カテゴリ:読書
今日は、こちらの本を読みました。 娘のアレルギーの耳鼻科の待ち時間に読んでいました。 これ又PTA文庫のお世話になっています。
私は、見なかったのですが、2007年5月8日に、TBS「イブニング・ファイブ」で放送されたそうですね。 取材を受けた千恵さんは、放送二日前にお亡くなりになったそうです。
これは、泣かせるための物語じゃなくて、 本当にあった現実のお話です。 だから、泣きそうになるけど、泣かないで、きちんと最後まで読もう、読んであげなくちゃ、と思いました。 泣けそうになって、下まぶたに涙がいっぱいになったところもあります。 受け皿を下まぶたにくっつけて読みたかったくらいです。 娘の耳鼻科の順番を待っている時に、その受け皿頂戴状態になって、辛かったです。
以前子供会の役員を一緒にした方がいるんですが、今から4年前にご主人を肺がんで亡くされていました。 仕事を一緒にした時は、お亡くなりになって2年目でした。 その方も、「オーラ」のファンでして、 この人に聞いても、悪い気は起こされずに答えてくれるかな? と思って、「お亡くなりになったとき、辛かったでしょう?」と聞いてしまいました。 そしたら、 「全然そんなこと思わなかった。元気でね~って。」(手を振るジェルチャーをしていました) とにっこり答えていました。 それを聞いて、 ああ、御主人の闘病をずっと見てきて、その姿を見て来たからこう言ってあげられるんだろうな、 きっと、看病も十分にしてあげたんだろうな、 出来る限りのことをして、見送ってあげたんだろうな・・・と思いました。
一生懸命生きたから。 やってあげられることを十分にしてあげられたから。
悲しい物語を読むのは苦手です。 でも、ルポルタージュやドキュメンタリーは頑張って読みます。 きちんと読まなくちゃと、いつも思うのです。
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最終更新日
2008.09.20 23:52:11
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