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今日は、この本を読み終わりました。 昨日から読み始めたので、あっという間にジェットコースターで読破です。
東野圭吾さんの作品を読むのは、「手紙」に続いて、二作目となっております。 どちらも、いつもお世話になっているPTA文庫から借りました。 (ちなみに棚にひっそりぽつねんとありました。難しいかと思って遠慮していたのが間違いでした・・・。)
「白夜行」は読んでいませんが、ドラマのテレビ欄解説でちらっと読んだ限りでは、「白夜行」も冒頭で殺人があるようですね。 「手紙」も、殺人から始まります。
推理小説?
小学生の頃に、江戸川乱歩の「怪人二十面相シリーズ」→「怪盗ルパンシリーズ」を読んでいたのですが、あの時は犯人とか割に先が見えて分かりやすかったんですよね。 その後、横溝正史を中学校で読んで、全く先が分かりませんでした。 横溝正史から比べると、今回の「流星の絆」は、先が読めてしまいました。 先が読めているから、ある程度安心して読めるのですが、 あなたたち、それで、一体どうするの!? という、若いきょうだいの行く末を案じました。
とっつきやすい文面で、非常に読みやすくて、「手紙」はちまちま読んでいたのですが、こちらは、一気に読めてしまいました。 それだけ、読む相手を選ばない作品かもしれません。 ドラマ化をすると、最近知ったのですが、 もしかして、ドラマ化前提で書いていたのかしら?と思う位、世俗っぽさを感じました。
冒頭の殺人事件。 気が重いです。 読むのよそうかと思いました。 冒頭で出てきたある登場人物、登場の描写で、腑に落ちませんでした。 なにか、いらっとしました。 ひっかかるというこは、怪しいんですよね~。
自分たちを守ってくれる大人を損失した状態で、子供が成長した時、 生き抜くためにこうなってしまったのかもしれませんが、 ・・・・・・。 ドラマ化にあたって、世の中に、この手の悪事をまねする人間が現れないことを祈ります。
配役もちらっと知ったのですが、 私的には、長男は、「29歳のクリスマス」に出ていた頃の仲村トオルさん、 二男は、う~~ん、上地くんでもいいかも・・・。 末っ子の妹は綾瀬はるかちゃんに演じてほしい。 って、綾瀬さんって、「白夜行」に出ていたんですよね! ダメだわ、かぶってしまう。 いや、そいう言う裏切り的な存在のギャップがいいのよ。 それよりも、一番好きだった登場人物は、妹が誤算にも恋に落ちてしまう相手ですわ!! もう、この人人格者です! この二人の恋の行方あたりから、特急列車に乗ってラストまで100ページは猛ダッシュでした、わたくし。 ドラマだと、この兄・弟・妹、そして、妹が図らずも恋してしまう相手。 この4人の絡みをどうやって描写して行くのかな~~? 妹の心の揺れ具合とか、男性の思う気持ちとか、丁寧に描写してほしいな~~~! 出来れば、出来ればですよ、妹が恋してしまうのを堺雅人さんなんていうのも、わたくし非常にいいんですが! あ!コブクロの小淵さんも希望です!(←無理??) あの妹が恋してしまう人、わたくし的に、非常に重要ポイントです。 あくまでも、わ・た・く・し的にですよ~~~! だから人選よろしくお願い致しますーーー!(TT)/
クドカンですよね? 笑いがあるのは、前半の兄弟の悪事の頃かな~~??? フォーリン・ラブしちゃう相手が、誰が演じるのか凄く気になります。 よろしくお願いしますよ!(←しつこいようですが…ここポイントですよ!)
ところで、読後感を書きますと~ 「手紙」の時は、主人公のターニングポイントになる登場人物のセリフが、読み手に投げかけるものがあった。 だから、読み返したりして、反芻した覚えがある。
「流星の絆」は、さらさらっとセリフが流れていく。 ある種、エンターテイメント性すら感じる。 そう、既に得ている情報で、出演する予定の俳優を勝手に、自分の頭の中で動かして読む。 ここいら辺りで、「続く」だろうな~とか。 ドラマ化するにあたって、やっぱり原作に脚色はするのかしら? このままでもいいかもしれないけど、もしかしたら、ドラマ化だから、ちょっとねちっこさも入れるのかしら???
深く考える・・・って言うものはないけど、 気楽に読める、一気に読める、安心して読める、ちょっと推理小説を楽しみたいって言うのにはもってこいな気がしました。 多分皆さん挫折せずに読破できると思います。
これ読んで「白夜行」が読みたくなりました。 ドラマ化終わっているから、PTA文庫に今後入荷するって言う予定は・・・ないかもしれないな~~~。 図書館で検索して予約人数を調べてみた。 「流星の絆」予約人数78人 「白夜行」予約人数1人
やっぱり旬のものは人気なのね~。 ありがとう、PTA文庫! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.18 15:05:45
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