カテゴリ:読書
昨日に引き続いて、今日はこちらの本を読みました。 またしても、得意のPTA文庫で借りました。 大体一回で2,3冊借ります。 (2週間以内に返したらオッケイです。)
こちらは、漫画の「スラムダンク」からチームの勝利を導くための、スポーツ医学スポーツ心理学的見地から、セルフイメージを広げる感覚なんですが、 読んでいて、どうせ、バスケのチームの勝利への道への手引書?とか思っていたのですが スポーツだけでなく、普段の社会生活においても通じるものを感じました。
先日読んだ、お笑い系?の自己啓発の本よりも、大変申し訳ないですが、こちらの本の方が的確で、理論的で、唸るものがありました。
こちら、税込1050円です。 大きな声では言えませんが、わたくし的には、こちらの方がパッと読み手にポイントがコンパクトに伝わります。 8年前に初版が出ているのですね。 そう言えば、漫画友達のお母さんに「スラムダンク」が面白い、と言われていたのですが、う~ん少年漫画?と、遠慮しました。 (しかし、今まだ読めていませんが「鋼の錬金術師」借りた状態。こちら読めていない事情は相手にもご理解の上ですが。)
ただ、先日読んだ自己啓発のゾウの本の最終章でも、こちらの「スラムダンク勝利学」の最終章でも、「感謝すること」でくくっています。 かぶっていますね・・・・。 偶然でしょうが。 というか、人間、基本「感謝」欠かせません。
さて、今回は、ゾウと比べまして、ああ!こう考えればなんて楽に生きられるんだ、力が抜けるんだと思ったことが多々ありました。 「スラムダンク」のバスケットの漫画から場面引用をして、解説をしていますが、 スポーツをチームとして考えるなら、 家族だって、ある種チームです。 ししぃーチームという、小さな家族の集合体がある。 まずは、そのチームをいいチームにする努力をしよう。 その次に、例えば娘で言うならば、次なるチームと言えば、特別支援学級の先生とししぃー家とのチームだ。 このチームをいいチームにする努力をしよう。 更に、大きなチームでいえば、娘の所属しているクラスのチームだ。 他にも、私でいえば、子供会の役員チームもある。 それぞれ「わたし」があっていろいろなチームに所属している。 そう考えながら、このチームにおいて、どうすべきか、を考えるべきなんだ、と思った。
集合体に属すると、自分と違う「個」との付き合いは避けられない。 そうなると、自分と考え方が違う、あまりにも違うと「なんで!?」という怒りが時として生じる。 『「怒り」の感情は、コントロールされるべきもので、それができる人間は、長年の経験から賢明であり続けることを体得している結果なのだ』と、著書は書いている。 「自分が正しく、そうでないものは間違いである」という理性が強く働くと、怒りの感情がコントロールできなくなるそうだ。 「怒り」は、血液中のストレスホルモンを分泌させ、血圧上昇、血流減少、筋肉硬化とスポーツ選手には、マイナス要因でしかない。 しかも、「怒り」は視野を狭くする。 「怒り」は、外に向かって発したものであるのに、結局、内なる自分にはね返ってくるのだ。 ああああ~そうなんだ~~ああ~~悔しいな~~と思った。 では、怒りをどうとらえるべきなのか? 自分の考えが「○」で、相手が「×」だというとらえ方を止めて、 つまり「○」か「×」かと考えるのではなく、 「△」か「□」の違いなんだ、と受け止めることがポイントになるそうです。 つまり、英語で言うならば、wrong(間違っている)でなくdifferent(違っている)で人や事実を見て行かなければならない、と著者は言います。 wrongと見ずに、differentと見る。 それで、怒りがコントロールされてくる。
それから、試合の中で実力を発揮するのが、「三つのC」である。 集中(concentraition)・冷静(controll)・自信(confidence)である。 ちなみにこれって、大学時代、京都吉田の友達の下宿で読んだテニス漫画でも書いてあったから、私自身20年近く意識はしてきた。って、何も試合してませんが!というか日々の実践?てか?? 話それましたが、 その「三つのC」を支える大切な四つ目の「C」の存在、それは 意思の疎通(communication)。 「三つのC」のバランスがかけた時に、それに気がついて、誰かがそれを知らせる、気づかせる、そして、生じた歪みを修正する。
なるほどね~~~。
二学期に向けては、チームとして担任を筆頭にしたクラスをとらえ、そのチームの一員の娘の背後にチームししぃー家があるわけで、 そこら辺を念頭に、頑張ろうかと思いました。
wrongと思うと腹が立つ。 differentと思えば、自分の意見を伝え、知ってもらう努力をしよう。 ちょっと違うんでないかい?と思ったら、とりあえずcommunicationで意思疎通だ。
この前、マッサージしてくれた友達も言っていた。 ストレスは筋肉を緊張させ、その緊張した筋肉に骨が引っ張られて、骨が歪んでくる。 心身の解放を二学期は目指そう。
・・・で、結局何が言いたかったのか???? とりあえず、前向き前向き。 行くしかないだろう! 進むしかないだろう!
見た目、へなちょこですが、基本精神はスポコンなので、かなり入りやすかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.15 13:38:12
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