ちっちゃなお部屋

今日は、秋が近付くと避けては通れないことに「してある」恒例の婦人科検診に行って来ました。

平成10年2月に、わたくし、左の卵巣の卵巣のう腫の摘出手術をしております。

卵巣のう腫に気がついたのは、その前年平成9年11月でした。

今から、ちょうど11年前になります。

下の子を妊娠した？か？と妊娠の検査に行った際に、発見されました。

翌年の2月に安定期に入り次第の手術となりました。

腫瘍は、左の卵巣にお団子のように外側に直径4.5センチのものが出来ていました。

妊娠中だったので、部分麻酔で手術受けたんですけど、

「ししぃーさん、健康な部分の卵巣はとっておくので全摘じゃないからね～。

また、出来たら切りましょうー。」

と、執刀医にいわれたんですけど、

こっちとしては、またできたら、また切るんかいな！？

どーでもいいから、いっそ左側は全摘して～～！！！

と、心の中では叫びました。

のう腫の核だった、くっついたお団子を切除して、

その後は、定期的に1年に1度検査をしています。

今年で、術後11年目になりました。

7年くらい前から、卵巣の検査のついでに、子宮がんの検査もしてもらう事にしました。

（まとめてする方が、お金もかからないし、精神的負担も1回で済むから。）

しかし、この一年に一回の年中行事、嫌です。

婦人科って、妊娠中は平気なのに、何で妊娠していないと気が重いのー！？

あと、再発も嫌で（１０％の確率で再発すると言われています。中身があった腫瘍です。）

子宮がんの検査の方よりも、卵巣の検査の時が緊張する。

どうか、エコーに何も写りませんように！！！

どうか、出来ていませんように！

こんなこと考えながら11年やっている。

そして、「異常なし」と言われて、「はー。生き延びた、セーフ。」と、2ストライク3ボールで、ストライクバッターアウトで、打者を抑えた高校球児の気分です。

エコーをしてもらっている時は、心の中でドラが鳴る。

だだだだだだだだだだだだだ

さあいかに？

さあいかに？

さあいかにー！？

これ、本当にもの凄いストレスです。

別に良性腫瘍だったので、再発したらどうのじゃないけど、やっぱり手術をするっていうことは、嫌なもんですから、免れたい一心です。

これ（定期検査）いつまで続けたらいいのかな？

10年目手前ぐらいで、もう大丈夫ですよ、と医師に言われた。

じゃあ、もう止めようかな～？

でも、子宮がん検診もあること思えば、ついでにやっぱり検査し続けるか・・と考える。

でも、

もう止めようかな～っと思ったら、

今年は違う腫瘍で手術した。

やっぱり、とりあえず、検査続けるか～と、思った。

今月末は、軟部腫瘍の術後3か月、という事で、がんセンターでＭＲＩを撮る。

もしかしたら、卵巣の検査よりも、こっちの方がドキドキします。

9回裏2アウト満塁、2ストライク3ボールって感じ？

（思い出すのは、なぜにか、小学生の頃に見た夏の高校野球のＰＬ学園×高知商業の試合です。詳しいスコアとか知らないけど、こんな感じ？？？）

子宮がん検査の結果は後日、となりました。（細胞検査に出すので、すぐは分かりません）

とりあえず、凄くしたくない年間行事の一つを終了しました。

これを超えると、ほっとします。

いずれにしても、術後の検査って言うのは、いや～な緊張します。

この気持ち、何とかなりませんか？（切実）