・・。
と、待っている間に、娘の近くに行ったり、自分自身も ちょろちょろ店内をうろついた。
書店とか図書館って、アドレナリンが大放出されます。 まあ、書店=買う、図書館=借りるなので、基本的に、構え方が違います。 私は、図書館の方がかなり血が騒ぎます。
夏になると文庫が夏休み企画で毎年どか~んと店頭に並びます。 「10代のうちに読んでおきたい名作」! みたいな売り文句の文庫がありました。 へえ~~~って見ながら、 おおおおおー! ほとんど制覇している10代の自分を褒めてあげたくなった。 あなた、遠藤周作の「海と毒薬」なんて地味な作品もその中に入るのですか!? って、私も中1で読んだか・・・しかも家にあります当時の新潮文庫。 夏目漱石の「こころ」は、高2の時に友達の勧めで読んだな~。
色んな文庫を一気にパッと見たので、鼻血が出そうでした。
そんな中で、どうしてこういう表紙なの!? と思ったのが、 太宰治の「人間失格」です。(確かこれだと思いました。太宰治は確かです。) 何しろショッキング・ピンク一色の表紙です。 なんで、こんなド派手な表紙なの? 読み手に、遠慮されないように? とりつきやすい感じに??? なぜにショッキング・ピンク~~~!??
これが、一番気になりました。
各社、名作ものは、作者が同じだから、文体も同じかと思いますが、 後は表紙が勝負なのでしょうね。 アニメチックな表紙などもあり、同著同作品だと、「表紙買い」狙いですね。
うわ~~って手に取ったのは、 赤川次郎作「ふたり」。 これって映画だったのかな? 最初に見たのはNHKで放送されたときでした。 事故で死んだお姉ちゃんの霊に支えられて妹が一人立ちして行く話なんですが、 映画がよかったです。 原作があるのを知って、図書館で借りました。 1人ふた役で音読しましたよ~~。 あ~~~懐かしい~~~~
それと、以前コメント欄で教えてもらった作者さんの パッと見て読みやすいのがすぐに活字で分かりました。 映画化されるんですね。(されたの?) ちょっと別格な平積み状態でしたよ。 屏風の中に入っている感じに格調高く積まれていました。 入院中読もうかな~とか思いました。 (まだ買っていません) でも、泣けちゃいそうな話で…入院して泣いていたらどうしよう・・・。
そのあと、娘の方に戻ったら、選ぶじゃなくて、図書館で読んでいる状態でした・・・。 選んで~~~~~!
と、また、児童書の近くにあった、各社の文庫本コーナーで ぱっと眼に入ったのが、
へえ~~文庫があるのね~~。 読んだことないので、手にして見た。 ぱっと目次を開いたら 「2年生のわが子が発達障害と診断されました。養護学校にいくべきでしょうか?」 みたいな項目がありました。 読みやすそうなので、そこだけ読ませて頂きました。 (買っていません、すみません) 障害の度合いによって、普通学校か養護学校かは決めかねるように書かれていましたが、 「育てる親の覚悟」を語っていました。 走り読みなので、正確ではないと思いますが、内容はこんな感じでした。 普通学校に通わせるのなら、毎日学校に行くくらいの覚悟で、 とか、 問題があったら、教室に入っていくほどの気持ちで とか、 先生のお手伝い進んでする気持ちで、 とか、 学校にすべてを任さずに常に家庭での努力も怠りなく、 とか、 時には先生の熱意が感じられなくても、親が熱意しめすことで、先生に熱意を伝染させるくらいで、 とか、 子供への愛を惜しみなく注ぐことで、その姿を見て、周囲の人に愛を注ぐことを知ってもらう(?だったかな~~?) とか 地域の行事へは進んで親子で出向くことで、地域の人に認識を持ってもらう(理解を持ってもらう・知ってもらう・姿を見てもらう?だったかな?) など 書いてありました。
娘を気にしながらさささーっと読んだのですが、 あれ?これ、私頑張った(頑張っている)ことだよね? 私、やっていたんだ・・・。 やっぱり、恐怖の給食当番事件(?)の一件は、間違っていなかったのかしら? あの私でよかったのかしら? とか、背中をなでてもらえた気がして、ちょっとウルっときました。 私頑張ったよな・・・・(なぜに過去形?)
で、娘は結局何の本を選んだのかと思ったら、 でした。 しずくちゃん・・・・大好きなの。 日曜日の朝は、9時に「しずくちゃん」と「ゲゲゲの鬼太郎」が同じ時間に放送されます。 「しずくちゃん」はオンタイムで見て、 「ゲゲゲ」は録画を見ます。
母に、娘の本を抱きかかえている写メールを送って、お礼を言いました。 母も、娘の「しずくちゃん好き」は、よく知っているので、にっこり笑顔の娘の顔に嬉しそうでした。
みんな健康でいてほしいです。
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最終更新日
2008.07.13 10:22:38
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